キャンプブームの中、「女子キャンプ」という言葉を耳にするようになりました。「女子キャンプ」とはその名の通り、女子たちだけでキャンプをすることです。
今回は、普段夫婦キャンプを楽しんでいる筆者が初めて女子キャンプに挑戦した体験談から、初めての女子キャンプで失敗しないための秘訣をお伝えします。
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目次
初めての女子キャンプ!失敗しないための秘訣
初めての女子キャンプで失敗しないための秘訣。それは「無理をしないこと」と「ゆるくいくこと」だと筆者は考えます。
今までは両親や夫としか、キャンプに行ったことがなかった筆者。昨年友達から誘われて、初めて女子キャンプに行くことに。友達とのキャンプなんて楽しいに違いない!テントで女子トーク、絶対に楽しい!と張り切って出かけました。
がしかし、張り切り過ぎの反動で疲れ切ってしまいその後半年以上、女子キャンプには出かけませんでした(女子キャンプ以外のキャンプは毎月1回以上行っています)。
なぜ、疲れ切って女子キャンプに行かなくなってしまったのか。すべての原因は「張り切りすぎ」にあったと思っています。男性がいるキャンプと違い、重いものを運んだり、薪を割ったりすることも全て女性の手でしなくてはいけません。
自分の体力を過信していろいろと無理をし過ぎると、身も心も疲れ切ってしまい、「もう女子キャンプは疲れるからいやだ!」となってしまいかねません。
そういった理由から、女子キャンプで失敗しないための最大の秘訣は「無理をしないこと」と「ゆるくいくこと」なのです。
女子キャンプはハードルが高い?
男性がいるキャンプと違い、重いものを運んだり、薪を割ったりすることも全て女性の手でしなくてはいけない。そう聞くと女子キャンプってハードルが高いな…と感じてしまう人もいるかもしれません。
ですがそんなことはありません。筆者は女子二人でキャンプに行ったので、とにかく荷物運び等が大変でした。しかし荷物運びの大変さは、一緒に行く人数を増やしたり、出来るだけ荷物の量を減らしたりすることで少しは楽になります。
薪を割るのが大変そうなら、焚火は諦めて炭と着火剤、新聞紙を使って火をおこし料理を作ることも出来ます。工夫次第で女子キャンプはとても楽しいものになりますのでご安心ください。
初めての女子キャンプこんな張り切り過ぎに注意!
では筆者はどんなことを張り切り過ぎて女子キャンプに疲れ果ててしまったのかと、疲れ果てないための方法をお伝えします。
荷物を持っていきすぎる
キャンプに行くとなると、ついあれもこれもと持っていきたくなります。ただ荷物の運搬のことを考えずに持っていってしまうと、後悔することになるかもしれません。
荷物はキャンプ場での運搬だけでなく、行きの自宅からの運搬や帰ってからの収納まで何度も運ぶ必要があります。これくらい大丈夫だろうと思う荷物の量でも、何度も運搬を繰り返えすとかなりの重労働。この重労働が想像以上に体力を奪います。
絶対に必要ではないけれどあれば便利なものなどは、つい持って行きたくなるものです。しかし重たいものや大きいものなのであれば、持って行かずに我慢した方が良い場合もあるでしょう。
小物にこだわりすぎる
大きな荷物だけでなく、小さな小物類もこだわって持って行きすぎると後悔の元になることも。筆者はついつい女子とのおしゃれキャンプを楽しみたくて、ライトやらキャンドルやらをいくつも持っていってしまいました。
一つ一つは小さくてもいくつも待っていけば荷物は増えてしまうし、持って行ったのに結局使わなかったものもありました。
最初は必要な物だけを持っていって、女子キャンプに慣れてきてから小物類でおしゃれを楽しむのが良いのではないでしょうか。
料理にこだわりすぎる
キャンプの醍醐味は、お外で食べる美味しい料理!それはもちろんなのですが、料理にこだわりすぎるのも、初めてのキャンプではやめておいた方が良いでしょう。
理由は2つ。前述と同じで荷物が増えてしまうからと、料理を作るまでの過程が大変で時間がかかってしまうからです。
SNSではキャンプで映える料理がたくさん投稿されています。しかし、映える料理や手が込んだものを作ろうとしたり、こまごましたものを何種類か作ろうとしたりすると、食材の数や手間が増えて大変です。
初めて女子だけでキャンプをするわけですから、テントの設営等に時間がかかってしまうことも考えられます。遅い時間になってしまってから、手の込んだ料理を作るのはちょっと大変ですよね。
初めての時は簡単に作れる料理、例えばカレーや焼き肉など定番の物にしておくことをおすすめします。
焚火にこだわりすぎる
キャンプに行ったら焚火、したいですよね!しかしちょっと待ってください。焚火って火をつけるまでの過程が結構大変なんです。
まず薪そのものが重くて運搬は大変だし、薪割もコツを掴めなければとても力が必要です。筆者は薪割りの途中で腕が痛くなって止めたくなりましたが、焚火が無いと料理が出来ない状態だったのでなんとか最後までがんばりました。
料理は焚火ではなく、ガスやホットプレートで作ることも出来ますし、夜に火を眺めながら語らいたければ、焚火はあきらめてキャンドルの火でも代用は可能です。
何がなんでも焚火がしたい!という強い思いがあるわけではないのなら、最初は焚火なしのキャンプでも良いのではないでしょうか。
番外編:虫が嫌いな女子はどうする?
