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【一眼レフ入門】キャンプ場で星空撮影に挑戦!カメラ設定と必要機材を紹介します

キャンプがきっかけでカメラにもハマり出しました。知識も技術もまだまだですが、とにかく楽しいです。とくに良い写真を撮りたいと意識することでキャンプの楽しみ方の幅も広がり、一石二鳥と都合よく解釈しています。

さて、今回は少し背伸びして星空撮影に挑戦した結果と、星空撮影に大事な設定などをご紹介します。

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中部エリアを中心にキャンプにどっぷりはまっている2児の父親です。ゆるく楽しくをモットーに!!

星空撮影におすすめのキャンプ場

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綺麗な星空を撮影するために、まずはどんな条件のキャンプ場が向いているのかを調べてみました。

ひとつは明かりが少ないキャンプ場であることです。キャンプ場周辺に街灯が多かったり車がよく走る明るい場所だと綺麗な星空を見ることはできません。

次に障害物のない視界が開けたキャンプ場であることが重要です。具体的には、林間サイトなど背の高い樹木に囲まれていると空があまり見えないので、綺麗な星を最大限楽しむことはできません。

まとめると「周辺の街頭が少ない山奥の広大な高原サイトのキャンプ場」がベストになります。そこで、今回選んだキャンプ場がふもとっぱらキャンプ場です。ここなら星空に映り込む背景も期待できます。

【ふもとっぱらキャンプ場】エリアマップ付き写真で解説!特徴・おすすめエリア・注意点

ふもとっぱらキャンプ場とは

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ふもとっぱらキャンプ場は言わずと知れたキャンパーの聖地です。魅力はなんと言っても富士山。ふもとっぱらではどこからみてもど迫力の富士山を見ながらキャンプ出来るのが最大の魅力です。我家では毎年2月か3月のふもとっぱらキャンプが恒例です。理由は空気が澄んでいて富士山と星空がきれいなこと、人が少ないこと。

しかし… 近年のキャンプブームに加え、昨年の夏頃に中央の水場とトイレがリニューアルしたことでふもとっぱら唯一のデメリットでもあったトイレ問題が改善され、冬なのに激混みでした。ともあれ、今回の目的の星空と富士山の撮影を思う存分満喫できたので良かったです。

星空撮影で準備したもの

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まず初めに星空撮影をする前に準備したものを紹介致します。

一眼レフカメラ

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星空撮影なら一眼レフかミラーレス一眼がおすすめです。今回使用したのは2年前に購入したCanonの一眼レフ。個人的には一眼レフのカメラらしいゴツゴツした見た目が好きです。

最近のカメラはスマホのアプリと連動しており、リモート撮影がスマホで出来たり、スマホのカメラロールへデータの移行がすぐに出来たりと大変便利です。

後ほど紹介しますが、星空撮影には絞りやシャッタースピードをマニュアルで設定する必要があります。

単焦点レンズ

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夜の暗い星空を綺麗に写す為には、カメラのレンズに光をたくさん通さなければなりません。この時の光の量を決める数値がF値(絞り)になります。F値が小さいほど光の量がたくさん通るので暗い星も綺麗に写すことができます。

そこで星空撮影に適してるレンズ、つまり光をたくさん通すことの出来る(F値を低く設定できる)レンズが単焦点レンズ、通称シンデレラレンズです。

このレンズは焦点距離が固定されており、ズームができないレンズになります。ズーム機能がついていないので、レンズ内の構造がとてもシンプルだからこそ被写体が美しく写ります。画角を頻繁に変える被写体を撮るのには不向きですが、星空撮影のように固定させて撮影する場合には逆に重宝されます。

また、レンズの明るさは、焦点距離とレンズ口径で決まります。F値の計算の仕方は「焦点距離÷レンズ口径」となります。同じ焦点距離であれば、レンズの口径が大きいレンズほど光を多く取り入れることが出来るので明るい写真がとれます。単焦点レンズはレンズの口径が大きい為、F値が小さくなり光を多く通すことが出来るので暗い場所でも明るい写真が撮れます。

今回利用したCanonのEF50F1.4USM Nという単焦点レンズは焦点距離が50mmでF値(絞り)がF1.4まで可能です。Canonの標準の広角レンズだと焦点距離が50mmでF値(絞り)がF4.0なので明るさを比較すると全然違います。

