キャンプクエスト編集部
渡良瀬遊水地バーベキューエリア詳細|デイキャンプが楽しめる子供広場ゾーンを紹介

渡良瀬遊水地バーベキューエリア詳細|デイキャンプが楽しめる子供広場ゾーンを紹介

日本最大の遊水池であり、本州以南最大の湿地である「渡良瀬遊水地」は、栃木県・群馬県・埼玉県・茨城県の4県にまたがる3,300haの広大な敷地面積を持ち、2012年7月には水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を守るラムサール条約にも登録されました。

世界的にも豊かな自然が残る渡良瀬遊水地には、誰でも無料でバーベキューやキャンプができる「子供広場ゾーン」があり、芝生が広がるスペースでテント設営や焚き火も楽しめるキャンパーにも人気のスポットです。土日休日には子ども連れのファミリーやグループで賑わう渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンについて詳しくご紹介します。

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渡良瀬遊水地 子供広場ゾーンの基本情報

住所 〒323-1103 栃木県栃木市藤岡町内野
電話番号 090-3147-1926(子供広場自転車貸出所)
営業期間 通年営業(月曜定休、月曜日が休日の場合は翌日)
利用時間 3月1日~10月31日 9時30分~17時まで
11月1日~11月30日 9時30分~16時30分まで
12月1日~2月末日 9時30分~16時まで
利用料 無料
駐車場 無料
水道・トイレ 有り
公式サイト 渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンは一面が芝生で覆われた気持ちの良い広場となっており、駐車場の近くにある「谷中湖子供広場レンタサイクルセンター」で受付することで誰でも無料でバーベキューやデイキャンプが楽しめます。

器材の貸出や食料の販売は行なっていないので、バーベキューやキャンプに必要な道具は各自で準備が必要です。ゴミ箱は設置されていないので、灰や生ごみなども含めてすべて持ち帰り。大切に管理された自然を守るためにルールを守って楽しみましょう。

渡良瀬遊水地ではキャンプやバーベキューの他にも、釣りやサイクリング、カヌーやボートなどの水上スポーツ、野球・テニス・サッカー等ができるスポーツゾーンなど多くのレクレーションが楽しめますので、ファミリーで訪れても丸1日飽きることなく過ごせます。

利用時の注意事項

渡良瀬遊水地 子供広場ゾーンの利用ルール

  • デイキャンプ利用のみ(宿泊は不可)
  • 直火禁止
  • ゴミは持ち帰り
  • 指定場所以外での火気使用は禁止

無料でバーベキューエリアを利用するにあたり、上記ルールは必ず守りましょう。違反者が増えるとキャンプやバーベキューの利用が制限・禁止される場合があります。

ゴミのポイ捨てや不法投棄、直火している人を発見した方は下記までご連絡下さい。

  • 渡良瀬遊水池アクリメーション振興財団 0282-62-1161

その他の注意事項や渡良瀬遊水地からのお知らせは公式サイトをご確認下さい。

キャンプの予約・申込方法

  • 予約不要
  • バーベキューをする場合は「谷中湖子供広場レンタサイクルセンター」で申込み

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンは予約不要で誰でも利用できます。ただし、バーベキュー等の火気を使用する場合は、駐車場の近くにある自転車貸出所「谷中湖子供広場レンタサイクルセンター」で申し込みが必要となります。事前予約はできません。

キャンプ場として運営されている場所では無いため、利用する際には基本的なモラルを守り、他の利用者の迷惑にならないようにしましょう。

渡良瀬遊水地 子ども広場ゾーンの駐車場

渡良瀬遊水地には複数の駐車場がありますが、子供広場ゾーンを使用する場合は「北エントランス」から入場して、北中央ゲートを通り、右手側にある子供広場ゾーン駐車場に駐車するようにしましょう。利用料は無料です。

谷中湖の南側にある中央エントランス側から入場しても、湖に掛かる橋は車やオートバイは進入禁止となっていますので注意して下さい。

渡良瀬遊水地 子供広場ゾーンの施設案内

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンは誰でも利用できる公共の場所であり、正式なキャンプ場ではないので設備も最低限しかありません。トイレや水道は設置されていますが、カマドや炊事場などはありませんので、必要な道具はすべて各自で用意しておくようにしましょう。

管理棟

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンでバーベキューをする場合は、駐車場から先に進み、車の進入禁止ゲートが設置されている所にある「自転車貸出所」で受付が必要です。火気を使用しない場合は申請は必要ありません。

キャンプ可能エリア

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンは全面が芝生敷のエリアとなっており、テントは好きな場所に設営することができます。ただし火器を使用する場合は、子供広場ゾーン内の指定されたエリアでのみ可能となります。

子ども広場ゾーンといっても遊具などは設置されておらず、基本的には何もない広場となっていますので、子どもと遊ぶ場合はボールやフリスビーなども用意しておくことをおすすめします。この日は子連れファミリーの利用者が多く、自転車やブレードボードに乗って楽しそうに追いかけっこしてる子ども達が多く見られました。

敷地面積はかなり広く、木陰の多いエリアや解放感の有るエリア、駐車場から近い場所などお好みのロケーションから選べます。しっかりと整備された芝生が気持ち良く、タープを設営してゴロゴロするだけでもリラックスできるでしょう。

