キャンプで必要なアイテムと言ったら、テント、タープ、調理器具、食器、テーブル、チェア、ランタン、クーラーボックス、などなど。どれも、キャンプに欠かせないものばかりです。
でも、私が何より紹介したいのは「焚火台」です。
よほど暖をとる必要がなければ焚火台はいらないような感じもします。しかし、キャンプに焚火は欠かせないものです。
日本には昔から囲炉裏が住宅の中心にあって、家族はその周りに集まったものです。囲炉裏を囲み、家族の語らいがあり、家族の営みがありました。欧米では暖炉があって、その周りに家族が集いました。
もちろん、今の住宅に囲炉裏なんてありませんし、暖炉があったとしてもごく一部の限られた住宅だけです。しかし、キャンプに行けば家族で焚火台を囲むことができるのです。
キャンプ歴5年の私が使用したこだわりのキャンプアイテム、焚火台を紹介します。
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私のこだわりの焚火台4選
ユニフレーム ファイアグリル
引用:Amazon
キャンプ歴5年と言いましたが、これは15年ほど前に購入しています。当時はキャンプにまるで興味がなかったのですが、庭で焚火がしたいと思い購入しました。
剪定した庭の木の枝をただ捨てるのがもったいないと思い、その枝で何かできないかと考え焚火をすることを思いつきました。焚火専用でしたが、サツマイモを焼いてみたり、ちょっと火にあたりながらビールを飲んだり、と、ちょっとおまけで美味しく楽しい時間が過ごすことができました。あとで、バーベキューをしようとした時に、この焚き火台に網があったことを思い出してグリルとしても使うようになりました。
値段は当時5,000円しなかったと思います。ですが、丈夫で、最近まで使用してました。薪だけでなく炭も使えます。網を使ってグリルにもなりますし、別売りの専用の網を使えばダッチオーブンを載せることもできます。あまりにも使い勝手がよく2台目を購入する予定です。
ピコグリル398
ライトハイクなどでも焚火がしたいと思い購入しました。携帯性能は抜群で、収納時はA4サイズくらいの大きさになります。
組み立てるとユニフレームのファイアグリルの半分ほどの大きさになりますが、この構造が秀逸で、長方形なので薪が長くてもそのまま使用することができ、風向きに合わせて使うことで火の大きさを変えることができます。網を置くこともできるのでグリルにもなります。なによりも、形が美しいです。
ライトハイクのために購入したのですが、実は、ライトハイクには使ったことはありません。あまりにも気に入りすぎて普段使いにしてしまいました。使いすぎで、さすがに熱で歪みが気になってきましたので、これもまた2代目を検討する必要がありそうです。そうしたら、ライトハイクに必ず使いたいです。
スノーピーク 焚火台
引用:Amazon
キャンパー憧れのブランド、スノーピーク。大本命、焚火台です。おそらく、この焚火台をなくして焚火台を語ることはできません。
大きさはL、M、S から選べます。サイズ、耐久性、燃焼効率、デザイン、どの点においても焚火台のフラッグシップといえます。オプションが豊富でいかようにも展開することができます。唯一の欠点をあげるとすれば、重いことです。しかしその重さも所有欲を満たすうえで大きな意味を持っています。
キャンプでこの焚火台を使うと、それだけでキャンプが引き締まる感じがします。ただ外見でスノーピークの焚火台だからというだけでなく、構造がしっかりしているので焚火をしていてもぐらつきもなく安全安心です。私は焚火専用にしていますが、今後はオプションを追加したいと思っていて、どんな使い方をしようかと考えるだけで楽しくなってきます。
バイオライト キャンプストーブ
引用:Amazon
焚火台というには小さいものですが、これが優れものです。
焚火で生じた熱を電気に変えてファンで送風できるのです。小さいですが、燃焼効率がすごいです。オプションでグリルがありますが、これを使うと普通にグリルとして使えます。
本体に比べると、グリルがアンバランスな大きさで、火加減の心配をしましたが、十分な火力があります。薪がすぐになくなるので、薪のくべ忘れに注意してください。私はサブのグリルとしてキャンプに必ず持っていきます。火を起こすのにも使えます。
おまけに、発電した電気をUSBでスマホに受電したり、付属のライトを点灯できます。
焚火は最高に楽しい!
私はキャンプには全く興味がなかったのですが、こうしてキャンプするようになったのは長男の一言でした。地域の子供会の夏休みの行事で親子でバーベキューをすることになって、練習のためうちの庭でユニフレームのファイヤグリルを使ってバーベキューを試しました。
そこそこおいしくできたので満足して片付けはじめました。最後に残りの薪を焼いてしまおうと、そのままみんなで焚火台を囲んでいました。すると、当時小学1年生だった長男が、私の隣でボソッとこう言いました。
「どうしてうちはバーベキューをやらないんだろう、ってずっと思ってたんだ。」
「え?友達みんなやってるの?」
「そうだよ。『昨日はバーベキューだった』とか、みんな自慢してるもん。」
すまない、息子よ、と私は反省しました。
キャンプに焚火が必要ないと思っているみなさん。キャンプに焚火が必要かどうかではなくて、家族に焚火が必要なのです。語らいに焚火は必要なのです。キャンプ場では直火の焚火が禁止されている場合があります。その場合でも焚火台を使えば焚き火OKなキャンプ場がほとんどです。
ぜひ、参考にしてください。きっと、いい思い出ができます。
ギア
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