岩本利達
クルマに連結できるテントCARSULEが大型車に対応!これで車中泊がさらに捗る

クルマに連結できるテントCARSULEが大型車に対応!これで車中泊がさらに捗る

海外商品を発掘し、日本で販売している「HNY Trading株式会社」。2020年9月にはアメリカや台湾で品薄状態が続くほど人気な、クルマと連結できるポップアップテント「CARSULE」の先行販売にて4,000万円近くも調達している。

そして2022年2月より、そのCARSULEの姉妹商品である「CARSULE PLUS」のクラウドファンディングも開始した。従来のCARSULEでは連結出来なかった大型車に対応するとあって、注目が集まっている。

CARSULE PLUSになってどこが変わった?

CARSULE PLUS (13)

従来のCARSULEは、ミニバンやハッチバックの様なバックドアが上に開くタイプの車種に取り付ける事で、車内空間を拡張できる便利テント。

カーサイドタープと近い使用感ではあるものの、あっという間に組み立てられるのと、開口部の大きい後部から出入りすることで使いやすくなっている。クルマ側以外の3面にはメッシュもついており、虫の心配をせずにリラックスすることが出来るのである。

CARSULE PLUSとなって変更されたのは「大きさ」。CARSULEは高さ2mだったのに対して、CARSULE PLUSは+20cmの2.2mと非常に大きい。当然立ち上がって動き回るのにも全く不便が無い。

大型車の室内空間をさらに拡張!

CARSULE PLUS (6)

従来のCARSULEはバックドアの幅が1.8m以下、バックドア解放時の高さは2.1m以下、車高が2.1mのクルマに取り付けられたのに対して、CARSULE PLUSはバックドアの幅が2m以下、バックドア解放時の高さは2.4m以下、車高が2.4mのクルマに取り付けられるようになった。

数字上ではそう大きくはないが、サイズが大きくなることによってハイエースミドルルーフが取付範囲に入ってくる。ハイエースをキャンピングカー仕様にしているキャンパーや、普段乗りのハイエースで車中泊をする方にとっては朗報だろう。

条件を満たしてさえいれば、シエンタクラスの比較的小さいバンにも設置することは可能。CARSULEよりも広い居住スペースが良いという方にもオススメなのである。

ポップアップなので設営もラクラク

CARSULE PLUS (6)

公式によればCARSULEを組み立てるのは慣れると5分程度とのこと。あっという間に3.6㎡の居住空間が車と接続されるとあって、削れた分の時間をキャンプを楽しむのに思う存分に使うことが出来る。

ポップアップ式にありがちなのが、「しまい方が分からない」という問題。初見ではほぼ間違いなくしまう事が出来なくなってしまうので、あらかじめ十分に予行練習をしておく必要がある。

車中泊+CARSULE PLUSで抜群の居住性に

CARSULE PLUS (8)

テントは車中泊、タープはCARSULE PLUSとすることで、設営時間の短縮を極めると言っても過言ではない。特にファミリーキャンパーともなると子どものお世話や、家族みんなで色々とやることがあるので少しでも時短はしたい所。ミニバンを使っている方も、大型のバンを使っている方も検討したい。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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