キャンプクエスト編集部
キャンプしながら温泉に入りたいからポータブル電源AC180で露天風呂を自作してみた

キャンプしながら温泉に入りたいからポータブル電源AC180で露天風呂を自作してみた

キャンプには様々な楽しみ方がありますが、みなさんはキャンプ中にやってみたいことや挑戦したいことはありますでしょうか。

海や川が近くにあればカヌーやSUPなどのウォーターアクティビティを体験したり、山の近くなら登山やボルダリングなどのスポーツも人気です。ブッシュクラフトや山菜採り、釣った魚を塩焼きにして食べたりするのもサバイバル感満載で楽しそうですよね。

そんな中、私にはひとつだけ憧れがあります。それが「キャンプ中に露天風呂に入りた~い!」という夢。今日はその夢を叶えるべく、キャンプで露天風呂をDIYしてみました。

※この記事にはポータブル電源「BLUETTI AC180」のプロモーションが含まれています。

キャンプしながら露天風呂に入ってみたい

キャンプの露天風呂イメージ
※イメージ画像

キャンプで露天風呂を自作するとなると、まず想像するのが「ドラム缶風呂」「五右衛門風呂」のように釜を置いて薪でお湯を沸かすイメージでしょう。

しかし、それだと道具が大掛かりになってしまい、持ち運ぶのはもちろん組み立てや撤収も困難になります。キャンプで手軽に楽しむのには向いていません。

そこで参考にしたのが、個人的に大ファンでいつも動画を視聴している某YouTuberさん。その方は小型ボートで釣りをしながら離島に渡り、手作りの露天風呂に入ってキャンプを楽しむ動画を定期的に投稿しており、そのスタイルに強い憧れを持っていました。

小型ボートのイメージ
※イメージ画像

詳細は省くとして、ざっくりした露天風呂DIY計画はこうなります。

持ち運びが大変なドラム缶などは使わず、シャベルで穴を掘ったり子供用プールに防水タープを張り、そこにお湯を張れば露天風呂が完成です。問題となってくるのが、どうやってお湯を沸かすのか。動画に倣って焚き火を利用する手段も考えましたが、ポータブル電源と湯沸かし棒を使うことでさらなる簡素化を目指すことにします。

キャンプで露天風呂をDIYするために準備した道具

露天風呂をDIYするために準備した道具

露天風呂を自作するために用意したのがこちらのアイテム。ポータブル電源、湯沸かし棒、バケツでお湯を作り、シャベル又は子供用プールとタープで浴槽を作ります。さらにお湯が冷めてしまわないように、タープと地面の間に銀シートを敷くことで断熱を施します。

これぐらいの道具であれば車に積載するのも簡単ですし、火を使わないので薪などの燃料も必要ありません。湯沸かし棒という少し特殊な道具が必要ですが、こちらは浴槽やバケツに入れて電源を入れると、内部のヒーターが水を加熱してお風呂の追い炊きやお湯を沸かす仕組みとなっています。

露天風呂に必要な湯量はどのくらい?

子供用プールとバケツ

今回はポータブル電源でお湯を沸かすので、大量のお湯を作り出せる訳ではありません。そこで露天風呂として最低限必要な湯量を計算により導き出します。

まず一般的な男性の体表面積は平均で16,900cm2とされており、お風呂に浸かる部分が体表面積の5分の3と仮定、そして体表から約1cm程度までお湯をまとうことが出来れば『お風呂に浸かっている』と言えるのでは無いでしょうか。

となると、お風呂に入るために必要な最小湯量は「16,900cm2×5分の3×1cm=10.14L」となり、最低でも10Lの水を42℃程度まで沸かせれば良い計算となります。こちらは理想値となりますので、データの揺らぎを考慮して20L程度は欲しいところ。

今回用意したバケツの容量は1杯10Lサイズ。このバケツで2杯分(20L)のお湯があれば、理論上はキャンプでも露天風呂を楽しめるはずです。

ポータブル電源でお湯を沸かしてみる

ポータブル電源と湯沸かし棒

露天風呂に必要な湯量が分かったので、早速バケツに水を汲んで湯沸かし棒でお湯を沸かして行きましょう。キャンプ場で10Lもの水を用意するのは大変ですが、幸いすぐ近くに川が流れているので川の水を利用することにします。

