岩本利達
ZEROGRAMの代表テント「El Chalten」シリーズに新バージョンが登場

ZEROGRAMの代表テント「El Chalten」シリーズに新バージョンが登場

ブランド名の通り、圧倒的な軽量ギアに定評がある「ZEROGRAM」。ブランドを象徴するテントとしてファンに愛されている『El Chaltenシリーズ』から、新たなバージョンとなる「El Chalten ZEROBONE v2」が2023年7月28日に加わった。

特長としては、夜間の視認性アップや、感覚的に設営が出来る様にパーツを再配置するなど、使い勝手が向上する内容が中心になっているとのこと。具体的にどのような仕様になっているのか、細かく見てみよう。

「El Chalten ZEROBONE」とは

EL CHALTEN ZEROBONE v2

出典:ZEROGRAM

フライシート、インナーテント、フットプリントをすべて連結し、一度に設営できるようにしたのがこのシリーズ。軽量かつダブルウォールで、ロングトレイル向きのテントとなる。

入り口と全室が大きく作ってあり、開放的な雰囲気と動きやすさを実現。インナーテントには特殊素材であるモノフィラメントを採用しており、インナーテント内の結露はゼロと謳っているから頼もしい。

ポールにはオリジナルで制作したジュラルミンポール「ZEROBONE」を採用。軽量で強靭、しなやかさを併せ持つので、フライとインナーにテンションをかけて高く釣り上げることから居住空間も広いのが特長だ。

あるのとないのでは大違いな「蓄光パーツ」

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キャンプ場の夜は基本的には真っ暗になる。そのため、張り綱やペグに蓄光機能を持たせたものが多いが、結構重要なのがテントやインナーに入る時。懐中電灯やランタンをつけて中に入ろうものなら、光につられた虫さんたちも招き入れてしまう。真っ暗でも最低限場所の分かる蓄光パーツが付いたジップの持ち手なら、虫が入りづらいので夜中に虫と格闘しなくても済む。

接続パーツを微調整して設営しやすく

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新たなモデルではテントボトムとポールやフットプリントを接続するパーツにも変更が加えられている。それぞれのパーツの位置を離し、感覚的に設営できるようになったとのこと。

ポールを強化コーティングに変更

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オリジナルのジュラルミンポール「ZEROBONE」についても、新バージョンでは強化コーティングに変更されて傷がつきにくくなっている。元々マットブラックだったカラーもブラックシルバーに変更され、高級感が増した印象を受ける。

8月は東京・熊本で展示予定

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よっぽどのことが無い限りテントは実物を見て購入した方が良い。「El Chalten ZEROBONE v2」は8月19日、27日に東京のZEROGRAM showroom、8月19日~27日には熊本のWOODSで展示されるようなので、気になる方&行ける方はこの機会をお見逃しなく。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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