北海道空知地方の中部に位置する新十津川町は、北海道でも有数のお米の産地として知られています。そんな新十津川町のふるさと公園の中にあるキャンプ場が「しんとつかわキャンプフィールド」です。
昨年までは、新十津川町青少年交流キャンプ村と呼ばれていましたが、令和4年4月に名前を変えてリニューアルオープンしました。今回は、しんとつかわキャンプフィールドのバンガローに宿泊してきましたのでレポートします。
目次
しんとつかわキャンプフィールドの基本情報
名称 | しんとつかわキャンプフィールド |
---|---|
所在地 | 北海道樺戸郡新十津川町総進191-4 |
利用期間 | 4月下旬~10月末 |
利用時間 | チェックイン/13:00~16:00 チェックアウト/10:00 |
電話番号 | しんとつかわキャンプフィールド管理事務所(文化伝習館内) 0125-76-2991(受付時間9:00~17:00) |
ホームページ | しんとつかわキャンプフィールド|新十津川町役場 |
キャンプ場へのアクセス
しんとつかわキャンプフィールドへのアクセスは次の通りです。
- 札幌市からは、国道275号線経由で約78km、車で1時間35分、道央自動車を使えば約90kmで1時間21分
- 旭川市からは、国道12号線経由で約60km、車で1時間10分
予約方法と利用料金
しんとつかわキャンプフィールドを利用する際には、「新十津川文化伝習館」内にある「しんとつかわキャンプフィールド管理事務所(電話番号:0125-76-2991)」に電話で申し込みをします。受付時間は9:00~17:00まで。
予約は利用日の6カ月前から受付可能です。利用日が近づいたら予約票(ハガキ)が届きますので、当日持参します。
利用料金
オートサイト | 1区画:繁忙期3,000円 / 通常期1,500円 |
---|---|
バンガロー(6人用) | 1棟:繁忙期6,000円 / 通常期3,000円 |
バンガロー(4人用) | 1棟:繁忙期4,000円 / 通常期2,000円 |
繁忙期:宿泊する日が、7月15日から8月15日までの日。または、宿泊する日とその翌日が、いずれも土・日・祝日休みとなる日(通常期は、それ以外の日)
しんとつかわキャンプフィールドの施設紹介
しんとつかわキャンプフィールドの各施設を紹介します。
管理事務所
新十津川文化伝習館の中にある、管理事務所で受付を行います。この際に、郵送された予約票(ハガキ)を持参しましょう。
チェックインは13:00~16:00、チェックアウトは翌日の10:00までです。
キャンプ場マップ
出典:しんとつかわキャンプフィールドホームページ受付時に、係の方からキャンプ場内の各施設について説明があります。
なお、ホームページに上の場内マップが掲載されているので参考にしましょう。
オートサイト
オートサイトは、A1からA11の全部で11区画。料金は繫忙期が3,000円、通常期で1,500円です。
全ての区画にはAC電源が2口設置されています。
芝生の上は直火禁止で、バーベキューや焚火をする時には専用のバーベキューコンロや焚火台の使用しなければなりません。
オートサイトのエリアからは、新十津川町の田園風景を見渡すことができます。
バンガロー
バンガローは6人用と4人用がそれぞれ5棟、合わせて10棟あります。B1~B5が6人用で、B6~B10が4人用です。
すべてのバンガローには屋外に焼肉コンロが設置されています。
今回利用したのは、4人用のB6です。B6はバンガローの入口までが緩やかなスロープになっていて、車いすでも利用可能です。
なお、駐車スペースはあまり広くないので、SUVやワンポックス車などの大型車は駐車する時に注意が必要宇です。
木製の2段ベッドがあり他2名は床に寝るスタイルです。室内には照明と、AC電源が完備されています。
入口と全ての窓には網戸が設置されているので、虫を気にせず過ごせそうです。
なお、バンガロー内は火気厳禁となっていました。
トイレ棟
トイレ棟はキャンプ場のほぼ中央部にあります。
風除室の入口にはエアーカーテンが設置されていて、建物の中に虫が侵入できないような工夫がされていました。
アウトドアは好きだけど、虫は苦手という方にとっては嬉しい設備ですね。
炊事棟
同じくキャンプ場の中央部には炊事棟があります。
蛇口は全部で8つですが、オートサイト11区画とバンガロー10棟がすべて利用されていても、それほど混みあうことはないのでしょうか。
炊事棟には、足洗い用の簡易シャワーが2つ設置されているので、子ども泥だらけになって遊んでも安心です。
また、焚火やバーベキューの時に芝生を保護するための板も用意されていました。
キャンプ場周辺の施設
オートサイトのA1からは、「当せん地展望台」や「グリーンパークしんとつかわ」に続く、園路が伸びています。
新十津川は、明治23年に奈良県の十津川村から移住者が入植して開拓された地域で、当時は抽選で土地が割り当てられたことから「当せん地」と呼ばれていたそうです。
「当せん地展望台」は、碁盤の目のように区画された新十津川の田園風景を一望できる展望台です。
また、園路を2~3分歩くと、温泉宿泊施設「グリーンパークしんとつかわ」があります。
日帰り温泉の利用時間は、8:00~20:00で、入浴料は大人(中学生以上)500円、子ども(小学生)300円、幼児(小学生未満)無料です。
美肌の湯と言われる「弱アルカリ性単純温泉」の源泉かけ流しの温泉でサウナもあります。
札幌や旭川からアクセス抜群のキャンプ場
令和4年4月にリニューアルオープンした「しんとつかわキャンプフィールド」は、北海道のほぼ中央に位置するため札幌や旭川からのアクセスは抜群で、気軽に利用できるキャンプ場です。
オートサイトとバンガローがありますが、どちらもゆったりと過ごすことができます。今シーズンの営業は終了していますが、来年のキャンプの予定に入れてみてはいかがでしょうか。
ギア
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