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炎幕の前幕とソロベースEXは相性抜群!メーカーが違ってもピッタリ合います!

炎幕の前幕とソロベースEXは相性抜群!メーカーが違ってもピッタリ合います!

ソロベースEXを購入してから1年愛用していてとても気に入っていますが、幕内が狭いのがやっぱり気になっていました。

「テンマクから発売されている前幕のようなオプションがあればなぁ…」「最初から炎幕を買っていれば良かったかなぁ…」そんなことを悶々と思っていると『ソロベースに炎幕の前幕が取り付けられるらしいぞ!』という話題を耳にしました!

丁度その時期にキャンプ場でソロベースに前幕を取り付けている人を見かけたので話を聞き、しっかりと取り付くことを確認出来たので実際に購入してみました!

ここではソロベースに炎幕の前幕を取り付ける方法を注意点も含めて紹介していきます。はぁ〜広くなって超快適です〜(笑)

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炎幕の前幕ってそもそも何?

テンマクデザイン 大炎幕の前幕

出典:tent-Mark DESIGNS

炎幕の前幕とはテンマクデザインから販売されている炎幕というテントのオプション品で、炎幕に取り付けることで、幕内の空間を広く快適にしてくれる優れものです!

テンマクデザイン「炎幕の前幕」公式スペック

名前は似ていても前幕にはサイズが2種類あるので、購入時は要注意です!

製品名 炎幕の前幕 大炎幕の前幕
税込価格 13200円 15400円
組立サイズ 225cm × 110cm × 125cm 255cm × 125cm × 146cm
収納サイズ 52cm × 28cm 52cm × 28cm
重量 約2.5kg(本体2.06kg) 約2.9kg(本体2.41kg)
材質 コットン混紡生地 コットン混紡生地
付属品 ペグ 5本
収納ケース
ペグ 5本
収納ケース

名前としては前幕に間違いはないのですが、炎幕用と大炎幕用でサイズが違うので購入時は注意しましょう!

ちなみにこっちが炎幕用。

そしてこっちが大炎幕用。

画像だと全く分かりませんが、ソロベースに合うのは”大”の付かないノーマルの「炎幕の前幕」です!

炎幕の前幕セット内容

テントの入口に取り付けるものなので形状が特徴的。

オプション品なのでこれだけあっても使えません。

裏表に注意です。

意外と頑丈です

ペグは5本入り。

あれ?偶数じゃないの?と思った方は鋭い。実は1本は内側から真ん中を留める為にあるようです!

バンドックのソロベースEXに炎幕の前幕を取り付け

前幕だけでは何にも出来ないので早速取り付け!

まずはソロベースEXを設営

最初はいつも通りにソロベースEXを設営します。この時は仮組み程度でOK。

炎幕の前幕のハトメを取り付け

他に簡単な方法があるかもしれませんが、自分はこの手順で進めています。

テントの内側からポールの先端を外して取り付け

前幕のこの長い部分のハトメをソロベースのポールに取り付けていきます。

ソロベースを立てるときに一緒に通しておいても取り付けられますが、個人的には一度テントを設営してからの方がやり易い感じがしました。

両方を通すとこんな感じ

張り上げ用のポールに取り付け

ソロベースの張り上げ用ポールに、前幕の入口部分のハトメを通してロープで張っていきます。

ハトメは2カ所ありますが、前幕本体に近い方が隙間無く張れる印象でした。

こんな感じでソロベースと一緒に固定。

ペグで固定して隙間を最小限に!

きっちり真っ直ぐ取り付けたい派の自分ですが、前幕の場合は隙間を極力無くす為に少しテンションをかけてペグダウン。

ピンと張りたかったので写真の用にフタマタの内側に回していますが、外側を通した方が隙間が少なくなるような気がしてます(笑)

内側から見るとこんな感じ(左が前幕、右がソロベース本体の居住スペース)

張り具合を微調整して完成!

テントのポールに引っ掛けたベルトは調整が出来る様になっているので、最終的な張り具合はここで調整します。

上手く調整してもテントとの隙間は完全には無くなりませんが、程よく換気される感じでヨシとしてます。

炎幕でもこの隙間は完全には無くせないのでこういう仕様でしょう

最後にポールの下をペグで固定して完成です。

5本あったペグの1本は内側のこの真ん中の部分に使います。

風が強かったりすると浮かび上がって隙間風になるのでそれを防ぐ為のようです。風の無い時は気になりませんでしたが、結構重要です!

ソロベースに炎幕の前幕を導入して良かった点

炎幕の前幕を取り付けるとソロベースEXがさらに快適になりました!

居住空間が広くなる!

