岩本利達
冬キャンプが捗る!薪ストーブ屋が作る「薪ストーブのためのテント」が登場

冬キャンプが捗る!薪ストーブ屋が作る「薪ストーブのためのテント」が登場

自然とともに楽しく過ごすアイテムを販売する株式会社 Mt.SUMIは、薪ストーブのためのテント「ストーブテント ノナT/C」の開発プロジェクトをMakuakeで開始した。

Mt.SUMIは元々薪ストーブを製造・販売している会社。その中で薪ストーブ専用テントの少なさを憂い、「無ければ自分で作ってしまおう」という精神でオリジナルで設計したとのこと。薪ストーブユーザーには気になるニュースだ。

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煙突出し口はなんと6か所!

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かくいう筆者も薪ストーブにあこがれて検討したことはあり、ローベンスや北欧メーカーのテントを調べる中で、煙突出し口は大抵1か所しかなく、あってもせいぜい2か所ほど。それがなんとノナの煙突出し口は6か所もある。

薪ストーブメーカーであるにもかかわらず、他の薪ストーブメーカーのものも対応できるように配慮したとのことで、実にあっぱれである。

そんなにいるのか?と思うかもしれないが、薪ストーブにもまっすぐ上に煙突を伸ばすタイプもあれば、一度横に伸ばしてから上に伸ばすタイプもある。テント内のレイアウトを自由に決められると考えれば、6か所というのもある意味妥当といっても良いだろう。

T/C素材で火の粉対策もばっちり

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薪ストーブの熱源はストーブ本体に囲われるとはいえ、どんな状況で火の粉が跳ねるか分からない。ノナはもちろん火の粉対策もばっちりで、テントの生地にはポリエステル65%、コットン35%のテクニカルコットン(T/C)を使用しており、火の粉で穴が空きにくくなっている。

ストーブテント ノナTCの生地

本来であれば100%コットン生地の方が難燃性は高いが、重くて乾きづらく、カビが生えやすいというデメリットがある。適度にポリエステルを合わせたT/C素材であれば、難燃性も程よく残しつつ、軽くて乾きやすくなりデメリットが軽減されて扱いやすくなる。

併せて使いたいMt.SUMIの薪ストーブはこれ!

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他メーカーの薪ストーブに対応しているとはいえ、テントとのメーカーが揃っていた方がかっこいい。本業であるMt.SUMIの薪ストーブも優秀なので、テントと合わせて紹介しておきたい。

「Locomo アウトドア薪ストーブ COMPACT」は、二次燃焼構造を搭載しすることで不完全燃焼を減らし、煙を抑えられるモデルとなっている。

収納時サイズはW36.5×D26×H36.5 cmとコンパクトで、煙突にはダンパー機能もついており、薪を触らなくても出力の調整が可能。天板も丸形と角型に開くので、網焼きやダッチオーブンなど幅広く対応している。

憧れの薪ストーブキャンプを安全に!

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ここで断っておくが、基本的には密閉したテント内で薪ストーブを使うのは一酸化炭素中毒のリスクがあるので多くのメーカーは推奨していない。薪ストーブ専用テントとはいえ、必要以上の喚起を行って使用してほしい。

とはいえ、無理やり薪ストーブをセッティングしたり、火の粉におびえながら過ごすことが無くなるこのテント。冬キャンプで安全に薪ストーブを使ってみたい方はストーブテント ノナT/Cの導入を検討してはいかがだろうか。

商品詳細

商品名 StoveTent Nona T/C (ストーブテント ノナ T/C)
サイズ W510 x D500 x H220 cm
重量 15kg
人数 8人
カラー マウントスミカラー
内容 幕、ポール、ペグ、ガイド、収納バッグ
生地 T/C生地(ポリエステル65%/コットン35%)、ポリエステル生地
ポール アルミニウム
原産国 中国
紹介
ギア
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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