福岡県の中央部に位置する田川市は、福岡市内から車で1時間半程度とアクセスもよく、自然豊かで落ち着いた雰囲気の田舎です。
そんな自然豊かな田川市に「源じいの森キャンプ場」というキャンプ場があります。キャンプ場の中を、蛍が見られるほどきれいな小川が流れていて、隣には温泉施設もあります。
しかし、ネット上にはキャンプ場のサイトが少なく、詳しくて分かりやすい情報がありませんでした。なので実際に妻と3歳の息子を連れて家族3人でキャンプしてきました。
- どこにあるのか?
- どんなところ?
- 料金やレンタルについて
- おすすめのポイントは?
などを分かりやすいように、写真付きで紹介していきます。
目次
源じいの森キャンプ場ってどんな所なの?

基本情報について
福岡県田川市にある「源じいの森キャンプ場」は地元小学校の1泊研修でも使われていて、ロッジやバンガローなど設備が充実しているキャンプ場です。5月下旬から6月中旬には蛍狩りをすることもできます。
キャンプ場は第一キャンプ場と第二キャンプ場の2か所あり、どちらもフリーサイトなので気に入った場所に自由にテントを張ってキャンプすることができます。敷地内にはきれいな温泉もあるので、キャンプ場利用者はもちろん、地元の方たちも多く訪れる活気のあるキャンプ場です。
| 電話 | 0947-62-2911 |
|---|---|
| 住所 | 〒824-0431 福岡県田川郡赤村大字赤6933-1 |
| 休館日 | 不定休 |
| 予約 | 必要 ※空きがあれば当日でも可 |
| 受付時間 | 10:00~21:00 |
源じいの森キャンプ場の利用料金

源じいの森キャンプ場では宿泊キャンプと、バーベキューなどのデイキャンプの2通りの使い方ができ、利用時間はこのようになっています。
| 宿泊キャンプ | 13:00~翌12:00まで |
|---|---|
| デイキャンプ | 9:00~17:00まで(日帰り) |
一般的なキャンプ場のチェックアウトの時間は9:00~11:00のところが多いのですが、源じいの森キャンプ場のチェックアウトの時間は12:00なので時間に追われること無く、のんびりキャンプできます。
次に利用料金について紹介していきます。源じいの森キャンプ場を利用する際に、人に掛かってくる料金は次の通りです。
| 入場料金 | 中学生以上200円 小学生100円 ※5歳以下は無料 |
|---|---|
| 施設利用料 | 1団体1,000円 ※日帰り・宿泊どちらのキャンプでも必要 |
源じいの森キャンプ場では入場料のほかに使用するテント・タープにも料金がかかります。
| 5人用テント | 平日 750円 休日前・GW・夏休み 1,000円 |
|---|---|
| イベント用テント | 平日 1,500円 休日前・GW・夏休み 2,000円 |
| タープ | 平日 300円 休日前・GW・夏休み 300円 |
家族3人(息子は3歳)で平日の利用+5人用のテントを持ち込んだ場合だと、入場料(200円×2)+施設利用料(1,000円)+テント持ち込み料(750円)=2,150円ということになります。
テントでのキャンプ以外にもロッジやバンガローもあります。
ログハウス・ロッジの利用料金

| やすら木の家 (5人用) |
平日 10,000円 休日前・GW・夏休み 18,000円 |
|---|---|
| くつろ木の家 (5人用) |
平日 10,000円 休日前・GW・夏休み 18,000円 |
| くりむ (10人用) |
平日 20,000円 休日前・GW・夏休み 35,000円 |
バンガロー利用料金

| 5人用 (全8棟) |
平日 7,500円 休日前・GW・夏休み 9,000円 |
|---|---|
| 13人用 (全2棟) |
平日 11,000円 休日前・GW・夏休み 13,000円 ※冷暖房・シャワー・トイレ付 |
| くりむ (10人用) |
平日 20,000円 休日前・GW・夏休み 35,000円 ※冷暖房付き(シャワー・トイレなし) |
ロッジ・バンガローの他に「ガーデンホーム」というトレーラーハウスも1台あります。
ガーデンホーム(トレーラーハウス)の利用料金

