【宮城】荒雄湖畔公園キャンプ場は狙い目！キャンプエリア全て車の乗り入れ可能です！

以前近くの吹上高原キャンプ場に行く途中で見かけた荒雄湖畔公園キャンプ場。友人が子供の頃にキャンプしたような記憶がある…と言っていたのを思い出し、久しぶりに近くに来たので立ち寄ってみることにしました。

シーズンインしたばかりの週末でしたが、前日の悪天候&強風ということでキャンプしている方はいませんでした。しかし、その分隅々まで場内を見て回ることに成功！今シーズン中には行ってみたい、そんな荒雄湖畔公園キャンプ場を紹介していきたいと思います！

荒雄湖畔公園キャンプ場の基本情報

今は使われていないところもあるそうな…

荒雄湖畔公園は鳴子ダムがすぐ近くの自然豊かな場所にあるキャンプ場です！

荒雄湖畔公園キャンプ場の所在地や利用料金

連絡先	荒雄湖畔公園管理棟
所在地	宮城県大崎市鳴子温泉鬼首
営業時間・定休日	4月下旬〜11月初旬
電話番号	0228-58-2113
料金	日帰り：大人270円、子供（小学生）200円 1泊：大人530円、子供（小学生）400円 ※未就学児は無料
交通アクセス（車）	東北自動車道古川ICから車で約30分

荒雄湖畔公園はその名の通り水辺も近くて釣りも出来るキャンプ場になっていました！

アクセス方法

荒雄湖畔公園キャンプ場は最寄りの古川ICから約30分の場所にあるキャンプ場です。キャンプ場に近付くに連れてスーパーなどは無くなっていくので、食料などの準備は抜かりなく。

