ogawa(小川キャンパル)から発売されているツインピルツフォークT/Cはポリコットン素材で高い保温効果を持ち、薪ストーブを入れれば雪の降る冬キャンプでも活躍するフルシーズン対応のテントです。
そんな高性能テントであれば、小さな1歳児を連れての冬キャンプをすることも出来るのか?我が家の1歳になる次男を連れて、初めて冬キャンプに行った時の体験談と反省点をレポートしたいと思います。
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
目次
ツインピルツフォークT/Cの特徴

ツインピルツフォークT/Cはその名の通りT/C(ポリコットン)素材のため火の粉に強く、断熱性や保温性が高いのが特徴です。スカート付きなので隙間風を防げて、オプションのインナーテントを使用すればシェルターとの間に空気層ができて、より効率の良い保温効果が期待できます。
重量は8.4kgで大人1人でも運搬可能。寸法630×355×210で大きな空間が作れます。ペグ数が15本程度と少なく設営しやすいのもメリット。オプションの二股ポールを使用すると空間をさらに広く使うことも出来ます。
オープン仕様、フルクローズ仕様にしたりとシーンにより使い分けが可能なのも良いですね。
冬キャンプのテントをツインピルツフォークT/Cにした理由

まだ小さな1歳児を連れて冬キャンプをするにあたり、我が家が重視したのは3点。
チェック
- 暖かさ
- 設営のしやすさ
- 広い空間を作れること
言葉も話せず体温調整の機能も未熟な年齢のため、大人がしっかりと寒さ対策をしてあげることが必要です。
1歳と言えば歩き始める子も多い反面、危険なことも分からず目が離せません。子供に手が掛かる分、設営のしやすさは重要ポイントでした。
また、この位の子供は狭い空間でじっとしていることが出来ないため、ある程度広い空間が作れるテント又はシェルターが良いと考えていました。これらの希望を満たせるギアとして、ogawaのツインピルツフォークT/Cはぴったりでした。
一緒に購入した薪ストーブ

一緒に購入した薪ストーブはテンマクデザインのウッドストーブL。丈夫で手入れがしやすいステンレス製かつ、組立が簡単なワンタッチ開閉の脚が特徴です。
我が家には大型のダッチオーブン(直径30㎝)があるため、それを乗せることが出来るサイズ感も重要なポイント。左右にはバタフライ型ステンレス棚付きで、保温や焚き火ツールの吊るし収納に便利な点も購入の決め手となりました。
タープが当たっても安心なプロテクターと、お湯を沸かすことが出来て便利なウォータータンクもオプションで購入しました。
ツインピルツフォークT/Cで薪ストーブin冬キャンプしてみた
まだ小さな1歳児を連れての初冬キャンだったため、何かあった場合に備えて自宅から近いキャンプ場へ。この日は最高気温11°、最低気温は-1°で冬キャンデビューとしてはまずまずの気温と言えそうです。

キャンプ場に到着するとこのように薄ら雪が。夜はどれだけ冷えるのだろうかとやや不安に。
テント設営が簡単なので子供も上機嫌

まずは1ポール目を立てているところです。寒空の中ひたすらウロウロしつつも今のところご機嫌な1歳児。

2ポール目。こちらはオプションの二股ポール。インナーテント側に設置することで、インナーテントを上から吊すことができ、真ん中にポールを立てないで済む構造です。まだ機嫌が良い1歳児。

薪ストーブと煙突も設置して設営完了!初めてでしたが30分程で完了しました。今までは設営1時間超えは当たり前でしたが、1歳の次男も機嫌が良いまま完了となりホッとしました。
薪ストーブで夕食作り

次は夕食作り。メニューはビーフシチューです。自宅で切ってきた材料を入れるのみの簡単仕様。
薪ストーブをつけるとあっと言う間にシェルター内の温度が上がり、ポカポカに。最高で30°近くにまでなり、全く寒くありません。スカート効果もあってか隙間風も気になりませんでした。
換気のために入口の他にもう1箇所、換気口を設けましたが、それでも寒く感じませんでした。