| ガーデンホーム (5人用) |
平日 9,000円 休日前・GW・夏休み 12,000円 |
|---|
夏の暑さや冬の寒さが苦手な方はもちろん、年配の方やキャンプ初心者の方でも安心してキャンプを楽しめます。
さらに源じいの森キャンプ場にはレンタル品もあります。持って行く荷物を減らしたいソロキャンパーの方や、忘れ物をした際などにピッタリです。
| 毛布 | 300円 |
|---|---|
| バーベキューセット(4人用) | 2,000円 |
| バーベキューセット(8人用) | 3,500円 |
| イス(4脚)テーブル(1台)のセット | 3,000円 |
| 鍋 | 300円 |
| 包丁・まな板 | 200円 |
| 飯盒 | 300円 |
表の通り「寝袋」や「テント」のレンタルはありません。なので、テントを持っていない方はキャンプ場ではなくロッジやバンガローでの宿泊となります。
※レンタル品の貸し出しは18:00で終了です。
また、レンタルの他にキャンプで必要な道具の販売もあります。
| 木炭(3キロ) | 1,000円 |
|---|---|
| 薪 | 400円 |
| バーベキュー用の網 | 150円 |
| ゴミ袋 | 100円 |
木炭や薪・バーベキュー用の網はホームセンターでの価格と比べると割高なので、事前に購入してから行くことをおすすめします。この他にも塩コショウなどの調味料・着火剤なども販売していました。
源じいの森キャンプ場のチェックイン方法を紹介

大きな施設なので、ナビに「源じいの森キャンプ場」と入力すると迷わずにキャンプ場に到着できます。到着したらまずは左手にある「ほたる館」という建物でチェックインの手続きをします。ほたる館の前は車10台程度の駐車場があります。この駐車場には電気自動車の充電スポットもありました。

ほたる館の中には研修施設やキャンプ場とは別の宿泊施設があり、1階にはロビーと、囲炉裏のある休憩所があります。

ほたる館の入口から入ってすぐのところに受付があるので、ここでチェックインの手続きをします。まぁ手続きといっても難しいことはなく、予約していた名前を係りの人に言い、申込用紙に名前や電話番号・住所などを記入するだけです。
この時にレンタルしたい道具がある場合には、レンタル用の紙が置いてあるので記入し、それを係りの人に渡します。料金は前払い制なので、この時に入場料や、利用料、レンタル料などを支払います。

レンタル品は「ほたる館」から歩いて3分ぐらいのところに「管理棟」があるので、受付で記入した紙を管理棟にいる係の人に渡し、レンタル品を受け取ります。管理棟の横には「リアカー」が置いてあるので荷物を運ぶ際に必要な方は利用しましょう。
上記でも紹介したようにフリーサイトのキャンプ場なので、特に決まった場所などはなく、キャンプ場内を自由に見て回り、好きな場所でキャンプをしましょう。
源じいの森キャンプ場にある施設を紹介

第一キャンプ場の特徴
源じいの森キャンプ場には「第一キャンプ場」と「第二キャンプ場」がありそれぞれ特徴が違います。しかし全く別の場所にあるわけではなく、歩いて2~3分程度で行き来できる距離です。
第一キャンプ場はかなり開けた場所で、4~5人用テントが50張りできるぐらいの広さがあります。

