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ダッチオーブンの使い方と簡単レシピ【ローストチキン・パエリア・焼きリンゴ】

ダッチオーブンの使い方と簡単レシピ【ローストチキン・パエリア・焼きリンゴ】
ダッチオーブンと聞くと、キャンプ上級者、こだわりのレシピ、手入れが大変、などなどキャンパー入門者にはとても難しいって思われてしまいます。

でも、ダッチオーブンはとても簡単なんです。これからの寒くなる秋に、焚き火台にダッチオーブンをかけて出来上がりをゆっくりと待つ、なんてキャンプの最高の思い出になるはずです。

菅原ジムニー

農家。キャンプ、シクロクロス、トレイルランニング、トライアスロンしています。英語勉強中。

    ダッチオーブンとは

    /金網の上に置かれたダッチオーブン

    ダッチオーブン(英語:Dutchoven)は、分厚い金属製の蓋つき鍋のうち、蓋に炭火を載せられるようにしたものの名称である。アメリカ合衆国の西部開拓時代などで使用されていたものが有名であるが、近年ではキャンプなどレジャーでの用途に使われることが多い。
    引用:ウィキペディア

    西部開拓時代などで使用されていた、ってのが良いですね。ダッチオーブンは、焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる・燻すが、全て可能な、キャンプにおいては万能なキッチンツールです。

    /ダッチオーブンでピザを作る

    鍋として、普通に使用することはもちろん、蓋に墨を載せられるので、オーブンとして使えるのが特徴です。全体から熱を与えられるので、ピザやパンだって焼けてしまうのです。

    とても魅力的なダッチオーブンですが、取り扱いには注意が必要です。分厚い金属製なので、何しろ重いです。そして、一度温めると冷めにくいですので、うっかり触ったりしないように気をつけましょう。専用のグローブや、蓋を取るための道具(リフター)が必要になります。

    /ダッチオーブンのセッティング

    それから、初めての方には面倒だと感じてしまうのがシーズニングです。

    ダッチオーブンのシーズニング方法

    /ダッチオーブンをシーズニング

    ダッチオーブンを調べるとシーズニングという言葉をよく目にします。シーズニングとは、ダッチオーブンの慣らしのことです。最初にやっておく必要がありますが、実はやってみたらそれほど面倒ではないんですよ。

    1.よく洗う
    買ったばかりダッチオーブンは保護用のワックスが塗られていますので、よく洗剤で洗い、ワックスを落とします。蓋もよく洗います。
    2.油を塗ってよく焼く
    水気をよく拭き取ったら、植物性油を全体に塗ります。ダッチオーブンを火にかけて、煙が出るまでよく焼きます。煙が出て十分に熱せられたら、火を止め、ダッチオーブンが冷めたら、また植物性油を全体に塗ります。

    これで終了です。簡単ですよね。

    ただし、新しいダッチオーブンは食材に匂いがつくことがあります。何度か使えば落ちますが、気になるようなら野菜のクズなどをダッチオーブンで炒めて匂いを減らしておくという方法もあります。

    ダッチオーブンの簡単レシピを紹介

    ダッチオーブンのレシピはキャンプ上級者向けなイメージがありますが、実はとても手抜きレシピなのです。分厚い金属製なので少しぐらい火加減を間違えてもゆっくりじっくりと調理されるので失敗が少ないです。

    鍋に入れてしまえば、時間はかかりますが、あとは待つだけです。ゆっくりダッチオーブンを眺め、ビールを飲んでいてもいいし、他の調理をすることもできます。

    ダッチオーブンで作るローストチキン

    /ローストチキン

    【材料】

    • 鶏肉ダッチオーブンに合わせて
    • ローズマリー適量
    • 適量
    • コショウ適量
    • ニンニク1、2つ
    • 根野菜ジャガイモ、ニンジンなど
    • オリーブオイル適量

    鶏肉はできれば丸鳥のほうが気分も上がりますが、ダッチオーブンの大きさにもよりますので骨つきのもも肉でも大丈夫です。丸鳥は体毛が付いている場合もありますので、よく洗ってください。中もよく洗います。水気をよく拭き取って、ローズマリー、塩、コショウを全体にまぶし、一晩おきます。

    根野菜は乱切りします。皮は好みで、剥いても剥かなくても大丈夫です。ニンニクは皮を剥いて切らずに使います。ダッチオーブンにオリーブオイルをしき、根野菜、ニンニクを並べます。ダッチオーブンの底が隠れるくらい並べたら、鶏肉を入れます。鶏肉に再びオリーブオイルを塗って、最後に塩、コショウ、ローズマリーを全体にふりかけます。