ビーフシチューも出来上がり!キャンプでのご飯はやっぱり最高です。
幕内が広くて快適だけど地面の対策が必要

夕食が終わり、くつろいでいるところ(生活感満載な画像ですみません)。リビングスペースだけでも約6畳の部屋と同じ位の広さが確保できるため、狭い場所でじっとすることが出来ない1歳次男もテントとリビングを行ったり来たりと楽しそうに過ごしてくれました。
ただ、反省点も。リビングスペースの床部分の寒さ対策が必要でした。グランドシートの上から座る場所のみ断熱マットを敷いたのですが、地面から来る冷気が半端なく、リビングスペース用のラグやホットカーペットが必要でした。
1歳次男は何かと地べたに座りたがるので、やむなく私の膝の上に座らせて暖かさをキープしたのですが、その代わり私の足もお尻も冷え冷えになりました。
外は-1℃程の寒さでしたが、この夜景に感動
ツインピルツフォークT/Cで冬キャンプしてみた結果
暖かさに関してはツインピルツフォークT/Cに落ち度はなく、単純に我が家の1歳児向け足元寒さ対策がもう一歩必要だったことと、薪ストーブの管理が大変でしたが、概ね満足のいく結果でした。
また、これは備考としてですが、夜間寝る時用に灯油ストーブも持参したのですが、そちらも子供が不用意に近づいてしまったりすると危ないため、電気式のファンヒーターの方が安心かと思います。
設営のしやすさとテント内の広さに関しては共に大満足で、特に幕内空間は我が家の1歳児も自宅のリビングで過ごしているかのようにのびのび過ごせたと思います。
1歳児を連れての冬キャンプを経験してみて感じたこと
まだまだ言葉でコミュニケーションが取れない1歳児を連れて寒い冬キャンプに行くことに最初は不安がありましたが、子供が暖かく過ごせる準備、設備やギアの準備をしっかりとして行けば、快適に楽しめることが分かりました。
また日頃から子供の体調や様子をよく観察して当日に備え、決して無理をしないことも大切な点だと思いました。
もしこれから子供を連れた冬キャンプをしたいと考えている方がいましたら、我が家の経験をぜひ参考にしてみて下さい。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂

リュックの紐端の悩みを解決!「MIMITAB」がスッキリまとめます!!

憧れの煙突穴付きコットンテント 「スノートレッカーテント」機能的にも優れたこだわりのコットン生地!

ピコグリルを超えるか!?パーゴワークスの「ニンジャファイアースタンドソロ」徹底レビュー

究極のウィルダネスナイフを相棒に…一生使えるコンパクトナイフ「山猫 Jr.」の先行販売がスタート

ゆるキャン△SEASON2聖地巡礼「達磨山」の登山ルートをご紹介

北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生

ツインピルツフォークT/Cで1歳児を連れて初めての冬キャンプin薪ストーブしてみた

ZEROGRAM「LOST CREEK UL 40」これ1つでOKの軽さと機能性を両立したULザック徹底レビュー

武骨さが格好良い!キャンプの相棒になるタークフライパンの使い方とメンテナンス方法

機能性とデザインの両立!コールマン「ルーミーフロント2ルーム(グレージュ)」がキャンプサイトに馴染む

北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生

学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介

ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法

子どもと一緒に楽しく作れる本格派ハンバーガーと便利なバーガー袋の作り方

ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】

茨城「清流公園河川敷」久慈川の河川敷で野営ができる無料キャンプスポットを紹介

角田大橋河川敷キャンプエリア詳細|利用者マナーが良く初心者にもおすすめの野営スポット紹介

鋳物のプロも実践している本当にくっ付かないシーズニング方法を試してみた!

彩湖・道満グリーンパーク バーベキュー広場|焚き火&キャンプも可能な無料エリア紹介
-1.jpg)
柚木の川原(山崎川原)キャンプサイト詳細|無料キャンプができる都内の野営地を紹介

千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選

茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選

神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選

東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選

東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧

キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】

入手困難な人気ストーブ「武井バーナー」購入方法は?オークションで落札するときの注意点

【冬キャンプの防寒対策と寝室の作り方】これで電源サイトを卒業しました







ポイント