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栃木「道の駅 那須高原友愛の森」での車中泊レポートとおすすめの名湯巡りの旅

栃木「道の駅 那須高原友愛の森」での車中泊レポートとおすすめの名湯巡りの旅

冬場に行う車中泊の旅は、私の場合「名湯・秘湯巡り」が主目的。そこで先ず、「行きたい温泉」決めから始めます。温泉が決まれば、後はその近くで車中泊が可能な道の駅を探します。

今回の主目的は、福島県の秘湯。ずっと以前から一度は行きたかった温泉です!Googleマップを駆使し、車中泊の宿泊地を『道の駅 那須高原友愛の森』と定めました。

道の駅 那須高原友愛の森

那須高原は観光地。以前にも数回訪れています。今回は、そんな那須高原の入り口に位置する「道の駅 那須高原友愛の森」をまずご紹介します。

那須高原友愛の森は大きな施設です。道路から入ると、先ずは観光案内所がお出迎え。上の写真の建物が案内所です。

住所 〒325-0303 栃木県那須郡那須町大字高久乙593-8
電話番号 0287-78-0233
公式サイト 道の駅 那須高原友愛の森

施設紹介

駐車場は、ど~んと広い!こちらの駐車場は約150台が停められるようです。さらに施設の裏側にも臨時駐車場が約100台あり、最大収容台数250台の広大な駐車場が広がっています。

観光案内所の隣がトイレ棟。正面から見ると右手が男子用、左手が女子用。このトイレ棟は面白い構造で、中央が通路兼画廊となっています。この日は那須高原で目にすることが出来る鳥や、ヤマメなどの小動物を撮影したパネルが展示されていました。

何より嬉しい配慮は、トイレ棟に前面に置かれた「ゴミ箱類」。

缶・ペット・燃える・プラ等、細かな分類がされていて、24時間利用可能。車中泊者にとって、ゴミ箱が自由に使えるというのはとても有り難いことです。どうしてもゴミは出ますから…。

当たり前ですが、きちんと分別して、カラスなどが散らかさぬようしっかりと処理して捨てました。大変お世話になったゴミ箱さん達。それでも、朝にはゴミ箱に入りきらない大量のゴミが出ていました。その理由は、後ほど…。

道の駅友愛の森は、一つの建物に集約された建築物ではなく、広大な敷地に様々な建物が点在しています。上の写真は「工芸館」。那須に古くから伝わる工芸品を扱っています。

次の写真が「物産館」です。

物産館では、那須のお土産が各種購入できます。個人的に、那須と言えば扇屋さん。必ず買うのは、扇屋さんの「御用饅頭」。
扇屋の御用饅頭

出典:扇屋

物産館にて購入。因みに物産館には、那須牛の串焼き(1本800円)と那須牛のメンチカツ(1個500円)も販売していました。

トイレ棟の奥には、朝取り野菜の直売所(テント)もあり、そちらでは「コロッケ」「おからコロッケ」「きんぴらコロッケ」を、おばちゃん達が揚げていました。1つ120円。こちらも購入(写真取り忘れた)!美味でしたよ。

多くのキャンピングカーが訪れる人気スポット

キャンピングカーユーザーにも人気

夕暮れが近づくにつれ、乗用車は減っていきましたが、増え始めたのが「キャンピングカー軍」。空に星が輝く頃には10台くらいのキャンピングカーが。

翌朝、数えてみるとキャンピングカーが20台を超えていました!もうびっくり。

夜中、車の外に降り立つと、そこかしこから調理の匂いが漂っていました。キャンピングカー内での料理ですね。

車中泊ご飯は手軽が一番

食材を切る。実はこれがゴミの元。車中泊では「手軽に」「簡単に」「ゴミを少なく」が一番です。車の中ですから「炒める」「焼く」も出来ません。

この日は、まだ肌寒さが残る4月1日。悩むことなく鍋料理です。

先ずは乾杯!これがなければ始まりません。

今宵の食材達。目玉は見事な「丹波しめじ」。お肉も野菜も大量です。

鍋にセットしてしばらく煮込めば完成です。後はお総菜のポテトサラダ。これで十分に幸せ…。

朝は目覚めの珈琲とカップ麺で簡単に済ませて完了。

食材は道の駅にある直売所「ふれあいの郷直売所」で販売されている他に、車で5分ほど走った所にあるダイユーですべて賄えます。

道の駅には「なすとらん」というレストランが併設されているので、そちらでも地場産の食材を活用した料理を堪能できます。ただし、営業時間が11:00~14:30(土日祝11:00~15:00)と短めなので気を付けて下さい。

道の駅周辺のおすすめ温泉施設

甲子温泉 旅館大黒屋

前日に立ち寄りました。福島県の甲子温泉「大黒屋」。白河藩主松平定信公の別邸を保持する温泉宿です。大浴場の「大岩風呂」は150年の歴史を持ちます。

甲子トンネルと国道が整備され、アクセスが楽になりましたけれど、紛れもなく「秘湯」。建物は新しくなりましたが、大岩風呂は歴史そのものを残しています。

白河藩主別邸はこの先。

大岩風呂は、宿の外。川を挟んで対岸にあります。上の写真は、宿から大岩風呂に向かう途中。

いよいよ大岩風呂ですが、この日入浴中のお客さんが8名。その中で1名が30台と思わしき女性。大黒屋の大岩風呂は、混浴なのですが、「湯浴み」も「浴槽へのタオル」もNG。女性にはかなりハードルの高い温泉です(内湯には男女別の温泉有り)。

ですから写真はここまで。パンフレットでご容赦を。

内湯は誰も人がおらず、独り占め!

露天風呂もあり、そちらもとても気持ち良かったです。

施設名 元湯甲子温泉 旅館大黒屋
住所 〒961-8071 福島県西白河郡西郷村真船字寺平1
電話番号 0248-36-2301
日帰り利用時間 AM10:00~15:00
日帰り入浴料 大人:800円
小学生:450円
幼児:350円
0歳~2歳:無料
公式サイト 甲子温泉 旅館大黒屋 公式Webサイト

源泉 那須山 令和の湯

翌日、道の駅 那須高原友愛の森を出発後、那須の朝風呂と洒落込みました。車で数分の場所に「那須山 令和の湯」があります。

車中泊は快適ではあるけれど、自宅のようなくつろぎにはかけてしまいます。
強ばった体に、お湯の心地良いこと…。

古民家を解体した古木で作られ建物、そして浴槽は、とても体になじみました。露天風呂からは満開の桜を眺め、極楽極楽。

施設名 源泉 那須山 令和の湯
住所 〒325-0001 栃木県那須郡那須町高久甲4588-10
電話番号 0287-62-4126
営業時間 平日 10:00~22:00
土日祝日 9:30~22:00
入館料 大人(中学生以上) 690円~
小人(1歳~小学生) 320円~
※曜日や時間帯によって異なります。詳細は公式サイトで
公式サイト お菓子の城 那須ハートランド

最後に

毎年行う冬場の車中泊。私の旅は温泉巡りです。今シーズンは長野・群馬・栃木と三県の温泉巡りを果たしました。

執筆時点では季節も春、いよいよオートバイのシーズンです。次回の旅はオートバイ。行き先は長野県、宿泊はコテージを予定。楽しい旅になりますように。

今回の旅、動画でもどうぞ

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  • バイクに乗って36年。愛車は90年式のHarley Davidson 。齢29歳10万キロを超えました。なので、とうとうマシンを買い換え・・・。キャブモデルのTC88、FLSTCが新たな相棒です!youtubeにツーリングやキャンプ動画をあげています。宜しければご覧下さい。

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