福島県の猪苗代湖に「天神浜オートキャンプ場」と言う所があります。猪苗代湖畔に位置し、眼前が湖。しかも湖に沈む夕日が絶景のロケーション!調べてみれば、テントだけでは無く、ロッジ泊(純粋な小屋ですけど)も可能。秋も深まり初冬と言える11月19日に行って参りました。
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目次
天神浜オートキャンプ場について
住所 | 〒969-2271 福島県耶麻郡猪苗代町中小松四百苅1308-1 |
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電話番号 | 0242-67-4133 |
営業期間 | 通年営業 ※冬季期間(12月~3月末)は降雪のため一部エリアのみ営業 |
利用時間 | チェックイン 9:00~ / チェックアウト ~12:00 デイキャンプ 9:00~17:00 |
公式サイト | 天神浜オートキャンプ場 |
猪苗代湖の湖畔にあるこちらのキャンプ場。自宅からも遠くなく、途中、檜原湖周辺の「裏磐梯」を駆け抜ければ絶好のドライブルートとなります。裏磐梯には日帰り温泉施設もありますから、なお好都合。
キャンプエリアならば湖の畔にテントが張れます。今回は寒さ対策としてロッジエリアに宿泊しました。
キャンプサイトは最高のロケーション
先ずは四の五の言わずに、この素晴らしい夕日をご覧下さい。
裏磐梯で遊びすぎた為(走るのが楽しくて楽しくて)到着が丁度夕日の時刻と重なりました。受付を済ます前に偶然撮れた夕日の写真。息を飲む美しさ!言葉がありませんでした…。
受付(女性専用パウダールーム・シャワー・トイレもここ。男性用は別棟)事務所は17時までです。この日の旅の相棒と一緒に。
こちらのキャンプ場は、テントキャンプの場合だと朝9時からチェックインすることができます。朝一で湖畔にテントを張り、一日をゆったりと過ごし、夕日を見てから焚き火に火を入れる。良いですね、来春バイクでも来てみようとも思います。
ロッジ泊について
11月も下旬、テントをするなら冬季装備が必須でしょう。旅の相棒が相棒ですから、たいした荷物は積めません。素直に「ロッジ」を借りました。
この写真の小屋がロッジです。
ロッジは電灯とコンセントがあるだけの純粋な山小屋です。2種類あって「ストーブ付き・無し」が選べます。
ストーブは暖を取るためのものでは無く、小屋の入り口に据え付けられた薪ストーブ。あくまで煮焚き用で、暖房は各自で準備となります。
ロッジの脇には水場があります。
上記写真は翌朝に撮影。湖を見ながら珈琲タイム。持参した椅子をセットしています。
ロッジの中身はこんな感じ。電源以外は何もありません。布団類はレンタルできますが、今回は全てを持参!
冬キャンプの秘密兵器
ロッジ泊とは言いますが、ロッジ自体は山小屋と同じ。何もありません。今回の旅では、「暖を取るための秘密兵器」と「旅の相棒のための秘密兵器」双方が必要となります。
先ずは、「暖を取るための秘密兵器」です。
今回の料理は全て「CB缶ガスバーナー」(ユニフレーム ミニバーナー US-700)で行いました。同時にこのガスバーナーに、ストーブに「遠赤外線ヒーターアタッチメント」をセットします。
これでロッジの中はポカポカに。料理と暖房双方で、使用したガス缶は3本。CB缶は廉価ですから助かります!
お次の秘密兵器がこちら。
「電気式毛布」です。寝袋を二つ連結し、ダブルサイズにします。マットはインフレーターマット。その寝袋の中に電気式敷き毛布をインストール。
起きている間はガスストーブで小屋を温め、就寝時は電気式敷き毛布で寝袋の中はポカポカ。朝まで熟睡でした!
