岩本利達
30秒で設営可能なロッジ型テントの革命児「BT01」の先行販売がスタート

30秒で設営可能なロッジ型テントの革命児「BT01」の先行販売がスタート

第二次キャンプブームの中で巻き起こった「レトロブーム」は、昔懐かしい「ロッジ型テント」の復権をもたらした。鉄骨テントともいわれており、フレームを組み立ててからフライシートを被せるのが従来の設営方法だったが、新しい技術や素材のおかげで随分と組み立てやすくなってきた。

そんな中で設営のしやすさで先を行ったのが、合同会社ハッシュタグの発表した「BT01」だ。発表によれば、わずか30秒で設営できるという驚愕のスピードタイム。それでいて快適性も犠牲にしていないというから驚きだ。

一人でも簡単&速攻設営

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不自由を楽しむのがキャンプだ!というスタイルから徐々に多様性が受け入れられ、自由な時間を増やすのが今のキャンプのメインストリーム。一人の時間、家族との時間、友人との時間をなるべく作るべく時短ギアに人気がある。そこにレトロブーム下で人気のロッジテントを組み合わせたのが、今回紹介する「BT01」という訳だ。

BT01の基本構造はいわゆるワンタッチテントで、テントと幕、グランドシートがセットになっており、パッと広げるだけで大方の設営が終わるので、30秒で設営できるというのも納得。ワンタッチで広げるだけなので一人でも設営可能。ソロキャンプでも活躍するだろう。

耐久性と撥水性も

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幕に使用されている生地は210デニール(以下、D)のオックスフォード素材で作られている。このデニール値は高ければ高いほど糸の太さが太くなり、キャンプ用のテントでは68Dや75D、150D、210Dが主流となっているようで、このテントで使用されている210Dは太い部類に入る。結果として、高い耐久性と撥水性を持つことになったそうだ。

アウトドアで安心してキャンプをするのであればこの二つは高いに越したことは無く、特にワンタッチテントで通常のテントと比べて摩擦が起こりやすいことを考えると理にかなったスペックと言っていいだろう。

遮光と虫対策もバッチリ

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最近ではお約束となった虫対策のメッシュだが、BT01にももちろん装備。高密度のメッシュを使用しているので、メッシュの隙間から虫が進入しているという事は少なさそうだ。夏場はいかにして虫をテント内に入れずに外気を取り入れるかに尽きるので、これもありがたい仕様。

更にテントの内側には遮光コーティングが施されていて、テント内の温度が上昇するのを防いでくれるし、朝方明るさで目が覚めるという事も軽減してくれるだろう。

『定価41,000円』が先行販売ならお得に購入可能

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クラウドファンディングのプロジェクトページによると、実際に販売した時の定価は41,000円を予定している。ある程度の機能性がありワンタッチで設営できることを考えればこれでも割とお値打ちではあるが、プロジェクトのリターンの中には30%近く割り引かれるものもある

当然数量限定となっており、人気のあるリターンはすでに完売しているものもあるので、気になった方は急いでチェックを。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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