1990年代、第一次キャンプブームで盛り上がっていた頃、ロッジ型テント「ビバレー」は誕生した。今ではレトロな雰囲気のロッジ形状も、当時のキャンパーには目新しく、キャプテンスタッグは多種多様なロッジ型テントを発売し、キャンプ文化をけん引して来た。
そんなビバレーが2024年に装いを新たに復刻。2024年3月31日まで先行予約を行っている。リビングスペースと寝室スペースはそれぞれ広く用意されており、そのスタイリングは第二次キャンプブームで定着した「2ルームテント」さながら。機能性も十二分で快適なキャンプを実現してくれそうだ。
合計で約10畳の広々スペース
テントの中は5畳のリビングスペースと4.8畳の寝室スペースに分けられており、構造としては2ルームテントと同様にフライシートにインナーテントを吊り下げて設営する。正面部分からの出入りはD型の窓があり、パッと見はロッジ型テントを細長くしたようなビジュアルとなっている。
サイド部分は跳ね上げが可能で、ポールをかませてキャノピーとすることが可能。後方も跳ね上げられるので、周囲を跳ね上げればかなり広い居住空間を確保出来るというのが嬉しい。
横幅3.2m、奥行き5.4m、高さ2.05mと2ルームテントとしてはミドルサイズではあるが、アレンジ次第では大型2ルームテントと同じかそれ以上のリビングスペースを作り出せるという訳だ。
ロッジ型の特長であるフレームは健在
かつてのロッジ型テントは「鉄骨テント」と呼ばれることもあり、スチールのフレームを組み立ててフライシートを被せるという仕組みを取っていた。その流れを汲んで新型ビバレーもがっちりとした太いスチールフレームを採用しているため、幕が11kgに対してポールの総重量も14kgと中々な重さ。まとめて運ぼうと思うと結構しんどいので、分けて運んだ方が良さそうだ。
ただ重いだけあり、堅牢さについては随一。しっかりペグダウンすればちょっとした風ではへこたれない丈夫なテントが出来上がる。安心・安全にキャンプ出来るという意味ではファミリーキャンパーにもオススメだ。
様々な快適性能でキャンパーをサポート
歴史の古いテントではあるが、この令和の時代にリバイバルするとあって快適性能もしっかり向上。フライシートは引き裂きに強いポリエステルリップストップを採用し、防水はPU2,000mmと十分。UV加工や撥水加工も施されているので、中にいても快適だし、水を弾いて乾燥させやすい。
前方には大型の窓とベンチレーション、屋根にもベンチレーションを備えて換気機能も抜かりない。コロナ社製の石油ストーブならテント内で使用可能と公式からも発表されている。全方面にスカートも搭載しているので風の侵入も防いでくれるなど、気温差や湿度が気になる日本でキャンプをするのに便利な機能が整っている。
2024年3月31日まで先行予約受付中!
実はこのビバレー、2024年3月31日で予約受付が終了してしまうという事でもう間もなく。このスタイリングや機能性に惚れた方は急いでチェックをして欲しい。とはいえまだ予約販売なので、入手タイミングを気にしないという方は正式販売を待っても良いかも。
ただし、先行予約期間は公式オンラインストアでの予約でオンラインストアで使える10,000ポイントが付与されるというのも見逃してはいけない。安い買い物ではないが、お得に買うならこのチャンスをお見逃しなく。
ギア
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