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北海道で冬キャンプできるスノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドのリアルな感想

北海道で冬キャンプできるスノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドのリアルな感想

寒さ厳しい北海道の冬。マイナス気温と積雪のため、道内ほとんどのキャンプ場は冬季閉鎖となり、4月下旬~5月のオープンを待つのが一般的です。

しかし、そんな北海道にも貴重な「通年営業のキャンプ場」が存在します。その数はごくわずかで、数箇所しかありません。

今回はその中でも、スノーピークが運営していることで知られている「スノーピーク十勝ポロシリキャンプ場」へ行ってきました。施設の概要や雰囲気など、気になっている方はぜひチェックしてみて下さいね。

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドでいざキャンプ!

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールにはどんなサイトがあり、どのように利用するのか、具体的にご紹介していきます。

サイトを決める

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スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドには、主に4つのサイトがあります。

Aサイト 電源なし区画オートサイト
車横付けOK・車1台・6名前後・テント1張り・タープ1張り
Bサイト 電源付き区画オートサイト
車横付けOK・車1台・6名前後・テント1張り・タープ1張り
フリーサイト 指定駐車場あり・車1台・6名前後・テント1張り・タープ1張り
トレーラーサイト 車横付けOK・車1台・トレーラー1台・6名前後・テント1張り・タープ1張り

Aサイト(電源無し・区画オートサイト)

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フリーサイト(車乗り入れ不可・駐車場あり)

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冬季はAサイト・Bサイトともに縮小、あるいは積雪量が多い場合はフリーサイトのみの運営となるようです。明らかに雪が積もっている場合は、直接確認してみることをおすすめします。

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また、キャンプサイトのほかにも「住箱」というコテージタイプの施設もあります。コンパクトな見た目と裏腹に、ベッドやストーブ付きと快適に過ごせそうです。

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ちなみに我が家は、ホットカーペットを2枚使用するため電源付きのBサイトを選びました。電源サイトの容量ですが、スタッフの方に聞くと1000Wくらいかな~とのこと。今回、ホットカーペット1枚あたり500W×2枚が使用できたので、1000Wは確実に大丈夫です。

HPか電話で予約

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドは、予約なしでも利用できます。しかし、当日行ってみたら利用できない!なんて事態を防ぐためにも、事前に予約しておくことをおすすめします。

電話予約も受け付けていますが、予約状況が分かるオンライン予約が便利です。

当日に管理棟で受付

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キャンプ場に到着したら、管理棟で受付を行います。管理棟のカウンターには受付票があり、氏名や住所、そして利用する際の確認事項のチェックと署名を記入。受付票の提出と支払いを終えると、サイト番号が記されている入場証明カードがもらえます。入場証明カードは車のボンネットに置いておきましょう。

ちなみに、利用の支払いは【サイト利用料+ゴミリサイクル料の合計金額】です。我が家の場合は【Bサイト利用料:3,000円+ゴミリサイクル料:400円=3,400円】でした。支払いを終えると、ゴミリサイクル料を支払った分として10リッターの黒いゴミ袋がもらえます。ゴミの処理については、次項で詳しくご紹介します。

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドの設備やサービス

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドの設備やサービスをご紹介します。

管理棟

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受付を行う管理棟には、薪や炭の販売にくわえ、なんとスノーピーク直営店も併設されています。しかも、キャンプ場とは思えない品揃え。見るだけだし~と思いウロウロしていると、テンションが上がってつい欲しくなります。

ただし、食材や酒類の販売は行っていないので要注意です。必要な食材や飲料は、事前に買い出しを済ませておきましょう。

トイレ

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キャンプ場には、全部で2箇所トイレがあります。ですが、11月上旬~冬季の間は凍結防止のため、管理棟のトイレしか利用できません。管理棟のトイレは完全な建物内ということもあり、かなり清潔感がありました。暖房も効いているので、寒い時期の利用も問題ありません。(写真は女子トイレです)

24時間利用できるコインランドリー・シャワー

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管理棟のトイレの前には、シャワー室とコインランドリーも設置されています。嬉しいことに、24時間いつでも利用できて、なななんと無料!!キャンプ場周辺に入浴施設は皆無なので、とくに汗をかく夏場は助かるサービスです。

現在はコロナウイルスの影響でシャワー室の利用ができません。(2020年4月4日時点)

