ぬかみそベーコン
岐阜・大津谷公園キャンプ場で「滝行」に挑戦!煩悩を払いながらキャンプを楽しむ

岐阜・大津谷公園キャンプ場で「滝行」に挑戦!煩悩を払いながらキャンプを楽しむ

業の深いキャンプ仲間と岐阜にある大人気の無料キャンプスポット大津谷公園キャンプ場で身を清めに行って参りました。

大津谷公園キャンプ場は川に面したサイトになっており、段々に整備された川では段ごとに2m程の高さから打ち付けており、そこを利用した滝行で身を清め煩悩を払うことができます。業の深い我々は果たして煩悩を捨て去ることはできるのでしょうか…。

大津谷公園キャンプ場は2020年より管理体制が変わって有料となりました。詳細・最新情報はこちらの公式ホームページをご覧ください。

大津谷公園キャンプ場はこんなところ

ロケーション

大津谷公園キャンプ場の段々川段々の川、奥の折り重なる山々が美しく、開放的、風も吹き抜けます。これで無料

大津谷公園キャンプ場は、山と山の間の谷間に杭瀬川を挟んで、両側にサイトと駐車場があり、景観が良く風も川に沿って吹き抜けていくためとても気持ちいいです。川がとても近く、夜も川の音が心地よく聞こえてきました。

大津谷公園キャンプ場の全景芝もしっかり整備された綺麗なキャンプ場。下流側にも砂利のサイトあり。これで無料!

反対側の写真です。左手には水場や、開放的な芝サイトがあり、右手奥には木々に囲まれたサイトがあります。もっと下流側に下ると、広い土サイト、バーベキューガーデン、謎の野外ステージがあります。

全体MAP

大津谷公園キャンプ場内マップ

出典:大津谷公園キャンプ場

こちらが大津谷公園キャンプ場の全体MAP(上が北側、左が上流側)になります。杭瀬川に沿って東西にかなり長いサイトになっています。

キャンプ場の設備

水場×3炊事場×1トイレ×4があります。中央のトイレは新しく綺麗でした。下流側には屋根付きのバーベキューガーデンがあり利用には予約が必要です。イベントもできる野外ステージもありました。

炭捨て場はありますが、ゴミ捨て場はないので持ち帰りになります。

駐車場

駐車場は中央に川を挟んで2か所、下流側(右)の少し離れたところに1か所駐車料金は無料です。あとは下流側のサイトに隣接した道路に横付けしている車が多かったです。おそらく、下流側は駐車場が離れてしまうためだと思います。駐車場はそれなりに広いですが、どの駐車場もサイトから少し離れるので、カートなどを持っていると楽です。

サイトは芝生と砂利の2種類

本日のキャンプ地割と駐車場に近い位置にテントを立てられましたが、疲れ果て焼きそばを食べました

北側(上側)が芝サイト南側(下側)が砂利サイトになります。北側の芝サイト、駐車場寄りの一部は梅園となっており、テントは張れません。今回キャンプした場所は北側の芝サイトです。

芝は綺麗に整備されていました。広さはまあまあといったところで、この広めのエリアの他に上流側の遊歩道に沿って芝サイトが点在していました。下流側の砂利サイトの方が広さはありましたが、ロケーションは上流側の芝サイトの方が良かったと感じました。

土日の混雑状況

無料でロケーションもいいキャンプ場なので、人はかなり多かったです。この時は土曜日の午後に到着したのですが、おおむね主要な場所は埋まっていました。

ただ、サイトがかなり広く、フリーサイトなので、遅い時間でも場所は確保できると思います。景色の良い場所、駐車場の近く、トイレ水場の近くなど、場所をこだわりたい方は午前中の早い時間に場所取りすることをおすすめします。

大津谷公園キャンプ場の楽しみ方

水遊び

大津谷公園キャンプ場で滝に打たれる山々が折り重なって描かれるVの景色が美しいです

川に入って水遊びができます。ロケーションはとてもよく、大変気持ちがいいです。川がかなり浅いので泳ぐことはできませんが、しっかり整備されていて、流される心配もないので安心して遊べます。この時は夏でしたので、子供が水鉄砲で遊んだりしていました。