フィールドの様子

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンは管理された芝生が美しいフィールドです。傾斜も少なく、テントを設営する場所には困らないと思います。地面は硬すぎず、ペグ打ちもスムーズです。

水道

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンには水飲み場が設置されていますが、こちらは手洗いと水飲み用となっていますので、洗い物は必ず持ち帰って自宅で行うようにしましょう。

トイレ

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンに設置されているトイレは水洗の洋式で清掃も行き届いている様子でした。トイレットペーパーも予備まで用意されています。

渡良瀬遊水地のチェックポイント

バーベキューは子供広場ゾーンの「指定エリア内」のみ

渡良瀬遊水地バーベキューエリアの火を扱えるエリア

渡良瀬遊水地でバーベキューをする場合は、子供広場ゾーン内の指定された区域内でのみ許可されています。区域外での火気の取り扱いは禁止されておりますので、事前に確認をしておきましょう。

またバーベキューを行う場合は必ず自転車貸出所にて受付をし、場所や注意事項等の詳細を確認して下さい。

谷中湖の眺めが素晴らしい

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンは湖に隣接した広場で、サイクリングロードを挟んで反対側には穏やかな湖面が美しい谷中湖の眺めを楽しめます。

谷中湖は上空から見るとハート形に見えることから「恋人の聖地」としても有名です。谷中湖の湖畔にはハート形のモニュメントが設置された「ラバーズベンチ」や、ハートの形をしたカレーを販売している「さくら食堂」などがカップルに人気。加須市はこいのぼりの産地でもあり、「こいのぼり→恋昇り→恋愛成就」という想いが込められているそうです。

ウォーキングやサイクリング等のアクティビティが豊富

渡良瀬遊水地ではウォーキングやサイクリング専用ロードが整備されており、谷中湖の外周をぐるっと回ったり、湖に掛かる橋を渡って真ん中に浮かぶ島まで行くことができます。

その他にも湖ゾーンではウィンドサーフィン、カヌー、ボート、釣りなどもできて、夏には花火大会も開催されます。湖西側のスポーツゾーンでは事前予約をすることで野球、テニス、サッカー、ゴルフなど様々なアクティビティが楽しめます。

絶滅危惧の野鳥や貴重な植物、昆虫の宝庫

渡良瀬遊水地には葦の群生地であるヨシ原が広がっており、全国でも最大級の規模を誇る2,500haの植生は栃木県の「すぐれた自然」の一つに数えられています。

ヨシ原には多くの野生生物が生息しており、これまでに約260種の野鳥が確認されたうちの58種は国指定の絶滅危惧種です。他にも、貴重な植物や昆虫、魚も生息しており、低地の自然環境が保全されているところとして貴重な存在となっています。

子供広場ゾーンに行くなら北エントランスから入場すること

渡良瀬遊水地には「北エントランス」と「中央エントランス」の2ヶ所の入口がありますが、バーベキューやキャンプができる子供広場ゾーンに行くには『北エントランス』からでないと通行できません。

Googleマップでナビを入れる際には、谷中湖の南側にある中央エントランスを通るルートを案内されることがあるため注意して下さい。

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンを利用する際に必要な道具

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンではバーベキュー用具のレンタルは行なっていませんので、必要な道具を各自で準備して向かうようにして下さい。ゴミ捨て場はありませんので、燃え残った炭や灰もすべて持ち帰りとなります。利用する際には、最低でも以下の道具は用意しておきたいところです。

バーベキューコンロ

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンでは直火は禁止されていますので、バーベキューや焚き火を楽しむ際は必ず脚付きのバーベキューコンロや焚き火台を用意ししておきましょう。新潟県三条市に本社を構えるグリーンライフから発売されているバーベキューコンロは、上部の網がスライドすることで炭足しが簡単に出来るコストパフォーマンスに優れたおすすめのV型BBQコンロです。

火消し壺

渡良瀬遊水地には灰捨て場はありませんので、バーベキューで燃え残った炭や灰も含めてすべて持ち帰りとなります。時間に制限のある日帰りバーベキューでは、撤収時までに完全消化が間に合わないことがありますので、火消し壺も必ず用意しておきたいアイテムの一つ。グリーンライフの火消しつぼは、火起こし器と兼用になっているため、炭の火起こしから消火まで安全に行えます。

炭・薪・燃料

渡良瀬遊水地には売店も設置されていますが、バーベキューシーズンの土日しか営業していないので、バーベキューに必要な燃料は持参していった方が安心です。ウェーバーのチャコールブリケットは天然ココナッツの殻で作られており、持続力や火力に優れ、爆ぜない安定感を持ったバーベキューにおすすめの炭です。5kgバッグなので持ち運びも楽々。米国のバーベキューではスタンダードな炭となります。

芝生が気持ちよい渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンでデイキャンプを楽しもう

渡良瀬遊水地の子供広場ゾーンは全面に敷かれた芝生が気持ち良い広場で、ファミリーで訪れてもソロキャンプでもゆったりと楽しめる広場です。

近隣には「道の駅かぞわたらせ」や大型スーパーも揃っており、利便性も抜群。東北自動車道の舘林ICからすぐで、都心から1時間ちょっとで到着するアクセス良好な立地も魅力的です。豊かな自然に囲まれた環境で気軽にバーベキューを楽しめる渡良瀬遊水地は、最高の癒しスポットとなってくれることでしょう。

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  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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