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北海道「せたな青少年旅行村」レビュー|天気が良い日は頂上からの景色が絶景です

北海道「せたな青少年旅行村」レビュー|天気が良い日は頂上からの景色が絶景です

せたな町は平成17年に瀬棚町・北檜山町・大成町の3町が合併して誕生した北海道の西に位置する町です。このせたな町の瀬棚区にある「せたな青少年旅行村」は、立象山公園にある山の上のキャンプ場です。頂上付近のキャンプサイトやケビン、展望台からは、美しい日本海の景色をパノラマで楽しめます。

今回は、せたな青少年旅行村のバンガローに1泊してきましたので、キャンプ場の施設を紹介します。

せたな青少年旅行村の基本情報

名称 せたな青少年旅行村
所在地 北海道久遠郡せたな町瀬棚区西大里11
利用期間 5月1日から10月31日まで
お問い合わせ 【営業期間中】せたな青少年旅行村管理棟 TEL:0137-87-3819
【期間外】せたな町役場 まちづくり推進課 TEL:0137-84-5111
チェックイン/チェックアウト チェックイン13:00~ / チェックアウト~翌10:00

キャンプ場へのアクセス

・札幌からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道、国道230号を経由して車で約3時間40分
・函館からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道、道道42号を経由して車で約2時間20分
・千歳空港からは、北海道縦貫自動車道/道央自動車道、国道230号を経由して車で約3時間

筆者が住む旭川からは、高速道路を利用しても車で約5時間かかります。

予約方法

バンガローとケビンは、宿泊日の3ヶ月前から下記問い合わせ先にて予約受付。

【営業期間中】 せたな青少年旅行村管理棟 TEL:0137-87-3819
【期間外】 せたな町役場 まちづくり推進課 TEL:0137-84-5111

利用料金

入村料 日帰り:一般210円、中学生以下110円
1泊:一般420円、中学生以下210円
3泊以上:一般1,040円、中学生以下520円
持ち込みテント 1泊1張り:840円
バンガロー 1泊1棟:2,090円
ケビンA 1泊1棟:10,470円
ケビンB 1泊1棟:7,340円
シャワー(受付16:00まで) 1人1回:210円
コインランドリー(受付14:00まで) 1回:420円

せたな青少年旅行村の施設紹介

せたな青少年旅行村は、「立象山公園」にある山の上のキャンプ場です。広い敷地の中にはフリーサイト、バンガロー、ケビンを備えています。

立象山は高さ約95mの小さな山(丘)で、象が立っている姿に似ていることから名づけられました。頂上にある展望台からは、瀬棚町の街並みや日本海の景色を一望することができます。

管理棟

「せたな青少年旅行村」に到着したら、管理棟で利用料金を支払い、受付を行います。

入村料は、1泊一般420円/中学生以下210円、日帰り一般210円/中学生以下110円、3泊以上は一般1,040円/中学生以下520円で、別途持ち込みテントやバンガロー、ケビンの料金が加算されます。

チェックインの時間は午後1時からで、チェックアウトは翌日の10時まで。管理人さんがいる時間は、8時30分から17時までです。

なお、予約は管理棟のみで受付で、予約の受付開始は4月1日9時から。予約は3か月前からできます。

管理棟の中にはコインランドリーやシャワー室があります。

料金は、コインランドリーが1回420円、受付時間は14時まで。シャワー室は1回210円、受付時間は16時までです。

管理棟ではフリーWi-Fiが利用でき、薪や木炭、着火剤も購入できます。

バンガロー

今回利用したのはバンガローです。全部で3棟あり、利用料金は1泊1棟2,090円です。

車は横の芝生に停めさせていただけました。

広さは約4畳半(7.29㎡)、床や壁は真新しく、照明やコンセントが備えられています。

入村料が別途かかりますが、入村料と合わせてもかなり安い料金設定です。

ケビン

ケビンはAとBの2タイプがあり、展望台がある頂上近くに建っていています。

ケビンAは6人用で、広さは24.57㎡。利用料金は1棟1泊10,470円で2棟あります。ケビンBは4人用で広さ16.20㎡。利用料金は1棟1泊7,340円で4棟あります。*別途、入村料

ケビンBのうち1棟はバリアフリー対応になっています。そのため2人用です。

それぞれのケビンは、水洗トイレ・コンロ・キッチン・冷蔵庫・テレビ・暖房が完備されています。(寝具はありません)

キャンプサイト

キャンプサイトは、山頂付近の最上段のエリア、その下の中段のエリア、さらに下のバンガローが建つエリアの3段、さらに管理棟の裏側のエリアと大きく分けて4か所あり、合わせてテントが100張りできる広さがあります。

どのエリアも傾斜していて、水平な場所を探すのが大変かもしれません。利用料金はテント1張り1泊840円で、別途入村料が必要です。

炊事場とトイレ

炊事場の1か所は、キャンプサイトの中段エリアにあります。

トイレの1か所は、下段のキャンプサイトです。

きれいに清掃されていましたが、トイレ棟の入り口にドアがないので、夏場は中にかなり虫が入りそうです。

もう1か所の炊事場とトイレは、管理棟や駐車場がある場所にあります。

立象山展望台

ケビンがある立象山の頂上には、「立象山展望台」があります。

立象山展望台からは、瀬棚町の町並みや風車群、天気の良い日には日本海の向こうに奥尻島を望むこともできます。

夕陽が日本海に沈む美しい景色が広がるキャンプ場

今回は、下段のエリアに建っているバンガローに宿泊しましたが、最上段のキャンプサイトやケビンからは、日本海の景色がパノラマで楽しめます。夕刻には、日本海を真っ赤に染めながら夕陽、夜には沖合のイカ釣りの漁火など、幻想的な景色が楽しめます。

ただし、最上段のエリアは、風をさえぎるものが無いため、風が強い日にはテントの設営には苦労するかもしれません。

紹介
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  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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