年中キャンプはするものの、秋〜春キャンプがメインな自分。しかしキャンプ欲が抑えられずに夏のキャンプを決行!山の中ならば暑さも和らぐだろうと今回選んだのは秋田県にある「とことん山キャンプ場」です。
ここはテント泊にコテージにツリーハウス、そして露天風呂まであり、口コミでも人気のキャンプ場!天気が少し心配な日でしたが、初めてのツリーハウスを予約して楽しんできましたので紹介していきたいと思います!
とことん山キャンプ場の基本情報
とことん山キャンプ場は秋田県湯沢市の小安峡温泉にあるキャンプ場です!
“ようこそ“の文字が割れてしまっていますが、可愛い笑顔のリスが出迎えてくれました!
とことん山キャンプ場の所在地と利用料金
公式サイト | とことん山キャンプ場 |
---|---|
所在地 | 秋田県湯沢市皆瀬字新処106 |
営業時間・定休日 | 通年営業 |
電話番号 | 0183-47-5241 |
テントサイト料金 | 大人:1,300円~1,800円(月毎に変動) 小学生:600円 ※日帰り 大人1,000円 / 小学生600円 |
交通アクセス(車) | 東北中央自動車道湯沢ICから車で約50分 |
キャンプ場は雪が多い秋田県の山の中。テントサイトはハイシーズンは1800円とのことでしたが、月毎に料金が設定されて冬は1300円とお得に利用できます!
アクセス方法
とことん山キャンプ場は秋田県南東の山の中にあり、隣接する岩手・山形・宮城からも向かえる場所にあります…が!その弊害かどの方面から向かっても最寄りのICを降りてから1時間近くはかかります。
約350件の口コミで4.3の評価はすごい
自分は宮城方面から高速を使わずにドライブしながら向かいましたが、気付くと2時間近くかかりました。
予約はオンラインで
とことん山キャンプ場の予約はオンラインから。
当日の手続きを終えるとメンバーズカードをゲット!2回目以降は予約をすれば、当日はメンバーズカードを出すだけでスムーズにチェックインできるようです!
とことん山キャンプ場施設紹介
あ〜これはまた来たい!そう思わせてくれるキャンプ場でした!
出典:https://tokotonyama.com/フリーサイトは全部で3箇所!
とことん山キャンプ場は広いので、フリーサイトは全部で3つに分かれていました。
フリーサイトA
フリーサイトの1番のメインエリアになっているのがフリーサイトAです。
車道から入ってすぐのところにあり、開けた場所と林間サイトを併せ持ったようなサイトになっていました。
トイレや炊事場、露天風呂にも近いので、初めて利用する方はこのAサイトにしておけば絶対に失敗しないと思います!
テントデッキもあります
少しだけですがブランコなどの遊具もあるので小さなお子さんも楽しめますね。
フリーサイトB
フリーサイトBは林間サイトが多めになっていて、そのおかげで太陽が照りつける日中でも日陰の面積がかなり広くなっていました。
車道側から撮影
奥は砂利道を挟んで区画サイトのような感じの場所もあって、ここは裏が山になっているので自然をより感じながらキャンプを楽しめると思います。
サイト内は車の横付けをしてのキャンプは出来ませんが、荷物の積み下ろし時はOKなので設営は楽に出来ますね。
奥から撮影
フリーサイトC
フリーサイトCは1番高くなっている場所に作られていて、遠くの景色を見ながらキャンプができる開放的なサイトになっていました。
フリーサイトですが区画が分かれているので、自分のエリアを明確にできる感じでした。
区画サイト
区画サイトはフリーサイトCの手前。テントサイトの中では唯一車を横付けしてキャンプができるので、荷物の多くなりがちなグループやファミリーでの利用に良さそうでした。
写真だと少し分かりづらいですが、区画サイトは1つ1つの面積がかなり広い!大きなテントとタープを張れるくらいは余裕でありました!
車は砂利道のロープの中に
バンガローの立地はかなり良い
バンガローはフリーサイトAの中に3棟あります。
中までは見れませんでしたが、外観から察するとエアコンがあったりウッドデッキのようなものもあったりと、バンガローというよりも小さなコテージみたいな感じでした。
バンガローの目の前はすぐに露天風呂へと続く道になっているので、満足度は高く感じられると思います。
コテージは全部で5棟!