ただこの辺りは有名な鬼首（オニコウベ）温泉もあるので、キャンプだけでなく観光地としても楽しめますよ〜！

当日受付OK！予約無しでいけます

荒雄湖畔公園キャンプ場は事前予約が必要無く、思い立った時にすぐに向かえる場所になっています！

ただ温泉郷としても有名な場所になっているので、大型連休はとっても混雑することが予想されますので、そこのところは注意です！

荒雄湖畔公園キャンプ場の施設紹介

荒雄湖畔公園キャンプ場は全面車両の乗り入れ可能でした！

広い広い！キャンプエリア！

最寄りの古川ICから向かっていくと、ちょうど見下ろす形で見えてくる荒雄湖畔公園キャンプ場。綺麗に整備された芝生でとても広く感じます！

管理棟から見える景色

管理棟を背にして見た景色は開放感抜群の芝生サイト。

広過ぎて視界に入らないくらいのキャンプエリアです！

しかも、キャンプエリア内は全て車両の乗り入れがOKという最高の条件付き。

正直信じられなくて「ホントに良いんですか？」と管理人さんに2回も聞き返してしまいました（笑）

遊具側にも張れます

芝生サイトの延長に遊具や木陰もあるエリアになってました。

ブランコは安全のためか取り外されていましたが、すべり台や鉄棒では遊べそうな感じです。

道路沿いは少し車の音が気になりそうではありましたが、ちょうど桜が見頃でとても綺麗。暑い日は日陰の役目もしてくれそうでした。

そして奥の方へ行くと水の流れる心地良い音が聞こえてくるのが良い！

空いているところな設営OK

一応キャンプエリアと括られていますが、キャンプ禁止エリアでなければ空いている場所への設営はOKとのことでした。

トイレの裏側

荷物が少ない方やライダーの方は、混雑している時にはこういった狭いところに工夫してテントを張っていたりもするそうな。

テニスコートの横のスペースにも

広いところに設営するのもアリですが、逆にトイレが近かったりして実は良い場所なのかもしれません。

多目的広場もキャンプ可能！

多目的広場とはキャンプ場の奥の方に位置する場所。写真でいうと緑が濃くなっている方になります。

植木を挟んで写真手前側がスナックゴルフ場

この多目的広場だけでも結構広いエリアになっていますが、近づいてみると他の所よりも地面がフカフカしていて草も伸びがちになってました。

もしかして立ち入り禁止エリアだった？と急に不安になったので管理人さんに確認したところ、シーズンになると菜の花がぎっしりと咲く菜の花畑なのだそう。

「一応キャンプは可能にはなってます」とのことでしたが、踏み荒らすのも忍びないので、他の場所が空いているならば避けた方が良さそうだと個人的には感じました。

東屋？バーベキュー施設？

キャンプエリア内には大きな東屋があります。マップ場ではバーベキュー施設がどうやらあるらしいのですが、これがもしかすると東屋ではなくバーベキュー施設なのかもしれません。

東屋の方が正解かも？

東屋なのかバーベキュー広場かどうかはともかく、こういう場所が近くにあると急な悪天候時に重宝したり何かと便利だとなんですよね。

管理棟で受付するのを忘れずに！

紹介が遅れましたが荒雄湖畔公園キャンプ場の管理棟はここ。

敷地内に入ってすぐ左手にあるので、到着したら受付をしてからキャンプエリアへ向かいましょう。

炊事場はとっても広い！

広い敷地をカバーするかのように炊事場はとても広くなっていました。

サイズ的には大きいと思ったんですが、実際カマドと水道の数は少なめ。というか、逆に少な過ぎる印象。

ですが、個人的にキャンプ場でカマドを実際に使っているキャンパーさんを見たことがないので、カマドの数は問題無いかと。

対してこの広いキャンプエリアなのに水道3つはさすがに少ない気がしました。

一応トイレの奥に水飲み場が設置されてはいるものの「3分くらい出しっぱなしにしてから飲むように」という注意書きが。

お、おう。無いよりはマシだけどこれはなかなか飲みづらくないかい！？と思いました…（苦笑）

駐車場は有効活用して！

キャンプエリアには車両の乗り入れが可能なのであまり出番が少ないかもしれませんが、駐車場はかなり広く作られていました。

今は主にスナックゴルフ場を利用する方向けになっている感じでしたが、混雑時やグループでのキャンプ時に上手く活用したいところです。

トイレは2箇所！管理棟の横にもあります

炊事場に続いてトイレも少し足りなくなりそうな雰囲気。

キャンプエリア側

キャンプエリアにあるトイレは体の不自由な方でも使えるタイプで、年季の入っている感じがするものの綺麗な印象でした。

水洗式で掃除もされていてイイ感じ。

トイレとしては全然アリだと思いますが、やっぱりキャンプ場の面積に対して少ないというか小さいというか、朝とかは混みそうだなぁ〜と感じました。

管理棟の横

一応管理棟の横にもトイレがありました、男性用トイレは小便器のみのこじんまりしたタイプ。

無いよりは良いけど、どうせ作るならもう少し大きく…と感じました。

掃除は綺麗にされていました！

荒雄湖畔公園キャンプ場の魅力

ダムが近いというキャンプ場ならではの魅力もたくさん！

デッカイ魚がいてビビる

前日ずっと雨だったので流れも早く濁っていましたが、それでも見えるくらい大きな魚が泳いでいました。

何気なしに歩いているといきなりドポン！という水の音。ハッと見てみると5〜60cmはあろうかという魚の影。

デ…デケェ〜とワクワクする反面、実は泳ぎが得意じゃないので少しビビる30代（笑）

恋人岬に1人で行ってきたよ…

キャンプ場の敷地内から歩くこと約5分、キャンプ場を見下ろせる場所に位置する場所に恋人岬という2人で鳴らす鐘があります。

2人で鳴らす鐘…1人ですけど！？という方でもご安心。

少し登った先にあるので、景色だけでも楽しむことが出来ます。

近くは有名な鬼首温泉郷！

キャンプ場にはシャワーなどはありませんが、ここは有名な鬼首温泉郷の中！

日帰り入浴もしている場所もあるので、思う存分リフレッシュしちゃって下さい！

荒雄湖畔公園キャンプ場の注意点

ずっと前から存在は知っていましたが、実際に行ってみないと分からない注意すべき点もありました！

気になる方は飲料用の水は持参して

炊事場に注意事項として書かれていることを見てびっくり。

一応飲み水としても大丈夫なようですが、3分間も流しっぱなしにしてからというのが少し不安かも。気になる方は車両の乗り入れがOKなので、自宅からウォータータンクなどで水を持参した方が良いと思います。