「旅の相棒のための秘密兵器」は、こちらです。
「TRIWONDER テントシート グランドシート」。こちらはテントのグランドシート兼タープ。ヘキサタイプとなります。ポールはDOD社製。
旅の相棒は、94年式のTigerRacingSuper6。世間で言うところの「ニアセブン」です。幌とサイドスクリーンを付けていますが、それらはあくまで日光と風よけでしか無く、至る所から雨は侵入。
今回の旅は天候に恵まれたものの、天気予報では深夜に雨マーク(実際夜は雨が降りました)。雨よけ、夜露対策に、運転席と助手席保護はタープが一番。旅の簡易ガレージですね。そして最後がこちらです。
「GW社製リアシートバック」。容量35Lを誇る、GWのオートバイ用リアシートバックです。TigerSuper6は、荷物を積む場所が殆どありません。幌を付けていますから、ロールバーの後方に多少荷物を入れてはおけます。インフレーターマット2コ・寝袋2個・椅子2個、それで既に満杯です。
着替えや火器類、調理用具に入浴用具、タープやペグ類も全てをこのバックに入れて、車体背面に担いでいるスペアタイヤの上にセット!元々オートバイ用ですから、雨天時の対策もばっちりです。
ポール類の「長物」はスペアタイヤのボルト穴を利用して鉄ステーを噛ませ、そこに平ゴムで括り付けて走りました。全国の「ニアセブン乗り」の皆さん、セブン系でも荷物を積んで旅に出られますよ!
猪苗代湖周辺のおすすめ観光スポット
ラビスパ裏磐梯
猪苗代湖自体が観光名所なのですが、40分ほど走ったところには「ラビスパ裏磐梯」があります。温水プール、温泉併用の「日帰り温泉施設」です。今回はタイミング良く谷お客さんがおらず(男女とも)、温泉独り占めでした。
ラビスパ裏磐梯駐車場から望む、裏磐梯の景観
また「裏磐梯」自体、痛快なドライブコースとなります。檜原湖を中心に様々な観光ドライブルートがあり、どこを走っても楽しいことこの上なし!
お食事所むらい
最後にお勧めするのが、会津若松にある名店「お食事所むらい」さん。会津若松は「ソースカツ丼」が有名です。個人的には「カツ丼は卵でとじたもの」が好み。でも「むらい」さんのカツ丼は、破壊力が桁違いです!
「カツ丼」では無く、純粋に「とんかつ」を堪能する目的で、年に一度は食べたくなります。最も完食にはほど遠く、毎回半分のとんかつを「お持ち帰り」にしてしまうのですが…。
今回の旅の相棒「Super6」
イギリスは、ロンドン郊外で家族経営をしている「TigerRacing」。本当に家族だけで車を作っています!私の車は「Super6」と言います。
車好きなら、一度は憧れる「Lotus Super7」、その派生形として「ケーターハム」「バーキン」「フレイザー」が有名です。それ以外では日本の「MITUOKA」も。Lotus Super7を源流とするこれらをひっくるめて「ニアセブン」と呼びます。Super6も、その中の一台。
日本では圧倒的に個体数が少なく希少車ですが、本国イギリスでは意外とmajor。「コーナーが楽しい」「走ることが楽しい」以外、何の役にも立たない車。でも楽しい!
縁あって、某県で大地に帰りかかっていたこの個体と巡り会い、半年間の時間と膨大な諭吉君を費やし、漸く公道復帰したマシン。古のレーシングカーそのものです。
最後に
福島県には、素晴らしいキャンプ場が沢山あります。例えば、「あだたら高原」も個人的にはお勧めです。ここでは過去に「トレーラー泊」「コテージ泊」を経験しました。今回と同じ猪苗代湖にも、「猪苗代湖モビレージ」という素晴らしい場所があります。
それでもなお、「天神浜オートキャンプ場」を強く推す理由は、「エモーショナルすぎる夕日と絶景」に尽きるのです。
この景色の中に身を投じられるならば、私は又行きたいと、切に願っています!ちなみに天神浜は冬季キャンプもしています。厳冬期のテント泊も装備があるなら楽しいでしょう!
今回の旅の様子、動画でもご紹介しています。よかったらどうぞ。
ギア
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