岩本利達
親子でキャンプの勉強はどう?イラストで分かりやすい『キャンプのずかん』が学研から登場

親子でキャンプの勉強はどう?イラストで分かりやすい『キャンプのずかん』が学研から登場

レジャーと自然教育を兼ね備えたキャンプこそ、子どもの学びの場として是非とも活用していきたい。特に都心部の子どもにとっては正に非日常体験が出来るということもあり、キャンプインストラクターとして活動する筆者としても積極的に野外活動を行って欲しい所だ。

一方で、具体的にどんなことをすれば良いのか、どんな遊びがあるのか、どんなリスクがあるのかなど、大人でも意外と知らない事が多い。そんな時は学研が発売する「キャンプずかん」を親子で読んでみてはいかがだろうか。

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キャンプで何をすればいいのかが分かる

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子どもと一緒にキャンプをしたい!と思っても、じゃあ何に気を付ければいいか、どんなことをやれば良いのかは意外と分からない。ネットで調べればある程度のことはインプットできるが、子どもと一緒に学ぼうと思ったら「学研のえほんずかん」シリーズが最適。

新たに発売された「キャンプのずかん」では、キャンプについて必要な知識をイラスト付きで分かりやすく紹介しており、基本的にはひらがなとカタカナ表記。だいたい年長さんくらいからは読める様になるので、キャンプに興味を持たせるためにも買い与えるという事も出来る。

「何をしてはいけないのか」もチェック

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野外活動であるキャンプには少なからず危険が伴う。さらに予測不可能な子どもとキャンプをするとなると、大人が想定していない危険に遭遇することもある。そんなリスクを減らすためには、親も子どもも、何をしてはいけないのかを理解しておく必要がある。

それを簡単に集約しているのが「キャンプの約束」という項目。「みんなといっしょにすごす」、「キャンプではおこらない」、「しらないばしょにいかない」の3つを覚えておけば安心してキャンプが出来るという事で、大人も身につまされる内容となっている。

防災知識についても収録

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キャンプ道具は災害時にも活躍するが、どんな道具がどんなシチュエーションで活躍するか、いざという時にならないと中々思いつかないもの。ずかんを通して子どもよりも大人の方が勉強になりそうなコーナーだ。

地震はもちろん、大雨や大雪などの災害リスクが高い日本。備えあれば憂いなしというが、それは知識についても同様なことが言えるだろう。

安心安全で楽しいキャンプの為に

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キャンプを楽しむには安心安全であることが第一であるものの、知識ばかりを入れすぎて頭でっかちになってしまってもよろしくない。図鑑のサイズは207mm×217mmとなっており、そこまで大きくないのでキャンプに持っていくというのも全然アリ。親子で一通り目を通し、最低限の約束事だけ決めたらガンガンキャンプに行って学んでみて欲しい。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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