川の水をバケツに汲む

無事に汲みたての天然水が用意できたら、湯沸かし棒をバケツに入れ、ポータブル電源AC180に接続して電源ON。そして、AC電源の供給ボタンをポチッと押すと使用電力は「1162W」と表示されました。

ポータブル電源AC180に湯沸かし棒を接続

BLUETTI AC180は常時出力「1800W」まで対応なので、消費電力は余裕でクリア。あとは、「10Lのお湯を沸かすのにどれだけの電力を消費するか」が成功のカギを握ります。これは環境や状況によっても左右されるので、温度計を見ながら結果を待つことにしましょう。

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湯沸かし中に露天風呂用の浴槽を準備する

キャンプで露天風呂用の浴槽を作る

露天風呂用のお湯をポータブル電源で沸かしてる間に、お湯を入れる浴槽を作っていきます。限りあるお湯をなるべく無駄にしたくないので、浴槽サイズは自分の身体にジャストフィットするのが理想です。

ここで想定したパターンは2つ。シャベルで地面に自分サイズの穴を掘り、そこに防水タープを張ってお湯を入れる「浴槽DIYタイプ」。それが無理な環境なら子供用ビニールプールにお湯を入れる「お手軽ワンステップタイプ」。

今回は地面が砂利ということもあり、さらにせっかくポータブル電源が有るのですから電動エアーポンプを使ってビニールプールを膨らませ、上からタープを被せて浴槽を自分サイズに調整する「ハイブリット浴槽」を作りたいと思います。

電動空気入れで子供用プールに空気を入れる

子供用プールを膨らませる道具には自転車の空気入れタイプや足ふみ式のポンプなどありますが、そのどちらも重労働ですよね。それが、ポータブル電源と電動エアーポンプがあればアウトドアでも超簡単にビニールプールを膨らませられます。これがちょ~便利!

膨らませた子供用プール

本当に一瞬でパンパンまで膨らみました。最後に、断熱用の銀シートとタープを被せ、自分の身体を押し込むと、私のサイズにジャストフィットした浴槽が完成です。

子供用プールにタープを被せて露天風呂の完成

これでパーフェクトな露天風呂用浴槽が出来上がりました。後はお湯が湧くのを待つばかり。キャンプをしながら露天風呂に入れるなんて最高の体験に胸が高鳴ります。

10Lのお湯が沸いたのでDIY露天風呂に入ってみる

47℃に沸いたお湯

自分専用の浴槽を製作し終わったので、バケツのお湯が沸いたか確認してみると既に47℃まで温まっていました。お風呂としては熱すぎる温度ですが、浴槽で冷めてしまうことを考慮するとこれぐらいが丁度良いかも知れません。手作り浴槽にお湯を張ってみましょう。

ちなみに、お湯を沸かした後のポータブル電源の残容量は44%となっていました。BLUETTI AC180の容量は1152Whですので、約600Wh程度で10Lのお湯を沸かせる計算となります。これは季節や環境によっても左右されるので参考程度にしておいてください。

10Lの露天風呂

こちらが湯量10Lの露天風呂。さすがにこれをお風呂と言うには浅すぎるような気もしますが、計算上はこの湯量でもお風呂に浸かることは可能なはず。一度実際に入ってみることにしましょう。

水着に着替えた男
水着に着替えて…

47℃の露天風呂に入る水着姿の男
あっっつううううーー!!あちっあちっ!

10Lの露天風呂に浸かる水着姿の男
背中があったかーい!!!

さすがに47℃は熱すぎて火傷するかと思ったので、少しだけ水を足して適温にしてから入りました。実際に入っている身としては、背中から脇腹あたりが温かいお湯に包まれて「お風呂に入ってる感」みたいなのは感じられるのですが、身体の前面はまったくお湯に浸かれていません。

湯量10Lの露天風呂
湯量はこのぐらい

うーん…理論上はこれでも十分な湯量だったはずですが、これを露天風呂とするには無理があるような気がしますね。ポータブル電源のバッテリー容量にはまだ余裕があるので、さらにお湯10Lを沸かして追加してみましょう。

さらに10Lのお湯を追加

自作露天風呂にお湯を追加

追加のお湯10Lが43℃まで沸いたところでバッテリー容量が0%になったため、このお湯が最後の希望です。20Lのお湯があればお風呂として成立してくれるはず。

湯量20Lの自作露天風呂
お…これは…イケそうでは…?

