一色の森キャンプ場は、旧一色国際スキー場ゲレンデの横に位置するキャンプ場で、標高が約1,000メートルと高く、小川がキャンプ場内を流れたりと自然が豊かで静かなキャンプ場になります。
今回はそんな自然があふれる美しいキャンプ場に、雪を求めて冬キャンプを満喫しに訪れました。寒さの厳しい冬でも快適に過ごせた初めてのバンガロー泊をレビューします。
目次
一色の森キャンプ場の基本情報
住所 | 〒501-5415 岐阜県高山市荘川町一色カラ谷928 |
---|---|
電話番号 | 05769-2-2823 |
営業期間 | 通年営業 |
チェックイン | 13:00 |
チェックアウト | 10:00 (オートテントサイト12:00) |
料金 | [コテージ] (1~3名)15,000円 (4~6名)18,000円~ [バンガロー](定員8名)8,000円~ [オートサイト] 3,000円~ |
ペット同伴 | 可 |
アクセス | 東海北陸自動車道「荘川インター」から約5km |
一色の森キャンプ場の特徴
お洒落でプライベート感のある一色の森キャンプ場は、通年営業で四季を楽しめるキャンプ場になっています。管理人さんの趣味が詰まった素敵な空間のセンターハウスや、キャンプ場内でアクティブに遊べるゲレンデ跡地や綺麗な川などが特徴的です。また利用料金も比較的安くリピートしたくなるキャンプ場でした。
お洒落なセンターハウス
宿泊やレンタルの受付を行うセンターハウスには、トイレやお風呂も併設されていました。炭や薪、カセットガスや灯油やホワイトガソリンなどの備品の販売もあります。特に薪が良質で1度火が付くとかなり長持ちしました。価格も550円と良心的。
またセンターハウス内は、管理人さんの趣味で作られたと思われるかなりお洒落な空間でした。カウンターにはリキュールのボトルが並んでいたり中央の囲炉裏にはレトロなランタンがディスプレイされていました。
プライベート感満載のテントサイト
オートキャンプサイトやバンガローやコテージは全て自然の地形を活かした林間サイト内にあり、サイト内には綺麗な小川も流れていて自然を満喫出来るようになっています。サイトによって大きさのばらつきや形の違いはありますが、どのサイトもプライベート感があり、全てのサイトで自然を感じられるようになっていました。
アクティビティが充実
山に川などの自然に囲まれたキャンプ場になっているので、年中アクティブが楽しめるキャンプ場になっています。春には天然の山菜を味わえたり、夏にかけて一色の森を拠点に庄川渓流釣りキャンプも楽しめます。また秋にはサイト内で紅葉が広がり、冬は旧一色国際スキ場跡のゲレンデで雪遊びと、どの季節でも遊べるのも特徴です。
雪遊び
キャンプ場のすぐ隣りの旧一色国際スキー場跡のゲレンデで本格的な雪遊びが楽しめます。キャンプをしながらスキーやソリ滑りなどの雪遊びが楽しめるキャンプ場は珍しいのではないでしょうか。
スキー場跡地のゲレンデは緩やかな傾斜で横幅が広いので子供でも安心して遊べます。ソリなどは無料レンタルもありますが、数に限りもあるので雪遊び道具やスキーウェアは必須です。ワンちゃん連れならゲレンデドッグランも楽しめます。
川遊び
一色の森の澄んだ小川が場内中央を流れています。夏でも冷た過ぎるほどです。こちらの川では水遊びや魚つかみなどが楽しめます。またキャンプ場内の小川や一色川、庄川本流では、イワナやヤマメなどの渓流釣りも楽しめます。キャンプ場を拠点に本格的な釣りが1,000円ほどで楽しめるみたいですよ。
真冬に初めてのバンガロー泊
今回のキャンプでは雪遊びが目的だったので、雪で遊べる時間や遊び道具を優先した積載の結果、いつものテント泊ではなくバンガロー泊にしました。初めてのバンガロー泊と言うことで、基本的なことから全てがわからなかったので色んなことを調べてみました。
バンガローとコテージの違い