虫嫌いな女子は多いですよね。筆者も虫は嫌いです。虫が嫌だからキャンプに行けない、という声もちらほら聞きます。
でもキャンプって本当に素敵な遊びなので、虫が嫌いという理由だけでキャンプに行かないのはもったいない!そこで虫嫌いさんのために、虫嫌いさんにおすすめのキャンプシーズンとテントを紹介します。
虫嫌いさんにおすすめのキャンプシーズン
虫嫌いさんにおすすめのキャンプシーズンは、ずばり早春と晩秋。ベテランキャンパーになってくれば冬のキャンプも選択肢に含まれます。
夏にはキャンプ場で必ず目にする虫たちも3月や11月ともなると、場所にもよりますがほとんど目にしなくなります。
筆者はキャンプ場でトイレの中に虫がいることが本当に嫌なのですが、11月~3月の間はトイレの中で大きな虫を見ることはまずありませんでした。筆者と同じようにトイレの中に虫がいることが嫌な方は、広くて新しいトイレのあるキャンプ場を選ぶことで、夏場でも少しはましになりますよ。
虫嫌いさんにおすすめのテント
虫嫌いさんにおすすめのテントは、前室のある2ルームテントか、蚊帳のようなリビング付きのテントです。
夏場は暑いので外でご飯を食べるのことがほとんど。そんな時に困るのが、虫がテーブルに登ってきたり、ぶんぶんと自分の周りを飛び回ったりすることです。
夏場の高地キャンプでは、蚊などの平地にいる虫に悩まされることはあまりありません。その代わりアブなどの普段はあまり見かけない虫に悩まされることがあります。
特にアブの活動時間は夕方や朝方など、ご飯を食べる時間帯と同じなのでとても厄介。全面をテントの生地やメッシュで覆うことのできる2ルームテントや、リビング付きのテントがあれば、食事の時や談笑時に虫の侵入を避けることが出来ます。
筆者も初めての女子キャンプではアブに悩まされ、結局テントの中に食事を全部運んで食べることになりました。おそらくこれからは梅雨明け以降の夏キャンプでは、リビングのあるテント以外でキャンプに行くことはないでしょう(そう思うくらい本当に大変でした!)。
夏場は暑く、風通しが良い方が良いので、夏に使うのであればメッシュ部分が多いテントがおすすめです。
失敗しないためにと言いつつ失敗も良い思い出になるのでとりあえず女子キャンプしてみて!
ここまでつらつらと初めての女子キャンプで失敗しないための秘訣を紹介してきました。しかし、初めてのキャンプは失敗がつきもの。さらに失敗をすることで、次のキャンプでの改善点を見つけて、次はこうしよう!と想像が膨らむものです。なにより、失敗は忘れられない思い出となって残ることが多く、面白い経験にもなります。
今回紹介した失敗しないための秘訣を参考にしつつ、あまり失敗を怖がらず、とりあえずお友達と女子キャンプに出かけてみてください。良い思い出になること間違いなしですよ!「無理せず、ゆるく」を忘れずに、初めての女子キャンプに挑戦してみてください。
ギア
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