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スウェーデントーチで焚火が楽チンになる!?初心者が実際に挑戦してみた

「スウェーデントーチ」を御存知でしょうか。私はキャンプを始めるまでまったく聞いたことのないワードでした。しかし、スウェーデンと聞くだけでなぜかオシャレな気分になり、いつかは試してみたいな~と考えていたのです。

そして念願叶い、友人からスウェーデントーチを貰い受け実際に挑戦してみることに。スウェーデントーチはもちろんのこと、焚火に関しても初心者レベルの我が家は成功できたのか!?今回はスウェーデントーチに挑戦した一部始終をご紹介します。

zucco

父ちゃん、小坊主2人、私の4人家族。ファミリーキャンプビギナーとして、さまざまな地へ車を走らせています。

そもそもスウェーデントーチとは

スウェーデントーチとは簡単にいうと焚火用の丸太です。その名のとおり、スウェーデンでかがり火として使用されていたのが起源とされています。

スウェーデントーチがなぜ焚火に適しているかというと、チェーンソーなどで丸太に切り込みを入れることで燃えやすく、薪のように何度も足す必要がないのに燃焼時間が長いという特徴があるからです。

自分で丸太を購入し切り込みを入れて作るのもありですが、チェーンソーを個人で所有している方はかなり少ないと思います。チェーンソーを持っていないという方は手軽に購入できるネットや通販などがおすすめです。

実際にスウェーデントーチで焚火をしてみた

スウェーデントーチの着火方法など、実際に挑戦した全容をお伝えします。

用意するもの

スウェーデントーチ

まずはスウェーデントーチ本体がなければ始まりません。今回、我が家はすでに切り込みが入ったものを使用しました。

焚火台&焚火シート

スウェーデントーチを置く焚火台は必須アイテムです。また、火の粉で草を焦がさないよう焚火シートも用意しました。

ナイフ&火吹き棒

必須というわけではありませんが、切り込みに入れる材料を作るためのナイフと火が弱まったときに空気を送れる火吹き棒は持参したほうが安心です。

小枝や着火剤など燃えやすいもの

スウェーデントーチに火をつけるには、切り込みに小枝や着火剤を入れる必要があります。今回使用したのはキャンプ場で拾った小枝と着火剤1本です。

着火する手順

スウェーデントーチに着火する手順をご紹介します。

スウェーデントーチの切れ目に小枝や着火剤を入れる

スウェーデントーチの切れ目に小枝や着火剤を入れていきます。あまり詰めすぎないよう気を付けながらサイドから小枝をねじこみ、最後に中心の切れ目に着火剤をセットしました。小枝を入れる作業は子供たちにお任せです。

火をつける

中心にセットした着火剤に火をつけます。この火が小枝やスウェーデントーチに移り焚火へと変化していきます。

火が弱ければ火吹き棒などで空気を送る

火をつけたのに火力が弱いと感じたら火吹き棒などで内側に空気を送りましょう。我が家はなんせスウェーデントーチ初心者なので、とにかく火が消えてはならんと必死に空気を送り込みました。

スウェーデントーチの経過

スウェーデントーチの着火直後から消火までの経過をご紹介します。

着火直後

こちらが着火剤に火を点けた直後の写真です。切れ込みの中心部分から炎が上がっています。この時点ではまだまだ表面しか燃えていない印象です。

10分後

着火からおよそ10分。すでに内部まで赤々と火が入っているのが分かります。たった10分でここまで火力が強くなるとは驚きです。

20分後に調理に挑戦

スウェーデントーチに挑戦するうえで私が気になっていたのが、調理は出来るのかということ。時間が経過すればするほど形が崩れるというのは承知の上なので、着火からおよそ20分後のまだ形状を維持している時点で調理に挑戦してみました。

調理するのはスキレットにオリーブオイル・枝豆・醤油を入れただけの焼き枝豆。いざスウェーデントーチの上に置いてみると、これぞまさに炎の料理人というくらい火力が強い!炎に包まれたスキレット…これはかなり調理時間が短く済みそうです。

完成した焼き枝豆はアツアツのホカホカで非常に美味しくいただけました。ただし、スウェーデントーチは火力の調整が難しいので炊飯などには不向きかなと思います。

1時間後

燃えつづけること1時間。スウェーデントーチに異変が起きました。ゴトッという音ともに丸太の一部が焚火台の外に燃え落ちたのです。ということで、ここで焚火シートが大活躍です。万が一のことを考え焚火シートは用意しておいた方が得策ですね。

一部崩れたものの火力はまだまだ現役です。内側から元気な炎が上がっていました。

1時間30分後

着火からおよそ1時間30分が経過しました。炎は鎮まっていますが内側にしっかりと熱がこもっています。よくよく眺めていると、丸太の年輪なのでしょうか、赤くなった表面にいくつもの線が浮き上がりなんともアートな感じに…。ここまでくるとあともう少しで終わるのかな~というのが感じられます。

2時間後、遂に燃え尽きる…

およそ2時間が経過したスウェーデントーチです。一部赤く熱が残っていますが、ほぼ燃え尽きたといってよいでしょう。

スウェーデントーチが燃え尽きるとちょっと寂しい気持ちに…。ほぼ火が消えたのを確認したら、このまま朝まで外に放置し完全に火を消します。

処理のしかた

完全に燃え尽きたスウェーデントーチがこちら。ここから処理しやすいように細かく分断していきます。

丸太の根本部分がかなり細くなっていたので、手で簡単に折ることができました。

こちらが分断後のスウェーデントーチ。処理のしかたはキャンプ場によっても異なるので、炭捨て場に廃棄してもよいか、または燃えるゴミで処理するのかは事前に確認すると安心です。

実際に挑戦して気付いたこと

私がスウェーデントーチに挑戦して気付いた点をまとめてみました。

暖かい

焚火なので当たり前と思われるかもしれませんが、私は薪の焚火よりも暖かいと感じました。スウェーデントーチの周りにいるだけでかなり暖がとれるので秋や冬キャンプに打ってつけですよ。

楽チン

薪を足さなくても燃え続けてくれるスウェーデントーチはかなり楽チン!しかも、一度着火してしまえば消える心配もないので、焚火初心者の方も簡単に楽しめるおすすめアイテムです。

時間に余裕が必要

今回挑戦してみると思いのほか長時間燃え続けたスウェーデントーチ。その分、余裕のある時間が必要だと思います。消火するまでにおよそ2時間を要するので、逆算して着火時間を考えなければなりません。とくに消灯時間が決められているキャンプ場は要注意です。

調理には不向き

火力は申し分ないスウェーデントーチですが、正直調理には不向きかなと思います。フライパンで軽く食材に火を通したり湯を沸かすなどは十分可能ですが、火力の調節が必要な炊飯や、中まで火を通さなければならない肉料理には向きません。

また形状が崩れ始めると調理器具をのせるのも難しくなるので、調理する場合は着火から間もない時間がおすすめです。

スウェーデントーチは初心者にこそおすすめ

焚火初心者にスウェーデントーチは早いかしら?と心配していた私ですが、挑戦してみて気付いたのは「初心者だからこそスウェーデントーチがおすすめ」ということ。手間もかからず難しい作業も必要ないスウェーデントーチは、初心者でも簡単に火を起こせるアイテムです。

「スウェーデントーチは気になっていたけど難しそう…」と迷っている方は、本記事を参考にぜひバーニングしてみてくださいね。

zucco

父ちゃん、小坊主2人、私の4人家族。ファミリーキャンプビギナーとして、さまざまな地へ車を走らせています。

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