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FIELDOORの「トンネルテント480」をレビュー。クローズ、オープン、メッシュでオールシーズン快適

FIELDOORの「トンネルテント480」をレビュー。クローズ、オープン、メッシュでオールシーズン快適

以前からトンネル型のテントが欲しいと思っていたのですが、手ごろな価格でちょうど良い大きさの商品が無くて探していました。そんな時に、ある方のYouTubeで紹介されていた「FIELDOOR トンネルテント480」を見て一目ぼれ。

今使っているテントもまだまだ使えるし、購入するか迷いましたが、せっかくのキャンプを快適に過ごしたいと思い切って購入しました。今回、初めて使ってみましたので個人的な感想も含めて特徴を紹介します。

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新サイズのトンネルテント

FIELDOORの「トンネルテント480」は、先に発売されていた「トンネルテント620」の長さを短くした新サイズのトンネルテントです。

「トンネルテント620」はファミリーキャンプやグループキャンプにおすすめの大型トンネルテントですが、「トンネル480」はデュオキャンプや、夫婦と小さな子供1~2人など小人数のキャンプにピッタリのサイズ感です。

トンネルテント480(TUNNEL TENT 480)のスペック

FIELDOOR トンネルテント480

出典:FIELDOOR
カラー ライトベージュ/ダークブラウン/カーキ
サイズ 本体サイズ : (約)260cm×480cm×195cm
インナーサイズ : (約)240cm×230cm×180cm
収納時 : (約)68cm×26cm×26cm
重量 (約)9kg
材質 フライシート : ポリエステル
インナーテント: ポリエステル
グラウンド : ポリエステル
ポール :グラスファイバー
ペグ : 超々ジュラルミン (A7075系)
耐水圧 1,500mm以上
付属品 テント本体×1
インナーテント×1
ポール×3
ペグ×22
ロープ×12
専用収納バッグ×1
取扱説明書(日本語)

トンネルテント480を設営してみました

今回、購入したトンネルテント480を実際に設営してみました。なお、付属の取扱説明書は読まずに設営しましたが、事前に設営の流れを予習しておくとスムーズに完成すると思います。

トンネルテント480の付属品内容

FIELDOOR公式サイトの商品ページでスペックが紹介されている通り、「トンネルテント480」の収納時サイズは、幅が約68cm、奥行きと高さが約26cm、重さは約9kgです。

収納バッグは、ダブルジップファスナーで左右に広く開閉できます。また、大きさに余裕があるので上手く畳むことができす、収納バッグに入らないという失敗は少なそうです。

収納バッグの中には、フライシート、インナーテント、ポール、ペグ、ガイロープ(12本)が入っていて、バックル付きのコンプレッションベルト2本でまとめられています。

軽量のジュラルミン製のY字ペグは22本、グラスファイバー製のポールは3本付属しています。

トンネルテント480の設営方法

付属品には、イラスト付きの日本語の取扱説明書もついているので、初めての設営でも安心です。

また、FIELDOOR公式サイトでは、設営方法が動画で紹介されているので、キャンプ場に行く前に見ておくのがおすすめです。

設営は、まず最初にフライシートを広げます。次に3本のポールを連結させて、3か所のスリーブそれぞれに通していきます。

ポールをスリーブに通したらリングピンをポールの先端に挿し込み、反対側のリングピンも同様に挿し込みます。

3本のポールすべてにリングピンを挿し込んだら、フライシートの前側2か所にあるゴムバンドをペグダウン(仮止め)します。

ポールの両端を持ち上げて伸ばしたら、フライシートの反対側にあるゴムバンドもペグダウンします。

この後、FIELDOOR公式サイトの設営方法動画では、ポールの下6か所もペグダウンしていますが、今回は省略しました。

ガイロープを付けてペグダウンして、張を調整したらフライシートの設営は完了。設営時のサイズは、幅260cm×奥行480cm×高さ195cmです。

設営は1人でも可能ですが、2人のほうがスムーズに短時間で設営できます。

インナーテントの取付方法

入り口を手前にインナーテントを広げたら、フライシートの中に入れ奥の2か所をバックルで留めます。

そして4か所のリングにフックをかけて、インナーテントの下の部分6か所を固定します。

フライシートのリングにトルグを留めて、インナーテントを吊り下げます。トルグは奥側が11か所、中央部分が3か所、手前側が11か所の合計25か所です。

FIELDOOR トンネルテント480 インナーテント内寸

出典:FIELDOOR

FIELDOOR公式サイトでは、インナーテントで大人4人が寝れるサイズと書かれていますが、デュオキャンプまたは夫婦と子供1~2人名までがゆったりと使用できる感じではないでしょうか。

FIELDOORの枕付き車中泊マットSサイズ(60cm×190cm)を置くと、上の写真の感じの広さです。

なお、インナーテントは前後どちら側にも取り付けできます。

トンネルテント480の特徴

FIELDOORの「トンネルテント480」は、インナーテントを取り付けしなければ広いシェルターとして使用できます

6面の各入り口は、フルクローズ、フルオープン、メッシュになるので、季節によってさまざまな使い方ができます。

フライシートの下部分には、風の侵入を防ぐスカートが付いているので、寒い時期も快適

また、メッシュにもスカートがあるので、夏は下からの虫の侵入を防いでくれます

インナーテントを設置しても、前室部分はテーブルとイス4脚が置けるほど十分な広さがあり、デュオキャンプなら大き目のテーブルやイスでもゆったりと過ごせます。

インナーテントの入り口の両脇には、4か所の収納ポケットがあり、車のカギや小物を収納することで紛失を防止できます。またインナーテントの室内にも小物収納ポケットが1か所あります。

インナーテントには、コンセント用のファスナーが付いているので、電源付きサイトを利用した際には、電源をインナーテントの中に引き込んで家電製品を使用できます。

フライシートの耐水圧は1,500㎜。生地の裏側には遮熱効果があるシルバーコーティングが施されているので、夏の日差しの下でも快適に過ごすことができます。

また、6面の各入り口の下にはハトメが付いているので、別売りのポールを使えばキャノピーを広げることもできます。

トンネルテント480の特徴まとめ

トンネルテント480は、多彩な機能を持っていますが、その中でも筆者が特に気に入った点をまとめてみました。価格は約2万円と、このサイズの2ルームテントやトンネルテントの中では、かなりリーズナブルな価格設定です。

・前室が広い2ルーム
・インナーテントを使わずにシェルターとしても利用可能
・各入り口はフルオープン、フルクローズ、メッシュになりオールシーズン快適
・各入り口は跳ね上げてキャノピーとして使用可能

・フライシートはスカート付きで、風や虫の侵入を防いでくれる。
・インナーテントにはコンセントファスナー付き

紹介
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  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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