ヨシダケン
アウトサイドベースの広大な林間フリーサイトはまさに隠れ家のようなキャンプ場でした

アウトサイドベースの広大な林間フリーサイトはまさに隠れ家のようなキャンプ場でした

BS日テレで放送中の「極上!三ツ星キャンプ」をご存じですか?アウトドアの達人でもある快適生活研究家の「田中ケン」さんがキャンプ(アウトドア)の魅力や様々なスタイルを発信している番組で、毎週欠かさず観ているお気に入り番組です。

そして田中ケンさんは自らがプロデュースしたアウトドア施設「outside Base(アウトサイド・ベース)」のオーナーでもあります。

テレビでもお馴染みあのキャンプ場。いつかは行ってみたいキャンプ場の1つだったのですが、予約が取れたので行ってきました。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

アウトサイドベースの魅力

「outside Base」の魅力

アウトサイドベースは上信越自動車道碓氷軽井沢インターから車で約50分。浅間山を望む群馬県北軽井沢にある標高1100mの立地にあります。

カラマツの木々に囲まれた自然の地形をそのまま生かした広大なフィールドは、東京ドーム約3個分の敷地面積を誇る、とても静かで開放的なロケーションです。アウトサイドベースの魅力を纏めてみました。

自然との共存がコンセプトの隠れ家のようなキャンプ場

自然との共存がコンセプトの隠れ家のようなキャンプ場

アウトサイドベースは自然との共存がコンセプトとしたキャンプ場です。キャンプの醍醐味でもある不便さを楽しんで欲しいという思いから電源サイトがありませんが、手付かずのカラマツの林をそのままキャンプサイトにしているので、ありのままの自然を感じることが出来ます。

キャンプ場の周りには何もなく、夜になると半径数キロ範囲は真っ暗です。正に隠れ家のようなキャンプ場ですよ。

車の乗り入れ可能なフリーサイト

車の乗り入れ可能なフリーサイト

アウトサイドベースは全サイト車の乗り入れが可能なフリーサイトです。しかもフリーサイトでは珍しい林間サイト。

思っていたほど木々は密集していないので、日当たりも良く開放感があります。自然の地形を生かしたフィールドなので車道は未舗装ですが、比較的整備されているので車の乗り入れで苦労することは無いでしょう。

色々なイベントがある

色々なイベントがある

アウトサイドベースでは様々なアクティビティを楽しむことができるイベントが用意されています。どんなイベントがあるかは当日にならないと判らないようで、しかも不定期開催のようです。

今回は何も開催されていませんでした。コロナ中なのでイベントは当面取りやめているのかもしれませんね。開催される場合はセンターハウスの掲示板に書き出されるそうです。

レンタル品が充実している

レンタル品が充実している

アウトサイドベースは各種レンタルが大変充実しています。

キャンプで必要な道具はほぼレンタル可能で、ブランドは全てColeman(コールマン)です。もちろん、手ぶらでキャンプが出来る「手ぶらセット」サービスもあります。キャンプ未経験者でもキャンプができますよ。

他にも酒飲みには嬉しい「生ビールサーバーレンタル」や、地元「浅間山麓の小さなハム工場」の手作りソーセージをはじめとした拘りの食材と、コールマン製のグリルがセットになった「BBQセット・ソーセージセット」、冬季限定サービス「ダッチオーブン鍋セット」など、バラエティーに富んでいます。

詳細はキャンプ場のページをご参照ください。

チェックアウト時間が遅い

チェックアウト時間が遅い

通常、キャンプ場のチェックアウト時間は11時が一般的です。しかしながら、アウトサイドベースのチェックアウト時間は13時と遅めです。撤収でバタバタすることなく、朝ゆっくりできるところが嬉しいですよね。

冬季も営業中

冬季も営業中

北軽井沢は冬は雪景色ですが、キャンプ場は営業しています。冬季は休業しているキャンプ場が多いので嬉しいですね。しっかりとした装備と車の環境が整っていれば雪中キャンプもできますよ。

軽井沢が近い

軽井沢が近い

誰もが知っている避暑地といえば軽井沢です。アウトサイドベースから車で30分程度で軽井沢に行けます。キャンプ帰りに軽井沢観光などいかがでしょうか。キャンプだけではなく観光まで楽しめる好立地ですよ。

