岩本利達
初心者でも使いやすい進化系「マルチパップテント」が先行販売をスタート

初心者でも使いやすい進化系「マルチパップテント」が先行販売をスタート

ミリタリーライクなビジュアルとシンプルな使い心地で人気のあるパップテント。元々は軍人が野営をするのに使用しており、たまに軍払い下げ品なども目にすることもある。野営とくれば当然キャンプとの相性も良く、近頃は素材や機能を工夫したものも増えてきた。

万有商事株式会社が企画した「マルチパップテント」は、その名の通りパップテントの使い勝手にマルチな機能性をプラスした画期的な商品。クラウドファンディングサイト「Makuake」にて、2023年1月12日まで応援購入を受け付けている。

キャノピーを拡大してアレンジ力アップ

キャノピーを拡大

ビジュアルを見てお分かりの通り、従来のパップテントと大きく違うのはキャノピー部分が非常に長いという事。ポールはキャノピーの端と中間部分にセットすることが出来るので、大きく居住空間を取りたい時は長くキャノピーを使用し、日差しや目線をシャットアウトしたければ途中で折り曲げて目隠しをすることも可能。

サイド部分もポールを追加すれば跳ね上げられるので、日陰を確保しながら通気性を上げ、暑い夏でも快適に過ごせそうだ。

インナー×アウターで適応力アップ

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従来のパップテントとは異なり、インナーテントとアウターテントで分かれているのもマルチパップテントの特徴の一つ。2層構造になって空気の層が出来るので、寒さ対策にもなるし結露もしにくくなるのが嬉しい。

インナーテントのみでも利用できるし、アウターテントのみでシェルターとして使用する事も可能。一つのテントで様々なシチュエーションに適応させられ、公園でのピクニックからガチのキャンプまで幅広く適応させられる。

高さ150cmの広々空間で快適性アップ

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パップテントというと小さめサイズでソロキャンプ用というイメージがあるが、マルチパップテントの場合はそれを一回り上回るサイズとなっており、高さはなんと150cmもある。流石にワンポールテントや大型のツールームテントの様にはいかないが、腰への負担も減るだろう。

床面積も大人二人がコットで寝られるように210cm×190cmとしており、のびのび使うことができそうだ。

パップテントの新定番になるか

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これまでのパップテントはシンプル故に快適性が損なわれていた部分もあったが、マルチパップテントはそのスタイリングを活かしたままで機能性や居住性をプラスしている。開発担当者がアウトドアが好き、かつカタチから入るタイプという事で、カッコいいビジュアルは意識しながらも初心者でも使えるような機能性にしたかったそうだ。

価格は一般販売予定価格が26,990円に対し。超早割で20,430円と手に届きやすい。初心者はもちろん、買い替えを検討している方は詳細をチェックしてみて欲しい。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェト/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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