滝行

大人になると様々な欲望争い事人間関係の悩み世間体など、煩悩が際限なく膨らんでいきます。そうなると、人は色んな方向に意識が引っ張られてしまい、本来進むべき道を外れて外道畜生の道に身を落としてしまいかねません。

そんな煩悩が蔓延する現代社会に滝行は有効です。

滝行を受ける者と応援している者「心頭滅却!煩悩退散!」「いいよいいよ!煩悩抜けてるよ!」

大津谷公園キャンプ場ではこの写真のように約2メートル程度の初級滝行ができます。

川幅から考えると、同時に20人程は可能ではないでしょうか。ただ、長時間の滝行は体に毒です。煩悩が無くならないからといってやり続けることは、それこそが「煩悩を無くしたい」という煩悩そのものですので、体の声を聴いて、寒くなる前に素直に上がりましょう。

因みに友人が滝行を行いましたが、僕の目から見て友人の煩悩は全く消えていない様子でした。僕は濡れるのが嫌いなのでやりませんでした。

ウォーキング、散歩

サイト内上流側の道は遊歩道のように整備されているため、ウォーキングにも良いです。春には桜が川の両側に咲き乱れるようで、それを見ながら歩くのも良いですし、1~3月頃であれば梅園の梅を見ることができます。

大津谷公園キャンプ場を散歩散歩すると「あのギアいいなあ」「あれ旨そうだなあ」という煩悩が湧いてきます

この写真奥には橋が見えると思いますが、この橋の真ん中からみる景色はとても美しいです。下流側は路上駐車が多く、車がひしめいているので、散歩は上流側の方をおすすめします。

BBQ

上流側には据え付け型の木製テーブルがいくつか設置されており、下流側でも屋根付きのバーベキューガーデン(要予約)などがあり、食材や炭の調達も車で5分ほどのところにスーパーとホームセンターが併設されていますので、とてもBBQがしやすい環境が整っています。

明るいうちから焼き肉をビールで流し込んでいる業の深い紳士淑女が多くみられました。因みに我々はワラでカツオを炙ってタタキにするという罪深い行いをしたことをここに懺悔致します。

藁で炙って作るかつおのタタキ罪深き所業 カツオのワラ炙り(タタキ)

食欲を抑えきれずに食べ散らかしたお皿食欲を抑えきれず粗方食ってから思い出したように撮影した図。罪深く、そして汚い

まとめ

結論から言うと、煩悩を捨て去ることはできませんでした。このキャンプを通して、我々がいかに罪深く、煩悩まみれな存在かということを再認識しました。

キャンプをすると計画した時点で既に煩悩に支配され、スーパーで買い出しをしている我々は欲望のままにかごに食材を投げ込み、滝行で清めども清めども煩悩は湧き続け、夜になるともう食欲を抑えきれず全く手に負えない。

しかし、私は、朝目覚めて、ホットサンドをほおばりながら思ったのです。煩悩は消すものではなく、付き合っていくものだということを。なぜなら煩悩とは人間の手に負えるものではないからです。以上。

ただ、唯一の救いは、ちゃんとゴミを残さず持ち帰ったこと。自然になるべく迷惑をかけないことが、自然から生まれた一匹の動物としての礼儀なのです。そして感謝の心を忘れないことです。大津谷公園キャンプ場に感謝!岐阜県池田町役場に感謝!カツオに感謝!地球に感謝!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

大津谷公園キャンプ場の基本情報

料金 1泊3,300円(6名迄)※2021年6月21日から有料化
予約 WEBサイトからのみ予約可能
サイト 全面フリーサイト(芝サイト、砂利サイト)
住所 〒503-2406 岐阜県揖斐郡池田町宮地
駐車場 無料、3か所(南側中央20台、北側中央50台、北側東端115台)
公式サイト 大津谷公園キャンプ場
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  • ぬかみそベーコン
  • 経歴:元サラリーマン(自動車変速機部品設計)
    仕事:'19/11~フリーライターとして活動中、たまに農作業
    住所:岩手県内の信号とコンビニと光回線のない田舎
    趣味:クラシックギター、キャンプ、ASMR

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