キャンプ場の奥へと進むとコテージとツリーハウスが立ち並ぶエリアに着きます。
とことん山キャンプ場のコテージは全部で5棟あり、それぞれ特徴のあるオシャレなデザインが目を惹きます。
それぞれにベンチとテーブル有り
ただ謎だったのが2階の屋根に続くハシゴ。2階に登って天体観測?いや、使っているとすると、まずはどうやってそこまで辿り着くのだろうか…。この日は何も考えずにリフレッシュしに来たので、すぐに考えるのはやめました(笑)
デザインなのか、メンテ中だったのか…笑
ツリーハウスは天気に左右されにくい!
ツリーハウスは木に囲まれていて雰囲気がとっても良い。
高床式を利用してツリーハウスの下で焚き火やBBQもOK。
定員は4名とのことでしたが、広く快適に過ごすなら大人2人がベストかなという印象。
全ての窓にカーテンがありました
室内にはヒーターと扇風機があるので、多少の暑い寒いには対応可能。
消費電力が高いものは注意ですが、コンセントがあるのも安心でした。
今回は人生初のツリーハウスを体験!子供の頃夢見た夏の秘密基地で朝まで…というシチュエーションに、ワクワクとソワソワが止まりませんでした(笑)
マットを縦にすれば4人は寝れます
とことん山キャンプ場のトイレ
トイレは各エリアにそれぞれあるので極端に遠いというのはありませんでした!
フリーサイトA・フリーサイトB
フリーサイトA・Bの間にあり、とことん山のリスが“トイレ“を示してくれています。
建物自体は年季を感じますが綺麗でした!
和式から洋式に変わった感じですね。
フリーサイトC・区画サイト
まだ建てられたばかりなピッカピカなサニタリー棟。写真を見て貰えば何もいうことはないです。
キレイすぎる!
サニタリー棟はフリーサイトBからも近いので場所によってはこっちを利用した方が近いと思います!
ツリーハウス
ツリーハウスのトイレはこの建物。
フリーサイトA・Bと同じ感じで年季は入っていますが、綺麗に掃除されているのでまだまだ現役でいけそうです!
トイレットペーパーのセンスが光りますね。
白神の風
炊事場も各エリアに
トイレ同様に炊事場も各エリアにそれぞれあります!
フリーサイトA・フリーサイトB・バンガロー
フリーサイトAにある炊事場はかなりのベテラン炊事場の風格が漂っていました。
しかしここは冬期間でも水道が使えるようになっているので、通年でキャンプができるのはこのベテラン炊事場のおかげになんです。
フリーサイトC・区画サイト
サニタリー棟の炊事場はトイレ同様に新しいのでとっても綺麗でした。シンクも1つ1つが広めで、中心にあるテーブル大きく使いやすい感じです。
フリーサイトBからも近いです
コテージ・ツリーハウス
コテージ側にある炊事場はツリーハウスとコテージの間に連なったここ。
炊事場自体はそれほど広くはありませんが、ほぼツリーハウス専用なので十分な感じ。
奥にはテーブルとベンチが配置された東屋があり、イベントや団体でも使えるようになってました。
駐車場も各エリアにあります
区画サイト以外は基本的に車両は駐車場へ。
フリーサイトA・B・C
フリーサイトの駐車場はフリーサイトAの真横にあり、キャンプ場に入ると車が並んでいるのですぐ分かります。
荷物はリアカーを借りて運びます
結構ギチギチに停められている感じ見えましたが、近くで見ると駐車場の区画は結構広くとられている感じでした!
区画サイト
区画サイトは自分のサイトの前に車を停めておくことができます。
写真だと少し見えにくいですがロープが張られてますし、受付の時に説明もされるので行けば分かります!
コテージ・ツリーハウス
コテージの前に駐車場はありますが基本的にほぼコテージの利用者用で、ツリーハウス利用者は先着順になっています。
それぞれにコテージの名前や番号が振られていて、受付で指定された場所に駐車する感じになっています。今回ツリーハウスの利用でしたが、空いていたので無事に駐車できました!
コテージの利用でも複数台で来た場合と、先着順で停められなかった場合は手前にあるここが駐車場になります。
いつでも入れる露天風呂!
とことん山キャンプ場は、利用者ならいつでも入れる露天風呂が魅力です!昼間に入るのもまたヨシ、夜は静かにお湯の流れる音をBGMにリラックス。外気温もちょうど良くてずっと入っていられるくらい気持ち良かったです!
