自分がよくするキャンプのスタイルはキャンプ仲間とテントは別々、調理は一緒というグループソロの変化系スタイルが多いので、調理はみんなでワイワイ出来るファイアグリルをメインで使っていました。
しかし先日ソロで行ったキャンプ場が駐車場から設営場所まで遠くて、ロストル入りで結構重いファイアグリルを運んでいる時に「今日は1人だしもっと小さいサイズで良いじゃん…」と気づいてしまいました。
そんな体験から「色々持って行きたいけど荷物はやっぱりコンパクトな方が良いなぁ」と探して手に入れたのが、Tokyo Campの焚き火台です!
ここでは価格もお手頃、そして軽量&コンパクトなTokyo Campの焚き火台のメリットを、注意点も含めて紹介していきたいと思います!
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目次
Tokyo Campの焚き火台はどんな商品?
収納するとタブレットPCくらいのサイズ感に驚きました!
箱のデザインがお洒落!これが大都会東京か〜なんて田舎者の感想を持ってしまったのは秘密です(笑)
Tokyo Campの公式スペックは?
特筆すべきは重量が、1kgを切る軽さ!
サイズ | 400 × 220 × 260(h)mm |
---|---|
収納サイズ(約) | 340 × 220 × 260(h)mm |
重さ | 約965g |
耐荷重 | 約10kg |
材質 | ステンレス |
付属品 | 収納袋 |
税込で4,980円という価格もあり、累計50000台以上を売り上げているそうです。
よく比較されるピコグリルの3分の1の価格になっているところが人気を上げている1つの要因にもなっています!
Tokyo Campの焚き火台のセット内容紹介
これだけ?で出来るのかと思うくらいシンプルな内容に驚き!
そうか、これがソロ用の焚き火台。余計なモノを省くとパーツはこんなにもスッキリするんですね!
Tokyo Campの焚き火台を組み立ててみました!
組み立ては説明が不要レベルに簡単でした!
フィルムを剥がす
早速組み立て開始!
ですが焦らず最初は天板のフィルムを剥がす所から。
なんか写真で見るよりマッド質感だなぁ〜と思ったのは気のせいでした(笑)保護シールを剥がすとステンレスの輝きが顔を出します!
骨組みを作る
2種類のパーツを組み立てるとこんな感じで自立します。
穴に差し込むだけなので特に難しいことは何もありません!
天板を組みててて取り付け
天板はそれぞれの真ん中を引っ掛ける用にして組み立てます。
あとは先ほど組み立てた本体へ上から装着!
天板に切り欠きの逃げの部分があるのでそれに合わせて、しっくりくる所まで下へ押すように取り付けます。
スピットを乗せて完成!
あとはスピットを乗せて完成です!
簡単なので説明書を読みながらやっても5分もかかりませんでした。
とにかくめちゃくちゃ簡単です!
Tokyo Campの焚き火台のメリット
いつもはファイアグリルメインですが、ソロの時はソロ用の焚き火台があると良いかなぁ思っちゃうんですよね〜(笑)
Tokyo Campの焚き火台はとにかく軽い!
軽くてコンパクトに惹かれたからなものの、箱から開けた時はやっぱりその小ささと軽さに驚きました。
普段仕事用で使っているiPadのようなサイズ。
収納状態だとかなり薄いので、荷物と荷物の間に無理矢理にでも押し込めそうです(笑)
組み立てが簡単
初めて組み立てた時でも5分もかからない手軽さはメリットですね。
あっという間に設営完了!
慣れると1分でもイケそうなくらい簡単なので、サッと取り出してササッと火を起こしちゃいましょう!
シンプルなデザインがカッコイイ
Tokyo Campの焚き火台が人気の理由はこのデザイン。
よく芸人さんのYouTubeで見かけるようなシンプルな作りがカッコイイ!
これで焚き火台と調理用を兼ねているのは良いですよね〜。
燃焼効率が良く、大きめの薪もそのまま置ける!
風通しが良いので燃焼効率がとても良いです。火をつけたばかりでもきちんと燃えていってくれました!
この直後強風により鎮火せざるを得なくなりました…
全周が開けた構造のおかげで、市販の薪も割らずにそのまま焚べることが可能です!
大きめの薪をそのままワイルドに燃やして焚き火すると雰囲気が出てカッコ良いですよ!
価格が安い!