20Lの自作露天風呂に入る水着姿の男
あっちっ!あっつつつつー!あ、あったけーーーーーー!

お湯が湧くまで水着のまま待たされたので、少し熱めのお湯がめちゃくちゃ気持ち良い!湯量が増えた分だけお湯に浸かっている面積が増えて、銭湯によくある「寝転び湯」のようなイメージに近づきました。

20Lの湯量の自作露天風呂

こちらが合計20Lの湯量の露天風呂となります。計算上ではもっと幅広い面積がお湯に浸かる予定だったのですが、お湯を追加する毎にお湯の自重でターブが広がってしまったのが想定外でした。

しかし、いわゆる半身浴に近い感覚で、背中からポカポカと温まって気持ちよくお風呂に入れているので結果オーライです。

キャンプしながら露天風呂に入る夢が叶いました

キャンプしながら自作露天風呂に入る夢

これからキャンプに挑戦してみようと考えている方の中には「キャンプ中はお風呂ってどうしてるの?」という疑問を持っている方もいるでしょう。『一泊程度なら我慢する』とか『キャンプ場のシャワー施設や近隣の日帰り温泉を利用する』などが多数派だと思いますが、中にはこうして『お風呂を自作する勢』がいることも覚えておいて頂けると幸いです。

ただし、一般的なキャンプ場に露天風呂を作ろうとしたら管理人さんに止められると思いますので、必ずテントサイトにお風呂を作っても良いか確認してから挑戦してみて下さいね

キャンプで自作露天風呂を堪能する男

私は露天風呂があまりにも心地良くて眠くなってきたので、このまま露天風呂に浸かりながら最高のチルキャンプを堪能したいと思います。おやすみなさい。

ポータブル電源AC180があればキャンプで露天風呂も楽しめる

ポータブル電源AC180と自作の露天風呂

今回はポータブル電源AC180のおかげでキャンプをしながら露天風呂に入るという夢を叶えることができました。AC180は世界30ヵ国以上で販売している『BLUETTI』が新たに発売した高出力&大容量ポータブル電源で、屋内・屋外を問わずに使えて、キャンプやアウトドアに最適なスペックを備えています。

特に注目すべきは「1800W」の定格出力。ポータブル電源は持っているけど、出力が足りなくて使いたい電化製品が使えない…なんてお悩みを解決してくれます。キャンプでは電気毛布やファンヒーター、扇風機、ドライヤー、ホットプレート等など、同時に使いたい家電が沢山ありますし、一般家庭での防災対策や高騰する電気代対策としてソーラーパネルと連結した蓄電・節電としても活躍してくれること間違いなしですよ。

「BLUETTI AC180」スペック紹介

BLUETTI AC180正面

BLUETTI AC180は容量1152Wh、定格出力1800W(最大出力2700W)で、電子レンジも使える高出力が特徴のモデル。前面には4つのコンセントの他にも、USB-C×1、USB-A×4、DC×1と多彩なポートで同時充電が可能。安全で長寿命なリン酸鉄リチウムイオン電池を使用しており、充電サイクル数は3,500回以上と長寿命であることも嬉しいポイント。

BLUETTI AC180側面

側面にはコンセントからのAC入力、シガーソケット入力、ソーラーパネル入力の3つが付いていて、家庭用コンセントからは最大1440Wのターボ充電が可能。残量0%から80%までの充電時間はたった45分、充電を忘れていてもすぐに満足できる電力を確保できます。

BLUETTI AC180上部

本体上部は平面で、スマートフォンのワイヤレス充電に対応。持ち手が出っ張っていないので積載しやすく、本体重量17kgと少し重めながら女性でも持ち運びができる重さに収まっています。

BLUETTI AC180を持つ水着姿の男

本体サイズは高さ340mm×幅317mm×奥行247mmとやや大き目ですが、シンプルなデザインでどんなキャンプスタイルにも違和感無く溶け込んでくれます。裸で持ち歩いていてもオシャレなので、どこか近くでサマーフェスでもあるのかな?と思わせてくれるはず。

安定した電力をいつでも持ち運んでいたい、という願いを叶えてくれる「BLUETTI AC180」を手に入れて、快適な夏キャンプを一緒に楽しんでみませんか。

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AC180製品ページ:https://www.bluetti.jp/pages/ac180

BLUETTI公式サイト:https://www.bluetti.jp/
Instagram:bluettijapan
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  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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