コテージ側からだと少し歩きましたが、夜だと非日常感がさらに増して逆にそれが良かったですね〜!湯上がりの散歩は最高でした!
コテージ・ツリーハウスからはこの道を
管理棟には売店もあります!
管理棟には非常食や燃料の他、お酒も売られています。
エビスに麒麟に黒ラベル…分かってるぜ…!!
いつの間にかクーラーボックスの中で溶けているロック氷もあるのは安心です。
管理棟の近くにはゴミ置き場
管理棟の近くにはゴミ置き場があるので、帰りながら捨てていくことができます。
ビンや缶はなどの燃えるゴミ以外は管理棟内に分別する所があるので、そこで分別しながら捨てていく感じになっていました!
とことん山キャンプ場の見どころ
温泉街ならではの観光地も楽しめました!
様々なイベントも!
とことん山キャンプ場では体験イベントなど、様々な企画を定期的に行っています。森林浴体験や星座の観察、生クラフトビール販売会など、キャンプと合わせて楽しめるイベントばかり。
荷物運搬用のリアカーは勾留棟の横にあります
コロナ禍でしばらく開催されていなかったみたいでしたが、2024年から徐々に再開し始めているので今後に期待したいところです!
迫力の小安峡大噴湯!
キャンプ場から出てすぐのところに気になる大噴湯の文字。
途中で来たのを後悔しそうになりながらも、熱い蒸気が噴き出す場所に到着!
暑いし足が疲れる…と思いつつも、たどり着いた景色は圧巻!
美しさと迫力がありました!
途中でかなり大きめの蛇の抜け殻を見つけた(しかも近距離で2つ!)途端、周囲にビビりながら戻りました(笑)
蛇の抜け殻を発見!
コインランドリーで連泊もしやすい!
サニタリー棟にはコインランドリーがあるので連泊もしやすくなっているのもポイント。
キャンプ場の日差しと風の中で干すといい匂いがしそうです。
夜の雰囲気も良かったです
初めてのツリーハウスの夜の姿は、さらに雰囲気を高めてくれて大満足でした。
時折小雨が降ったりしましたがツリーハウスの下は問題無し!
誰の邪魔も入らず好き勝手に宴を開催!ついつい贅沢してしまいました!
肉厚なヒレステーキと霜降り状態の柔らか牛タンで大優勝してきました!
朝は残しておいたステーキをホットサンドにして連覇達成です。
とことん山キャンプ場の注意点
評判通りの良いキャンプ場ですが、行ったからこそ分かる注意点を少し紹介します。
辿り着くまでが長い!冬期間はスタッドレスタイヤを!
キャンプ場までは舗装された道でしたが、今回自分が通った宮城方面からの道中は本当にずっと山の中でした。ナビを頼りに向かいましたが、急に道が狭くなったり、途中で圏外になった区間があってかなり不安に(笑)
その分豊かな自然が広がります
冬の寒空の下での焚き火や露天風呂はかなり魅力的ですが、着くまでの冬の山道は運転はルート含めてしっかり準備してから向かうようにしたいところです。
場内は最徐行!譲り合って安全に
場内の車道は一方通行になっているところもあるので、荷物の積み下ろしや運搬の時は十分に注意したいところです。
小さなお子さんも走り回っていることもあるので、場内は最徐行を厳守して安全に楽しみましょう!
冬期閉鎖の区画もあります
ここは冬でも楽しめる通年営業のキャンプ場ですが、冬期間は一部冬季閉鎖しての営業となるようです。
詳細は問い合わせ推奨です
先ほど取り上げたキャンプ場までの道のり同様に、冬の利用可能エリアのことも頭に入れておきたいところです。
とことん山キャンプ場にまた行きたい!
本格的にキャンプを始めた頃からずっと行きたかったとことん山キャンプ場は、初心者でも上級者でも楽しめるキャンプ場でした。
いくつか注意点も挙げましたが、これはとことん山キャンプ場に限らずの微々たるもの。
今回はツリーハウスのワクワク感でついつい籠る時間を長くとってしまいましたが、次はテント泊にしたり露天風呂をもっと満喫したいなぁと思った、リピート不可避のとても良いキャンプ場でしたよ〜!
ギア
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