前幕最大のメリットは幕内のスペースが広くなること。ソロベースEX単体だと、就寝時にフライを閉じるとかなり狭く感じていました。

コットを奥に、手前を活動スペースに

実際ソロベースEXだけだと活動中は問題無いのですが、どうしても就寝時に荷物を入れて閉じると中も狭く、外から見ても窮屈な印象は否めませんでした。

こんな感じで幕内に入るようにすると…。

外からポッコリ出てしまいますし、テーブルに物を置いていると倒れたりしてかなり不便を感じていました。

ギアが増えてくると狭くなっていきました…

チェアや焚き火台、コット…荷物を最小限にしても冬場はさらにストーブも追加になるのでスペースがかなり厳しかったです…。

張り上げによりさらにスペースが広がる!

前幕の前面はチャックを開くとこうして張り上げることが出来るので、多少の雨でも気にせず焚き火が可能です!

ポリコットン製なので火の粉が飛んでも穴が空きにくいのもメリット

ソロベースEXのサイドウォールが目隠しと風防の役目をしつつ、前幕で天候を気にせず焚き火を楽しむ。

幕内から撮影

自分だけの空間がさらにアップグレードした感覚です!

幕内に篭っても快適に過ごせます

前幕があると幕内でも十分快適に過ごせるスペースが生まれます。

寝る前のちょっとした時間ののんびりタイム。(それまでもずっとのんびりしてたんですけど笑)

さらにストーブも点けて快適快適〜。ようやく憧れていた環境に手が届いた感じです。

工夫次第で快適に

ポールが外側に付いているのでランタンフックはかけられないのがデメリットだなぁ〜と思っていましたが、前幕はダブルファスナーになっているので工夫すれば問題無くランタンも吊るせます。

外側から通して

内側にイン!

空間を利用するので前幕を閉じてもスペースが圧迫されることがないので、大きめのランタンもそのまま使えます!幕内用に小さいランタンを準備しなくても大丈夫ですよ〜!

炎幕の前幕で注意すべき点

ソロベースに前幕を取り付けることで快適性が抜群に上がりましたが、実際に何回か使ってみて気付いた点がいくつかあります。

隙間が気になる

換気が程良く出来ているとは言っても、風の強い時にはやっぱり隙間が気になってしまいます

ここに前幕を上手く固定すれば隙間を小さく出来そうかも!?

風が強くてさらに方向が悪いと、ストーブを点けていても冷たい風がビュービュー入ってきてなかなか暖まらないなんてことがありました。

価格が地味に高め

かなり快適に過ごせるようになる前幕ですが、単体では意味を成さないのに価格が税込13,200円と高め。

快適性、人気のテンマク、ポリコットン製と考えれば納得ですが、テントの値段と合算すると“他のテントにしようか…“と思っちゃう方もいると思います。

ただ既にソロベースEXを持っている人なら“買い“ですけどね!

雪や雨が溜まってしまう!

フライ部分を張り上げて取り付けるので、どうしても雨や雪が溜まりやすくなってしまいます。

前幕を張り上げた時は片方のポールを短くして水の流れを作ることで回避出来ますが、ソロベースの方は前幕を取り付けている関係上それが出来ません。

この日は寝る頃に雪が降り始めていて、夜中にトイレで目が覚めたら雪の重みで天井が低くなってて焦って雪下ろしをしました。

フタマタにしていたのでセーフでしたが、普通のポールだったらもしかしたら曲がっていたかもしれません。

色が合いません

見ての通り、ソロベースの色と違うのが気になります。

個人的には快適性の方が優先なのと、工夫してる感じがあって割と好きなんですが、分かる人が見ると「あっ」と一目で分かります。

ちなみにこのサンドベージュのソロベースEXだと色味的にも結構シックリきてます。

先日行ったキャンプ場でこの色と前幕を組み合わせていた方がいたんですが、最初は全く気付きませんでした!前幕を使う前提で今から購入する方は、こっちの色を選んでも良いかもしれません。

ソロベースEXに炎幕の前幕を使ってみて

炎幕の前幕を購入したのはソロベースEXを使い始めてから約10ヶ月後。予算や他の欲しいギアとの兼ね合いで導入が遅くなってしまっていましたが、もっともっと早く買っておくべきだったと後悔するくらい快適でした。

お酒を飲んで気持ちよくすぐに寝たいのに、荷物を整理して幕内に押し込んで窮屈な思いをしながら就寝…。(それもソロベースの味ではありましたが)

そんなことをしていた時間がもったいなかったなぁとつくづく思います。

少し気になる点があったものの、気に入っているソロベースEXをまだまだ現役で使うことが出来るアイテムとして前幕は超優秀!ソロベースユーザーはテントの買い替えを検討する前に試してみる価値がある商品ですよ!

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  • キャンプ歴7年ながら年間数回の未だに初心者キャンパー。日々のストレス発散の為、今年からはなんとしても年間10泊以上が目標。キャンプもしつつ車中泊も楽しむ30代です。

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