    /ローストチキンの下準備

    蓋をして火にかけます。蓋の上にも炭を置いてください。最初の10分くらいは、火は強めで、その後、弱火にします。1時間ほどで焼き上がります。竹串を鶏肉にさして、透明な汁が出るようなら完成です。中を確認するときは注意してください。

    初めて作るときは、ちょいちょい中を確認してしまいますが、慣れてくれば大体のコツがつかめてくると思います。ゆっくり火を通すので、火が通ってないことはあまりないですし、ダッチオーブンだと火が通り過ぎてパサつくということもありません。ダッチオーブンの底に触れていた野菜は焦げていると思いますが、こげの部分を切り取って付け合せにできます。バルサミコ酢があれば、よりおいしくなります。

    大人数キャンプにダッチオーブンで簡単パエリア

    /ダッチオーブンのパエリア

    【材料】10インチ:4人前

    • 有頭エビ8尾
    • アサリ1パック(砂抜きしておく)
    • イカ1杯
    • 玉ねぎ1/2個
    • ピーマン1個
    • パプリカ1個
    • トマト1個
    • サフランひとつまみ
    • 手羽元4本
    • コメ2合
    • コンソメ1個
    • 適量
    • コショウ適量
    • バジル適量
    • ニンニク1個
    • オリーブオイル適量
    • パセリ適量

    具材が多くて簡単には見えないかも知れませんが、ダッチオーブンで作るパエリアは失敗が少ないです。

    エビは殻をつけたまま背わたを取り、イカは胴は輪切り、足は食べやすい大きさに切ります。エビ、イカ、手羽元は塩、コショウしておきます。サフランは水に浸けて色を出しておきます。ニンニク、玉ねぎはみじん切りしにして、オリーブオイルで炒めます。香りが移ったら、エビ、ピーマン、パプリカ、手羽元も入れて、炒めます。

    火が通ったらエビ、ピーマン、パプリカをいったん取り出し、コメと刻んだトマトを入れて、コンソメ、バジル、色出ししたサフランを一緒に入れます。コメが浸かるくらい水を入れて、沸騰したら味見をしながら塩コショウで味を整え、アサリを入れて再び蓋をします。15分くらいしたら、取り出したエビ、ピーマン、パプリカを入れて蓋をして、コメが柔らかくなったら出来上がりです。パセリをかけて完成です。

    ダッチオーブンでじっくり火を通すので、コメもふっくらと炊けます。

    デザートにぴったり!ダッチオーブン焼きリンゴ

    /ダッチオーブンで焼きリンゴ

    【材料】

    • リンゴ3、4つ
    • シナモン適量
    • 砂糖適量

    リンゴはよく洗って、芯を抜きます。専用ツールもありますが、細めのナイフでくり抜くこともできます。リンゴをアルミホイルで包みますが、一つずつでもいいですし、まとめて包んでも構いません。包む前に、砂糖と、シナモンを振りかけます。好みでバターを加えてもいいですし、砂糖の代わりにハチミツを使ってもおいしいです。

    ダッチオーブンに網があれば、網を敷きます。なければ、直接鍋の底にアルミホイルに包んだリンゴが触れないように、アルミホイルを加工して、敷いてください。蓋をして、火にかけます。蓋にも炭を置きます。30分くらいで、食べれるようになりますが、長く火にかけておくと、リンゴがより柔らかくなります。好みの柔らかさになったら、完成です。

    /焼きリンゴ完成

    私は、お父さん達はビール飲んでワイワイやってますが、お母さん達や子供達にもデザートがあると楽しめると思い、ダッチオーブンを出すときは焼き林檎をほぼ毎回作ってます。

    ダッチオーブンの片付け方

    /ダッチオーブンの手入れ

    ダッチオーブンの扱い方で、片付け方は大事です。ダッチオーブンが冷めたら中を綺麗に洗います。このとき洗剤は使わないでください。焦げやこびり付きがひどい場合は、水を入れて火にかけ沸騰させることで焦げが落ちやすくなります。

    水気をよく拭き取り、植物性油を塗ります。ムラがあるようなら拭き取ってください。保管するときは新聞紙を丸めて中に入れ、周りも新聞紙で包みます。もしも、錆が出てしまっても大丈夫です。ステンレスたわしを使って錆を落とし、シーズニングの要領で焼きを入れて、植物性油を塗ります。

    意外と簡単なダッチオーブンを使ってみよう

    面倒なようで、意外と簡単なダッチオーブンです。レシピもまだまだありますので、ぜひトライしてみてください。

    菅原ジムニー

    農家。キャンプ、シクロクロス、トレイルランニング、トライアスロンしています。英語勉強中。

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