第一キャンプ場の特徴としては、子供用の遊具があり小さな子供でも川遊びできる浅い川の近くでキャンプすることができます。

川の近くは4~5人用のテント2張り程度の広さです。川の水はとてもきれいで、魚も泳いでいました。奥に行くと水深が深くなっていて、大人の胸の位置程度の深さでした。

※雨が降った次の日などは水深が深くなるので注意しましょう。
さらに「更衣室」や、川遊びした後・汗をかいた時にも使える「シャワー」などもありました。


しかし、第一キャンプ場は車を乗り入れすることはできません。第一キャンプ場の手前にある駐車場に車を停めて、荷物はリアカーなどで運ぶ必要があります。

第二キャンプ場の特徴
第二キャンプ場は堤防のようになっていて、車をテントの近くまで持って来れます。

第一キャンプ場のように開けた場所ではなく、川沿いに並んでキャンプする感じなので、トイレなどでテントから移動する際に他のキャンプしている人のテントの近くに行くことがありません。いい感じの距離を保ったままキャンプを楽しむことができます。

キャンプサイトの広さは4~5人用のテント20張り程度です。キャンプサイトと川の間はブロックでできた下り坂になっていて柵などはありません。川の近くには備え付けの街灯はないので、夜になると真っ暗になります。子供がいる場合には目をはなさないように注意しましょう。

第一キャンプ場、第二キャンプ場の特徴をまとめると次の通り。
第一キャンプ場の特徴
| メリット | ・子供用の遊具がある ・電源がある ・更衣室・シャワーがある |
|---|---|
| デメリット | ・車を近くまで持って来られない |
| おすすめの方 | ・グループキャンプをしたい ・子連れでキャンプしたい ・デイキャンプしたい |
第二キャンプ場の特徴
| メリット | ・車を近くまで持って来れる ・電源がある ・静かでのんびりしている ・釣りが出来る |
|---|---|
| デメリット | ・子供の遊具はない ・小さな子供が川遊びするには水深が深い |
| おすすめの方 | ・ソロキャンプしたい ・釣りがしたい |
また、源じいの森キャンプ場の近くには線路があり、現役で使われているので電車が通ります。頻繁に通るわけではなく眠れないほどの大きな音ではないのですが、やはり「音」は気になります。夜の22:00過ぎまでは電車の音がしていました。
炊事場・トイレなどについて

炊事場やカマド・トイレなどの基本的な設備は「第一キャンプ場」「第二キャンプ場」どちらにもあります。蛍光灯が設置してあるので夜でも明るかったです。

「60分100円」で利用できる電源もついています。

しかし、どちらのトイレも和式でした。和式が苦手な方は、受付をした「ほたる館」内に洋式のトイレがあるので、そちらを利用しましょう。
源じいの森キャンプ場の周辺情報について
源じいの森キャンプ場がある田川市は自然豊かな田舎なので、周辺に買い物できるようなお店はありません。事前に購入しておきましょう。
キャンプ場の隣には「源じいの森温泉」という温泉がある

受付をした「ほたる館」の向かいに「源じいの森温泉」があります。露天岩風呂や露天ジャグジー風呂・大浴場・家族風呂などがあり、とてもきれいな温泉です。
源じいの森温泉の詳細情報
| 休館日 | 年中無休 |
|---|---|
| 営業時間 | 10:00~22:00 ※受付は21:00まで |
| 電話 | 0947-62-2851 |
| 利用料金 | 大人 600円(中学生以上) 子供 400円(5歳以上) 家族風呂 1,500円(1時間)6室有り |
福岡でキャンプするなら、源じいの森にまず電話!

今回は福岡県田川市にある施設充実の「源じいの森キャンプ場」をご紹介しました。チェックアウトの時間がのんびりあり、キャンプ場利用料も平均的な価格。空きさえあれば当日の予約も可能です。
ソロキャンプやグループキャンプ・ファミリーキャンプなど幅広く対応していて、ロッジやコテージもあるので、どの年齢の方でも満足できるキャンプ場だと思います。隣にきれいな温泉があるのも嬉しいポイントですね。
源じいの森キャンプ場は人におすすめしたくなるキャンプ場でした。
ギア
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