ちなみに北軽井沢は長野県ではなくて群馬県というところが面白いですよね。

アウトサイドベースの施設案内

「outside Base」の施設案内

ここからはアウトサイドベースの施設を写真付きでご紹介いたします。

センターハウス

センターハウス

キャンプ場入口にあるオシャレな建物です。レンガ造りの煙突が渋いですね。受付と売店、不定期営業のBARがあります。

今回、BARは営業していませんでしたが、営業してる場合、運がよかったら田中ケンさんがカウンターに立っていることもあるそうですよ。

売店

売店には薪や炭をはじめ、調味料、菓子、ジュースや酒類、洗剤などの日用品、CB缶やホワイトガソリン、マントル等、一通りのものは取り扱っています。

オリジナルグッズ

アウトサイドベースのオリジナルグッズも沢山販売していました。流石は有名キャンプ場です。ファンも多いと思うので人気だと思います。

レンタル品

レンタル品の受付もあります。手ぶらでキャンプができる「手ぶらセット」をはじめとしたセットレンタルも豊富です。レンタル品一覧はこちらでご確認頂けます。

トイレ

トイレ

センターハウスと北側にある炊事場棟の2か所にあります。

便器

全体的に綺麗でしっかりと掃除されていました。洋式トイレですが、ウォシュレットや温水便座はありません。

炊事棟

炊事棟

全部で2か所あります。どちらも屋根付きですが、管理棟近くの炊事場は扉が無く、お湯も出ません。

キャンプ場奥にある炊事棟

キャンプ場奥にある炊事棟は屋内型なので扉付きです。虫が入ってこないので好印象ですね。こちらはお湯が出ます。

お風呂

お風呂

アウトサイドベースでは宿泊者のみが利用可能な無料のお風呂がセンターハウスの隣にあります。男女別の内湯・露天風呂があります。利用時間は16:00~22:00となっています。石鹸やシャンプー等は置いていないので自前で用意をするか売店で購入が必要です。

今回はお風呂は利用していないので詳細は分かりませんが、シャワーの水圧が弱いことで有名みたいです。シャワーは4つあるのですが、同時に使うと水圧が物凄く弱くなるという書き込みを沢山みかけました。お風呂は空いた時間を狙って入ると幸せになれそうです。

キャンプ場から一番近い温泉は、車で約10分程のところにある「バラギ温泉 鬼押乃湯」です。

バラギ温泉 鬼押乃湯

出典:北軽井沢・高原リゾート 軽井沢ホテル

ドッグラン

ドッグラン

キャンプ場から少し離れた森の中にドッグランがあります。かなり広大で、子供たちが遊んでました。

アウトサイドベースはペット可のキャンプ場ですが、別途入場料が発生しますのでご注意ください。1頭につき550円(1日)です。

遊具

遊具

遊具は管理棟正面にあります。木のブランコやスラックライン、アスレチックといった手作りの遊具があります。

木のブランコはお子様に人気

特に木のブランコはお子様に人気なんだそうで、絶えず子供たちが順番待ちして利用していました。

ピザ窯

ピザ窯

お湯が出ないほうの炊事場の近くに2基ありました。使われている様子が感じられなかったのですが、実際に使えるのかどうかは不明です。

コテージ

コテージ

コテージエリアには、様々なタイプのコテージが14棟があります。テラス付きなので、雨の日でもバーベキューを楽しむことできますよ。コテージによってはロフトやベット付きのデラックスタイプもあります。

部屋によって広さや特徴が異なるので、詳しくは公式ページでご確認ください。

花火スペース

花火スペース

花火はこちらでできます。花火の燃えカスはここには捨てることは出来ないのでご注意ください。

ゴミ捨て場

ゴミ捨て場

キャンプ場入口にあります。分別は可燃ごみ、不燃ごみ(ビン、缶、ペットボトル)と、ざっくりしています。ゴミ捨ては有料で、可燃ごみと不燃ごみでそれぞれごみ袋を50円づつで購入します。

灰捨て場

灰捨て場

お湯が出ないほうの炊事場にあります。炭や薪は完全に鎮火した状態で捨ててくださいね。

アウトサイドベースのサイトレビュー

「outside Base」のサイトレビュー

出典:outside Base

ここからアウトサイドベースのキャンプサイトを写真付きでご紹介いたします。

サイトの地面の特徴

サイトの地面の特徴

サイトの地面は土です。場所によっては草が生えています。砂利のような石を混ぜて水はけを良くしているので快適な土壌でしたよ。土は固くなく、フカフカな印象でした。

傾斜はあるの?

傾斜はあるの?