注意！実はキャンプ不可な場所

スナックゴルフ場はキャンプ禁止エリア

荒雄湖畔公園キャンプ場で1番最初に目に飛び込んで来たこの三角形のエリアは「スナックゴルフ場」になっているので、キャンプ禁止のエリアになっていました。

スナックゴルフ場とされているだけあってとても綺麗。他のエリアだけでもかなり広いんですが、綺麗過ぎてキャンプ目線だとちょっと勿体無く感じちゃいます。

広いキャンプ場だけどトイレが少ない

荒雄湖畔公園キャンプ場は紹介してきたようにとても広いのですが、トイレが少ない気がしました。

写真左上に小さく映るトイレ…ここから行くとなると…

そのため静かに過ごせるような端の方や、水辺の周りなどの良い場所に設営してしまうとトイレが遠くなるというもどかしい感じに…。

せめてもう1箇所くらいあればなぁ…というか、なんとか追加して欲しいと本当に思いました。

混雑時は譲り合いの精神で

キャンプエリアは全て車両の乗り入れが可能になっていますが、混雑している場合は無理せず駐車場の利用を推奨します。

グループで利用する場合は車両が少ない方がスペースを広く使えますし、ちょっとどこかに行きたい時も出やすくて良いと思います。

幸い、駐車場はとっても広々！譲り合ってお互い気持ちよくキャンプをしたいところです！

立ち入り禁止や使われていない場所もある

管理棟でもらったガイドブックをみると、キャンプ場の周りはいろんなアクティビティでいっぱいで驚きました…が！管理人さんの話だとこれは結構昔の時の話だそうで、現在はキャンプ場くらいしかやっていないとのことでした。

左から水辺広場、右がラジコン広場

旧：水辺広場

カヌーやカヤックが出来ると書いてある水辺広場へ続く道は現在立ち入り禁止のバリケードが。

管理人さんに許可を取って行ってみましたが、工事現場のような感じで“想像以上に思ってたのと違う…“という印象。

足場も悪く柵も何もないので危険な感じ。事故が起きたら楽しいキャンプも台無しになるので、大人はもちろん、子供がふざけて入って行かないように注意して下さい！

旧：ラジコン場周辺

ガイドブックにも大きく描かれている第二駐車場へ歩いて行ってみると、入り口はバリケードで侵入禁止になっていて、ラジコン広場もご覧の通り名残があるのみになってました。

池っぽいところも雨水が溜まっているだけで、長い間使われていないのが分かります。

ちなみにキャンプエリアから続く橋にもバリケード。こういう場所には素直に立ち入らないのが正解です。

もちろん管理人さんに許可を取ってから行ってます

炊事場の裏手側

炊事場の裏手側にも池っぽいものが描かれていましたが、今は荒れ気味です。

ここは手入れがされればまだまだ綺麗に使えそうな感じでしたが、今はあまり需要がないのかもしれませんね。

荒雄湖畔公園キャンプ場に狙いを定めてみて

荒雄湖畔公園キャンプ場を発見してから2年の月日が経っていましたが、改めて立ち寄ってみるとよく整備された良いキャンプ場でした。

どうしても近くにある吹上高原キャンプ場と比較されたりもするようですが、料金は530円とお手頃なのに、全面車両の乗り入れOKという実はかなり好条件の場所。

逆に吹上高原キャンプ場に人が集まるのであれば荒雄湖畔公園キャンプ場は狙い目。我こそはと大勢が殺到する大型連休の混雑時も、思いのほか楽々チェックイン出来るかもしれません。トイレが少ないところはやっぱりちょっと懸念点ですが、それを考慮しても十分アリなキャンプ場でしたよ〜！

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