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【tab.缶ストーブ】冬キャンで注目!調理・暖房・焚き火と1台3役で見た目もおしゃれ!

【tab.缶ストーブ】冬キャンで注目!調理・暖房・焚き火と1台3役で見た目もおしゃれ!

気温が下がる秋冬のキャンプでは焚き火で暖をとっても体の前は暖かいけど背中が寒いですよね。そんなことで手ごろな値段で買える暖房をネット通販で探していました。そこで見つけたのが「tab.缶ストーブ」です。実際に数回使用してみたのでレビューします。

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tab.缶ストーブとは

tab.缶ストーブ参考:田中文金属株式会社

tab.缶ストーブは、田中文金属株式会社という大阪に本社を置く、金属製や樹脂製の作業用品、アウトドアギア・防災用品の企画、製造、販売をしている会社の製品です。

tab.缶ストーブの他にも、缶スモーカー、アルミクッカー、ワイドグリルなどのアウトドア用品も、ラインナップされています。

公式サイト:田中文金属株式会社

「tab.」とは田中文(tanakabun)のアルファベットから取ったブランド名ですが、tab.はつまみやでっぱりの意味で、他のモノに埋もれないちょっとでっぱったモノという、田中文金属株式会社の道具に対するコンセプトが表されています。

tab.缶ストーブの特徴

tab.缶ストーブの特徴は、調理・暖房・焚き火とこれ1台で3役をこなせること!また、薪、木炭、練炭、枯れ枝などいろいろな燃料を燃やせることです。

煙突での排気ができないので屋内やテントの中では使えませんが、キャンプや屋外でのイベント、災害時などに活躍しそうです。

tab.缶ストーブの仕様

これが「tab.缶ストーブ」です。飾り気のない武骨なデザインですが、それがおしゃれですよね。アウトドアシーンによくマッチします。

なお、製品の仕様は下記の通りです。

サイズ 直径196mm、高さ276mm
重量 1.1Kg
材質 アルミメッキ鋼板、網スチール(クロームメッキ)

スライド式の吸気/着火口

本体の下部にはスライド式で開閉できる「吸気/着火口」があります。ここから空気が入り、温められた空気による上昇気流が発生してよく燃える構造になっているようです。

開閉口を実際にスライドさせてみましたが、さすがMade In Japan!動きはかなりスムーズです。

開閉式の薪投入口

吸気/着火口の上にあるのが開閉式の「薪投入口」です。開口部のサイズは約8cm×5cmと大きな薪は入りませんが、細く切った薪や木の枝、小さめの木炭などは、上の蓋を開けることなくここから投入できます。

五徳の役目も果たす蓋

製品の最上部のフタを取ると、薪投入口からは入らない大きさの木炭や練炭、大きめの薪を投入できます。

そしてこの蓋ですが、穴が開いていて火力が上に伝わりやすくなっているだけでなく、3か所の凸部分があって五徳の役目にもなっています。ダッチオーブンなど重さのある鍋も安定して置けるので調理の際にも安心ですね。

二重構造の燃焼室

tab.缶ストーブ内部の燃焼室は二層構造になっています。これにより着火しやすく燃焼効率が良くなっています。投入した燃料がしっかり燃えきることで細かく小さな灰になるため、灰をかきだすための道具なども特に用意する必要はありません。

燃焼室の直径は約15㎝で、練炭も投入できる大きさになっています。暖房として長時間使用したい時には練炭や豆炭を使うといいですね。

tab.缶ストーブを実際に使用した感想

さて、tab.缶ストーブを実際にデイキャンプで2回使用してみた感想です。

手元を暖めるサブの暖房としておすすめ

比較的コンパクトなサイズのため、焚き火台や薪ストーブのように薪をガンガン燃やすという使い方はできませんが、手元を暖めるサブのストーブとしてはかなり使えそうです。冬のワカサギ釣りなどでは練炭を燃料として長時間使えるのがいいですね。

安定感抜群で大きな鍋でも調理できる

本体は1.1kgと軽量なのにしっかりとした構造になっているので、上に鍋をのせても安定感があります。20年以上も使っているキャプテンスタッグの直径20㎝あるアルミクッカーに水を上まで入れて沸かしましたが、全く問題ありません。

秋冬のキャンプでは、tab.缶ストーブを使って煮込み料理など良さそうです。

現在は新製品「缶ストーブSE」が発売されています

tab. 缶ストーブSE出展:田中文金属株式会社

ご紹介した「tab.缶ストーブ」ですが、実は今年9月18日に新製品の「tab.缶ストーブSE」が登場しています。なんと、これを知らずに発売の1週間ほど前に、amazonで旧製品を購入したのでした。

tab.缶ストーブSEは、今回レビューしたものから以下の5つの点が進化しています。

チェック

  1. 独自新機構のストリームベースで燃焼効率がさらに進化
  2. 薪投入口がステンレスになり耐久性が向上
  3. 薪投入口にロックボタンがついて開閉がよりスムーズに
  4. パーツが分解でき、消耗品の交換やメンテナンスが簡単に
  5. ハンドルがコンパクトになって持ちやすく収納しやすい

新製品「tab.缶ストーブSE」になったことで上記のような改良が加えられ、価格も1,000円UPしています。

自分としては価格が安かったので購入したので、旧製品「tab.缶ストーブ」でも良かったかなと。しかし機会があれば比較してみたいですね。

関連商品も充実

出展:田中文金属株式会社

田中文金属株式会社のホームページを見ると「tab.缶ストーブ」などがすっぽり収納できるキャリーバッグ「スレンダーバッグ」も販売されています。

丈夫なデニム生地で作られていて、tab.缶ストーブを取り出した後には、燃料にする薪や木の枝など集めるギャザリングバッグとしても使えるとのこと。

現在、使用後は購入時に入っていた箱に収納していますが、この「スレンダーバック」は見た目もおしゃれだし持ち運びもラクそう!これは絶対にtab.缶ストーブと合わせて使いたいアイテムですね。

また、他にもtab.缶ストーブにセットして焼くスペースを広げられる「ワイドグリル」などの製品もあります。

tab.缶ストーブを使う時に一緒に用意したほうが良いもの

薪投入口から薪を入れようと思うと、太さのある薪や長さのある薪が入りません。薪を燃料にする際には、適当な大きさにするために、斧やナイフ、ノコギリなどの道具を用意したほうが良さそうです。

また、日ごろ焚き火やバーベキューを楽しむ人は常備していると思いますが、上の蓋を開けたり薪や木炭を投入する際には火ばさみが必要になりますので用意しましょう!

なお田中文金属株式会社からは、そんなノコギリや火ばさみの他、アルミクッカー、防湿パック済マッチ、軍手がセットになった「缶ストーブ・プラス」も販売されていています。また、折り込みノコギリや火ばさみ、防湿パック済マッチは単品でも購入できます。

tab.缶ストーブまとめ

今回は、田中文金属株式会社のアウトドアブランド「tab.」から発売されている缶ストーブを紹介しました。現在は9月に新発売となった「tab.缶ストーブse」になっていますが、ホームページを見るとかなり注文が殺到、しかも予定数に達し次第終了とのことです。

これからの冬キャンプにはおすすめの製品ですので、気になる方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。自分も、この冬はワカサギ釣りに連れていく予定です。

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  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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