バンガローとコテージの違いを理解している人は少ないんじゃないでしょうか。分かりやすい違いは2つ。設備と料金です。
バンガローはシンプルで、トイレや水道などの設備はなく建物だけが主になっており、寝袋やキッチン用品は自分で持って行く必要があります。ただ、AC電源は確保されている事がほとんどで、エアコンが付いているところとそうでないところがあります。大きさは約6畳程度が多いです。
一方でコテージには、家電やトイレなどの設備が備わっていることが多いです。コテージは建物全体でいくつか部屋があるため10名程度での利用も可能です。利用料金も設備の違いからコテージの方が高いです。大体、バンガローが8,000円〜15,000円に対してコテージでは15,000円〜30,000円程度になります。
今回利用したバンガローの紹介
一色の森キャンプ場では、バンガローが全部で5棟あります。定員は大人8名程度まで。冬期なら犬用のゲージを持ち込めばペットもオッケーでした。また、冬時のみバンガローの横へ車の乗り入れができます。そして冬期間はストーブを完備しています。このストーブのおかげで暖かく過ごすことが出来ました。
冬のテントサイト紹介
一色の森キャンプ場は見た目以上にサイト数が多いキャンプ場でした。オートテントサイトはなんと全部で50区画もあります。そしてテントサイトまで車の乗り入れが可能な便利なオートキャンプになっていました。
大きいサイトではテント3張ほど張れるサイトもあります。予約時には場所の指定もできるそうです。
水場・トイレ情報
オートテントサイトエリアに共同の炊事棟があります。水のみになりお湯は出ないです。冬場は凍るといけないので水は少し出しっぱなしです。炊事棟にはカマドや石窯があり自由に使えます。
トイレはセントラルロッヂ内と共同外トイレが一か所あります。どちらも清掃が行き届いており非常にきれいでした。外トイレは、洋式水洗トイレの温水洗浄便座になっているので冬でも安心です。
貸切風呂は3~4名入れて家族で利用出来ます。料金は大人が500円で子供が300円でした。シャンプーやコンディショナー、ボディーソープ、ドライヤーまで付いています。
ごみ収集所
ゴミは全てキャンプ場で捨てて帰れます。全て分別は必要ですが、燃えるゴミ以外(ペットポトル、ビン、缶)は直接裸の状態で指定のカゴに捨てます。その際、ペットポトルのキャップは外して決められた袋に入れます。燃えるゴミは各自用意した袋に入れ、袋に入れた状態で指定のカゴに入れます。焚き火や炭火の後の灰も全て捨てて帰れます。
その他施設紹介
その他の施設としてセンターハウス前にキャンプファイヤー場がありました。夏にここで花火も出来るようです。他にも「湯」と書かれたドラム缶がありました。使われているかは定かではありません。またセンターハウス内にはスタンドマイクとスピーカーがありましたが、こちらも使われているかは定かではありません。
一色の森キャンプ場の周辺情報
一色の森キャンプ場では、お馴染みの荘川インターすぐにある「ひだ荘川温泉 桜香の湯」の入浴券が割引きで購入出来ます。こちらの湯がおすすめな理由としては、なんと言ってもタオルの貸出しが無料なところです。また比較的空いていて、露天風呂も気持ちが良いです。こちらの温泉のお食事処もおすすめで、特に良かったメニューが名物の鶏ちゃん定食です。
一色の森キャンプ場はリピートしたくなる魅力が満載
今回は一色の森キャンプ場で雪遊びバンガローキャンプを十分に満喫出来ました。利用されているキャンパーの方々もリピーターの方が多く、まさに自然にハマるキャンプ場やこだわりの強いお洒落な管理人の魅力から来ているのだと感じました。絶対にリピートしたくなるキャンプ場です。また違う季節にも利用してみたいです。
ギア
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