4980円という手頃な価格というのも大きな強みです。
ピコグリル398という同じ系統の焚き火台とよく比較されていますが、そのピコグリルの価格が若干変動はあるものの14000円辺りなので、ほぼ3分の1の価格に抑えられています。
ピコグリルにとっては半額以上の価格設定をされると痛いのかなぁなんて思っちゃいますね。
実は耐荷重は10kg!ダッチオーブンも置ける!
見た目のシンプルさから勝手に耐荷重なんて全然頭にありませんでしたが、ダッチオーブンも置ける強度があるそうです!
ソロの時はダッチオーブンを使った凝った料理ではなく手軽に済ませてしまうので検証まではしていませんが、公式サイトでしっかりと記載されています。
勝手なイメージから重量のあるものは乗せられないんだろうなぁ〜と思ってましたが、公式で検証済みなら安心して使用出来ますね!
Tokyo Campの焚き火台のデメリット
確かに良い焚き火台ですが、ネットではあまり表に出てきていないような気になる点がいくつかありました。
作りが甘くバリが高い
天板の抜き穴加工のバリが高く、フィルムを剥がしていたら知らぬ間に指を切って流血していました。
抜き穴全てがバリだらけでした…
こういうタイプの焚き火台は初めてだったのですが、抜き穴全てがバリが高くて、指で触ろうもんならスパッと切れちゃいます。
個人的にハッキリ言って、これはかなりの欠点。野外で怪我をするとバイ菌が傷口から入って悪化する恐れもあるし、何より楽しい気持ちがゲンナリします。
「頻繁に触る部分ではない」、「ヤスリがけをしておこう」という擁護&対策をネットで上がっているのを見かけますが、自分はコストダウンを重視してバリ取り工程を飛ばした(手抜き)感じがしてしまいました…。
スピットの安定感が気になる
上に乗せることで鍋や鉄板などを置くことが出来るようになるスピットですが、本体に引っかかる部分が片方にしか無いので安定感に不安がありました。
クッカーを少し揺すったりすることを考えると、両側にキチッとハマる構造の方が良かった感があります。
鍋や鉄板は1度置けばそのままだと思うので大きな欠点ではありませんが、少し傾斜のついた場所だと滑り落ちてしまう危険もあると思います。
調理中の鍋が落ちて料理も台無し、焚き火の火も消える…。心配性の自分としてはかなりガクブルな悪い想像が頭をよぎってしまいました。
風通しの良さが逆にデメリット?風防が必須レベル
風通しが良く燃焼効率が良いのは大きなメリットですが、逆に風通しが良過ぎて風防が必要になることも少なくないと思いました。
たまたまこの日が風が強い日だったということもあってあわや大惨事になりかけました(苦笑)
出典:Tokyo Camp幸いオシャレでカッコイイ風防、その名もウィンドウスクリーンがオプションで販売されているので一緒に準備するのをオススメします!
火が遠く調整に難アリ
これは購入前に他の方のレビューで既に気づいていた点ですが、天板からスピットまでの距離が遠いので、強火で一気に焼くような料理には不向きです。
強火にしようとするとかなりの大きさの炎になりそう
クッカーでお湯を沸かしてみたところちゃんと沸騰しましたが、強火で焼いたりとかはちょっと厳しいだろうなぁという印象でした。(肉を焼くなら熱を逃しにくい鋳造製の鉄板などが必要になってきそうです)
出典:Tokyo Campウィンドウスクリーンに続き、この不満を解消する“火までの距離が近くなる“オプションパーツが売られています。
公式サイトにも“要望にお応えして“と記載されているので、やっぱり火が遠いのは結構沢山の方が不満に思っていたんだなぁ〜と感じました。
購入すると別途費用もかかるし、使い分けをすることもないだろうという方は、本体に付属の方を思い切ってズバッと切断(工具があればですが)して使うのも手です!
Tokyo Campの焚き火台総評
人気も評価も高いTokyo Campの焚き火台を使ってみた感想は、ソロ向けとして人気なのがよく分かる商品でした。
最初はこれまで使ってきたファイアグリルやグルグルファイヤーのようなガッシリとした焚き火台と比較して貧弱そうな感覚があったのですが、重量と設営の両方の軽さ(手軽さ)から今では考えを改めました(笑)
ただ、Tokyo Campの焚き火台を使うなら個人的にはウィンドウスクリーンとオプションパーツは必須。これがあってこその完成形という印象があり、購入を考えている方はそこは考慮が必要かも。
より快適に使いこなすとなると追加投資が必要ですが、一通り揃った時は他の高額な焚き火台に負けないくらい快適に使えると思います!
もちろん単体でも十分に使えるので、気になっていた方は手に取ってみて下さい!
ギア
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