【炎上事故が増加中】ギア選びで命を落とす?ガストーチは安心安全なものを選ぼう

【炎上事故が増加中】ギア選びで命を落とす?ガストーチは安心安全なものを選ぼう

瞬間的に高温の炎を噴出させる「ガストーチ」。キャンプでも薪や炭の着火に使用したり、炙り料理に使用したりとすっかりおなじみの存在になってきた。

キャンプブームもあって利用者が増えてきたのと関連してか、最近ではガストーチによる炎上事故が増えていると「独立行政法人 製品評価技術基盤機構(以下、NITE)」から発表されている。最悪の場合は命を落としかねないガストーチだけに、どんな基準で選べばいいのか気になる所だ。

ガストーチの事故は増加傾向に

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NITEに寄せられた事故報告によると、2017年度から2021年度に発生したガストーチの事故全体が68件あったのに対し、その半数以上の39件が2020年度以降に起きている。奇しくもコロナ禍でキャンプブームがさらに加熱した時期と重なるのである。初心者はどのブランドが安全かわからないまま、販売価格の安い謎のメーカーのモノを購入してしまう事も多いだろう。

国産のギアは認証制度を活用して安全向上対策が進んでいるが、輸入品についてはちゃんとした基準や試験をクリアして販売されているかどうか分からないものも多く、正しい方法で使用していたとしてもガス漏れなどが発生するケースもあるようだ。

ガストーチを選ぶ基準は?

最悪の場合、ガストーチによる事故が命を脅かすことも考えられる。特にテントや衣類などで使用されることの多い化学繊維で、難燃仕様でないものは一気に燃え広がる可能性もある為、ガストーチによる事故が起こらないように「選ぶ基準」はしっかりと頭に入れておく必要がある。

NITEが発表しているものをベースに解説していこう。

粗雑なつくりのガストーチを避けよう

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ガストーチに使用するには耐用温度が低かったり、ガス漏れを防ぐための「Oリング」が適切に使用されていなかったりするなど、粗雑なつくりのガストーチは間違いなく危険。他にも内部に異物が付着していたり、組み立ての精度が低いものもあるらしい。購入する前に商品の写真や口コミが確認できるのであれば必ず見ておきたい。

製造業者や販売業書の連絡先を確認しよう

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不具合が起きた際の問い合わせ先として、製造業者や販売業者の連絡先は必ず押さえておきたい所。業者によっては単純に対応が悪いという事もあるかもしれないが、きちんとした業者であれば販売責任、製造責任を果たすために明らかにしているハズだ

使う前に機器の点検をしよう

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事故の原因の多くはガス漏れによるものらしく、使用する前に引火のリスクが少ない環境で点検をしておくと安心だ。ボンベを装着する前に接続部やバーナー部分に異物が付着していないかといった点や、ガスボンベがしっかりと装着されているか、ガス漏れの音や臭いがしないかチェックしよう。

傾けすぎないで使用しよう

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カセットボンベを傾けて使用できる仕様ならまだしも、特段説明がされていないガストーチに関しては大きく傾けるのは避けておきたい。万が一傾けて使用した場合、異常燃焼が生じて想定以上に燃える可能性があり、やけどや引火の恐れがある。基本的には傾ける角度は45度までにしておきたい。

自分はもちろん家族や他のキャンパーの命を守る

ガストーチ

安全なガストーチを選ぶことは、自分の命を守るのはもちろん、一緒にキャンプをする家族や同じキャンプ場を利用する他のキャンパーを守る事にもなる。特に説明書が日本語で書かれていなかったり、日本語だったとしても違和感のある表現だったりするものは注意が必要。

なんだかんだ言って国産の有名メーカーであれば大抵のものは大丈夫なので、迷ったらこちらを選んだ方がいいだろう。

紹介
ギア
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • コスパ至上主義の嫁とわんぱく息子の三人でキャンプを楽しむファミリーキャンパー。愛車のインプレッサWRX STIにイギリス製の大型テントやコスパ最強ギアをみっちり積み込んでドライブとキャンプを楽しむ。ショッピングセンターでアウトドアに関わる傍らで、農業やアウトドアからまちづくりにアプローチする活動も行う。オートキャンプインストラクター、くるまマイスター検定2級を保有。

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