都良(TORA)
サロベツ原野の「兜沼公園キャンプ場」兜沼と森林に囲まれた自然豊かなキャンプ場

サロベツ原野の「兜沼公園キャンプ場」兜沼と森林に囲まれた自然豊かなキャンプ場

北海道のほぼ北の端に位置する「兜沼」は、水鳥の飛来地として知られる自然豊かな沼です。その兜沼と森林に囲まれた兜沼公園には、「兜沼公園キャンプ場」と「兜沼公園オートキャンプ場」の2つのキャンプ場が隣接してあります。

今回は、5月24日~25日の1泊で「兜沼公園キャンプ場」のバンガローを利用したので紹介します。

兜沼公園キャンプ場の基本情報

施設名 兜沼公園キャンプ場
所在地 天塩郡豊富町字兜沼
利用期間 5月1日 ~ 9月30日
予約 バンガローとやすらぎの家は予約制です。
・予約受付開始 4月1日~
チェックイン/チェックアウト チェックイン13:00~/チェックアウト~10:00

キャンプ場へのアクセス

・旭川市からは、国道40号線経由して車で約3時間30分
・札幌市からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道と国道232号を経由して車で約4時間30分
・北見市からは、国道238号を経由して車で約5時間20分
・稚内市からは、国道232号と国道40号を経由して車で約35分

予約方法

バンガローとやすらぎの家は予約制です。予約はインターネットの予約フォームまたは電話で行います。

・電話:0162-84-2600(9:00~18:00)
・予約フォーム:https://kabutonuma-camp.com/reserve.html

利用料金

持参テント 大(3名以上) 1,040 円 / 張
持参テント 小(2名以上) 830 円 / 張
持参テント ライダー 520 円 / 張
バンガロー(予約制) 3人用 5棟 1,570 円 / 棟
やすらぎの家(予約制) 2人用 1棟 1,570 円 / 棟
やすらぎの家(予約制) 4人用 5棟 3,140 円 / 棟
やすらぎの家(予約制) 10人用 2棟 5,230 円 / 棟

兜沼公園キャンプ場の施設紹介

受付

カーナビゲーションの指示に従って、兜沼公園キャンプ場に到着すると、入口の右手に夜警室の建物がありますが、受付はさらに50メートル進んだ奥です。

今回利用した「兜沼公園キャンプ場」と隣接して「兜沼公園オートキャンプ場」があって、それぞれ受付の場所が異なるので注意が必要です。

夜警室から少し進むと分岐があり右に行くと「兜沼公園オートキャンプ場」で直進すると「兜沼公園キャンプ場」です。

「兜沼公園キャンプ場」を利用する場合には、この写真の建物が受付です。受付の建物には、売店、トイレ、休憩所があります。

売店には、カップ麵やお菓子、飲み物の他、薪や木炭、ジンギスカン、生ビールも販売していました。また、キャンプ用品のレンタルもあります。

【貸出の料金(1泊)】
焼肉用網 310円、焼肉用鉄板 310円、毛布 410円、ハロゲンヒーター 520円、キャンプセット1式 3,140円、寝袋 520円、テント 1,570円、テントマット 520円、ターフ 520円、ランタン 410円、イス 200円、テーブル 310円、グリル 520円

バンガロー

今回利用したのは3人用のバンガローです。予約制で料金は1棟1泊1,570円。

全部で5棟ありますが、それぞれ外観が異なります。

新しくはありませんが、照明、コンセント、冷蔵庫が付いていました。

この日は最低気温が一桁と寒かったので、ハロゲンヒーター(1泊 520 円)を借りたのですが、使用できるほどコンセントの容量には余裕があります。

バンガローは兜沼の畔に近く、建物から兜沼の景色が見渡せます。

やすらぎの家

やすらぎの家は、兜沼の畔沿いの通路を進んだ森の中にあります。

2人用の小が1棟、4人用の中が5棟、10人用の大が2棟あります。いずれも予約制で、利用料金は2人用(小)が1泊1,570円、4人用(中)が1泊3,140円 、10人用(大)が1泊5,230円です。

テントサイト

テントサイトはほぼ林間です。利用料金はテント大(3名以上)が1張り1,040円、テント小(2名以上) が1張830円、ライダーの方はテント1張り520円です。

炊事棟

炊事棟はやすらぎの家の近く、バーベキュー炉の近く、そして案内図には記載されていませんが、受付の前にも1か所あります。写真は受付前の炊事棟です。

バーベキュー炉の近くの炊事棟は新しくてかなりの広さがあります。

受付前の炊事棟の横には炭捨て場もありました。

トイレ

トイレはやすらぎの家の近くの炊事棟に横に1か所ですが、受付の建物にあるトイレも使用できます。

係りの方が清掃を行っていて、気持ちよく利用することができます。

ゴミ捨て場

場内にはゴミ捨て場があり、指定のゴミ袋を購入すると捨てることができます。分別は生ゴミ(黄色の袋)と一般ゴミ(青い袋)で1枚150円です。

他に場内には、バーベキュー炉やシャワー室、洗濯室も用意されています。

兜沼公園キャンプ場を利用する際の注意事項

・直火は禁止です
・花火、カラオケ、発電機などの使用は禁止です。ラジオなど音の出るものは他の人の迷惑にならないようにしましょう。
・ペット同伴の方は、兜沼公園オートキャンプ場のペット専用サイトを使用してください。
・施設内は全面禁煙です。

近くの日帰り温泉

兜沼公園キャンプ場がある豊富町には、日本最北の温泉郷と呼ばれる「豊富温泉」があります。

豊富温泉は、世界的にも珍しい石油を含んだ温泉で、アトピーや乾癬といった皮膚病に効果があると言われており、湯治で訪れる人もたくさんいます。10数軒のホテルや宿など立ち並んでいて、「豊富町ふれあいセンター」や「ニュー温泉閣ホテル」など日帰り入浴ができる施設もあります。

「兜沼公園キャンプ場」から豊富温泉までは約25km、車で約25分です。

格安で利用できるバンガローがおすすめ

「兜沼公園キャンプ場」のバンガローは、1泊1,570円と超格安の設定です。他に入場料なども不要です。今回利用したのは5月24日~25日ですが、最低気温が一桁と冷え込んだので、ハロゲンヒーターを借りて暖かく過ごすことができました。寒い日や雨の日には、バンガローでのキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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