炊事場

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キャンプ場内の炊事場は、全部で3つ。Aサイト・Bサイト・管理棟に各1箇所ずつ設けられています。ただし、炊事場もトイレ同様、冬季は管理棟のみしか利用できません。冬季は1箇所のみと不便に感じるかもしれませんが、こちらの炊事場はなんと温水という神対応!しかも、完全な建物内なので、冷たい風に吹かれる心配もありません。

Aサイトの炊事場

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Bサイトの炊事場

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炭捨て場

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炭捨て場は、全部で3箇所。出入口付近に1つと、Aサイト・Bサイトの各炊事場に設置されています。炭捨て場と大きく書かれているので、雪のなかでも分かりやすいです。

ゴミは有料にて回収

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ゴミは所定の量に限り、有料で回収可能となっています。受付時にもらう10リッターの黒いゴミ袋に入る、缶・ペットボトル・瓶以外のゴミが対象です。缶・ペットボトル・瓶を回収してほしい場合は、別料金でゴミ袋がもらえます。

10リッターのゴミ袋はかなり小さめなので、持ち帰り用のゴミ袋を持参すると安心です。ちなみに我が家の場合、缶・ペットボトル・瓶はそれほど臭いが気にならない&量が少なかったので自宅に持ち帰ってきました。臭いの気になる夏場は、有料でも回収をお願いすると楽かもしれませんね。

スノーピーク用品のレンタル

さすがスノーピークが運営しているキャンプ場。なんとレンタル用品すべて、スノーピークで統一されています。正直、値段は少々張りますが「手ぶらでキャンプを楽しみたい」「スノーピーク用品を試してみたい」という方におすすめです。

雪かき用品の無料貸出

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雪が積もる時期の冬キャンプに嬉しいのが、雪かき用品の無料貸出です。管理棟へ申し出ると、スコップやスノーブラシなどが無料で借りられます。

ペットの同伴が可能

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドは、冬キャンプだけではなくペットの同伴も可能なキャンプ場です。

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドのリアルな感想

実際にキャンプして感じた、私のリアルな感想をお伝えします。

めちゃくちゃ静か

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周辺に建物がないせいか、夜はかなり静かです。キャンプ場前の道路はほとんど車が走らず、キャンプ場内の音しか聞こえません。白樺に囲まれながら静かな夜を過ごしたい方に打ってつけのキャンプ場です。

とにかくキレイ

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行ってみて驚いたのが、清潔感!管理棟・炊事場、そして最も重要なトイレ、どこをとってもキレイです。衛生面を気にしがちな子連れキャンプも、スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドなら気にせず楽しめます。

防寒具は厳重に

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我が家が訪れたのは4月上旬。写真のように雪が溶け出し、地面が見えている状態でした。天気予報では、最高気温12度・最低気温3度ほど。防寒には防寒をと、ホットカーペット2枚にストーブ、防寒着を持参したにも関わらずやはり寒い。とくに夜中から早朝にかけては、寝袋から出ている顔がキンキンに冷えました。多少暖かく感じてもやはり北海道。少なくとも5月下旬あたりまでは、厳重な防寒が必須です。

雨天時は足元に注意

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実は今回のキャンプ、昼間は小雨、夜間は雷雨と散々な天気でした。雨量はそこまで多くないものの、キャンプ場内はぬかるみ歩きにくい箇所が多数見受けられました。キャンプ場内は赤土っぽく、水捌けがあまりよくない印象です。雨天の際は、できるだけレインブーツなど汚れてもよい装備が必要でしょう。

ゴミの管理に要注意

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドは、山の麓に立地しています。そのため、ゴミをそのまま放置していると、野生動物が臭いを嗅ぎつける可能性も。とくに就寝前は、臭いが漏れでないように密閉するなど、ゴミの管理には細心の注意を払って下さい。

事前の買い物が必須

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キャンプ場周辺には、とにかく何もありません。自然を満喫するには申し分ないほど、商店などが皆無です。しかも、スーパーなど買い出しができる店は20~30分車を走らせなければなりません。必要な食材や飲料は、到着する前に買い出し必須です。

北海道で貴重な通年営業のキャンプ場!

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行ってみた総評としては、また行きたいキャンプ場です。子連れでも安心な清潔感、自然を満喫できる環境、広すぎず狭すぎないフィールド。季節問わず即行けるスノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドは、北海道では貴重なキャンプ場の1つです。気になる方は、本記事を参考にぜひ訪れてみて下さいね。

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  • 父ちゃん、小坊主2人、私の4人家族。ファミリーキャンプビギナーとして、さまざまな地へ車を走らせています。

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