アウトドアのスタイルはいくつもあるが、一番手軽で気兼ねなく出来るスタイルは「車中泊」と言っても過言ではないだろう。設備の整ったクルマさえあれば最低限の設営で拠点が完成することから、ここ数年で非常に人気が高まっているジャンルだ。
そんな中で同じく増加中なのが、「RVパーク」の利用率。ある調査を見ると、これまで定番だった道の駅から設備の整った施設であるRVパークの利用へシフトしていっている様子が分かる。
車中泊がしづらい「日本」
車中泊というスタイルは、海外では生活に身近なモノとして親しまれている一方で、日本ではまだまだ定着されていないのが現状。そんな中で急速に車中泊ニーズが拡大したことから、マナー違反やルール違反と言ったこともメディアに取り沙汰されており、真面目に車中泊をしているユーザーがとばっちりを食っている状況だ。
今後は自然と定着してくるだろうが、きちんとしていないと逆に立場を落としてしまう。それを避けるため、もしくは安全に寝泊まりができるRVパークを選ぶという事になる。
過去3年のJRVAが行った調査によれば、道の駅やサービスエリアは「車中泊をする場所として多く使っている所」として割合が減っているが、RVパークのみ増加傾向にある。道の駅などは厳密には車中泊を推奨していないという事の後押しもあって、RVパークの認知が増えていっているのだろう。
新認定のRVパークはここ!
認知度向上中のRVパークの中でも、最近登録されたホットな施設も公開されていたので簡単に紹介していこうと思う。やっぱり車中泊をするのであれば入浴施設は欲しい所だ。
RVパーク リステル猪苗代(福島県)
標高600mに位置しており、東京より平均気温がマイナス5℃という立地。さすがに真夏は厳しいが、シーズンを考えれば比較的快適に車中泊が出来そうだ。施設には温泉がある他にも、水道・電源といったインフラはもちろん、コインランドリーやドッグランも備えられている。利用料金は4,500円から。
生野高原 カッセル RVパーク(兵庫県)
創業43年にもなる老舗レストラン「生野高原レストランカッセル」が手掛けるRVパーク。レストランが運営するだけあって、キャンピングカー内で食事が出来る様にテイクアウトメニューを充実させているとのことだ。温泉ではないが入浴施設はあり、最低限のインフラ機能も整っている。こちらの利用料金は2,970円からスタート。
車中泊するなら安心・安全なRVパークで
日本EV協会からは定期的にニュースリリースが発信されているが、毎回新しく登録されたRVパークが掲載されており、利用客の増加の他にもオーナーの増加も見て取れる。2022年7月時点では全国で274カ所にも及ぶ。
道の駅やサービスエリアは元々の用途とはちょっと違うので休憩に利用しながら、RVパークで安心・安全、そして快適に車中泊をしよう。
ギア
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