自然の地形を生かしたサイトなので、全体的に結構な傾斜があります。起伏も激しいので平らな場所を探すのは苦労するかと思います。

全体の傾斜

全体的に炊事場とトイレがある建物側は高くなっていて、そこから下るように傾斜をしています。いかに傾斜が少ない場所を見つけるかがポイントになりますが、比較的傾斜が少ない場所やセンターハウスや炊事場近くはすぐに埋まります。

フリーサイトなので早い者勝ちです。良い場所をおさえたいのであればアーリーチェックインをしたほうが良いでしょう。

水はけのよさは?

水はけのよさは?

この日は初日雨に見舞われましたが、土壌のこともあり水はけは良い印象でした。とはいえ地面の起伏が激しいので、窪んだ場所にテントを設営すると雨水が溜るかもかもしれませんね。

溝

管理棟や炊事場から離れた低い場所だと雨水が流れてくるという書き込みをちらほら見かけました。写真のように雨水が流れる溝もあるので、溝付近の設営は避けたほうが良いです。

ペグの刺さり具合は?

ペグの刺さり具合は?

ペグの刺さり具合は良好です。ペグを打ち込む場所によっては石にぶつかるところもあります。ペグを打ち込む位置をすこしずらしてあげるとスムーズにペグダウンできますよ。

プライベート感

プライベート感

キャンプ場の敷地は東京ドーム約3個分の広さにも関わらず、1日45組までしか予約を受け付けていないためプライべート感満載で、ゆったりと過ごすことができます。

トイレや炊事場が近い場所は人気で、密集する傾向がありますが、木々のお陰でサイト同士の距離はしっかりと保たれています。

管理棟や炊事場から離れた場所

ひっそりとキャンプを楽しみたいのであれば、管理棟や炊事場から離れた場所をお勧めします。トイレや炊事場は遠くなり多少不便ですが、ガラガラなので大自然に囲まれたフィールドを実感できること間違い無しです。

サイトの広さ

サイトの広さ

サイトは広大です。フリーサイトであることと1日45組までの入場制限もあり、ゆとりをもって設営をすることができます。木々があるので場所選びが重要になりますが、ツールームテントの設営は余裕です。テントとタープもレイアウトに困ることなく設営できます。

アウトサイドベースでキャンプする際の注意事項

「outside Base」の注意事項

アウトサイドベースを利用する前に知っておきたい情報をまとめました。

火・水曜日は定休日

アウトサイドベースは火・水曜日が定休日となります。GW・祝日・年末年始は例外ですが、念のため事前に確認したほうが良いでしょう。空室情報から2か月先までの予定を確認することができますよ。

アーリーチェックイン料金が割高

アウトサイドベースは早い者勝ちのフリーサイトなので、早めにチェックインをしたいところです。通常のチェックイン時間は14時ですが、アーリーチェックインをすれば9時からチェックインができます。

但し料金が割高です。9時からチェックインの場合、キャンプ利用料金の50%の割増料金が発生します。11時からだと30%、12時からだと20%、13時からだと10%といった価格設定です。どの時間帯にアーリーチェックインするのが理想なのか頭を悩ませますよね。

虫が多い

林間サイトなので仕方がないのですが、虫は結構います。夏場はアブやブヨが多いので、蚊取り線香だけではなく、ハッカ油や森林香はマストアイテムです。

他にも色々な虫やクモがいます。虫が苦手な方には不向きなキャンプ場かもしれません。いつも以上に虫対策は万全にしたほうが良いでしょう。

予約は電話のみ

アウトサイドベースの予約は電話でのみ受け付けしています。2か月前の同日から予約可能です。但し火・水曜日は定休日です。電話が繋がらないのでご注意ください。

アウトサイドベースはまるで隠れ家のようなキャンプ場でした

隠れ家のようなキャンプ場

いかがでしたか?林間で車乗り入れ可能なフリーサイトは珍しく、1日45組までしか受け付けしていないのでプライベート感が満載で、コンセプト通り隠れ家のようなキャンプ場でした。スタッフさんはどの方も明るく親切で、初心者キャンパーさんでも安心してキャンプを楽しむことが出来ますよ。

随所にこだわりを感じられて、流石は快適生活研究家「田中ケン」さんプロデュースのキャンプ場だと思いました。夏は避暑地として、冬は雪の降る中で、年中キャンプが楽しめる最高のキャンプ場です。

紹介
ギア
X 閉じる
記事についてのご意見やご要望、修正依頼、表示の不具合などございましたらお知らせください。返信が必要な場合はお問い合わせフォームからお願いします。




このライターが書いた他の記事

フォローミー

キャンプクエスト公式SNS
  • 日毎
  • 月間
  • 殿堂