三脚

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星空の撮影では、数秒間ほどシャッターを開けっ放しにして撮影します。その為、シャッターを切ってる間、カメラがブレることなく固定出来る環境が必須になります。そこで必要になってくるのが三脚です。そこそこ重量があり操作のしやすい三脚が望ましいです。

星空を撮影するためのカメラの設定

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道具が準備出来たら次は星空を撮影するためのカメラの設定になります。

1.カメラをマニュアルモードにする

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我家の一眼レフカメラの設定でいうマニュアルモード(M)にします。オートモードや他のモードだと光量の調整が出来ない為、星空は綺麗に撮れません。

2.カメラを固定して、手ぶれ補正をOFFにする

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三脚にカメラをセットしレンズの角度を調整します。真っ暗の中での調整になるので撮影しながら微調整していきます。

カメラセットしたらレンズがオートフォーカス機能付きの場合は、レンズのAF(オートフォーカス)をMF(マニュアル)に切り替え、手ぶれ補正もオフにします。三脚使用時に手ぶれ補正がオンになっていると誤作動でブレることがあるので忘れずにオフにしておきましょう。

3.カメラのマニュアルモード(M)の設定をする

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いよいよマニュアル(M)モードの設定です。

設定するポイントは、F値、シャッタースピード、ISO感度になります。

星空撮影F値(絞り)の設定

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最初にF値(絞り)の設定になります。F値(絞り)を設定することで光がレンズを通る量の調整が出来ます。

星空撮影の場合、絞りはなるべく開いて撮ります。絞りを開く(F値は小さく)ことでカメラにより多くの光を取り込むことができ、星がより写りやすくなります。F値の目安としては、F2.8以下です。今回の撮影ではF1.4で撮影しました。

星空撮影のシャッタースピード

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シャッタースピードを遅くすればするほど光を取り込む量が多くなるので写真は明るくなります。ただ、極端に時間が長すぎると星の形が変わってしまうので注意しましょう。目安は6秒から10秒程度です。今回は月明かりが明るかったので8秒程度に設定しました。

ISO感度の設定

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ISO感度とは、カメラの能力で写真を明るくする数値になります。この数値を高くするとカメラが光を捉える能力が上がり、暗いところでも明るく撮影することができます。気を付ける点としては、ISOを上げ過ぎるとノイズが大きくなります。

ISO感度の調整はカメラやレンズや周りの明るさなどでその都度調整が必要になります。今回は800で設定しました。初めは400から少しずつあげていきました。

構図や色みの調整

星空撮影が出来たら構図を考えたり色みを調整して完成させます。

星空撮影と言ってもを星だけ写しても写すときは、星だけではなく周りの景色と一緒に写すとより星空が際立ちます。今回は富士山とテントの明かりを入れてみました。

色みはホワイトバランスから変更をします。赤っぽい電球色や青っぽい蛍光灯、温白色などを設定によって変えることが出来ます。今回は青みがかかった星空らしいショットと、テントのランタンの明かりを入れた赤みがかった電球色に設定しました。

星空撮影の注意点

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星空撮影で特に注意することは構図と設定です。どんなに綺麗に星空がとれていても星空だけだと変化のない写真になります。

地表を構図に取り入れることで、くっきりとした点で星が表現され、地表との境目がはっきりするのでより星空が強調されます。

また設定においては、状況に応じて都度微調整が必要になります。ただ、闇雲に調整しISOを上げ過ぎるとノイズが大きくなりすぎたり、10秒より長いシャッター速度になると、星が点ではなくぶれたように写ってしまうので注意が必要になります。

星空撮影はキャンプの楽しみが広がります

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写真の中でも「星空撮影」は、かなりハードルが高くカメラ上級者の撮影テクニックであると思っていました。しかし、必要な道具立てから設定まで一つ一つ内容を理解して撮影に挑み、すっきり星空が写った時はかなり嬉しかったです。決して難しい撮影ではないと感じました。

もちろんまだまだ構図や設定などの経験やスキルを身につける必要はありますが、とにかく楽しいのでこれからもチャレンジしていこうと思います。これからカメラを初めてみようというキャンパーの方は参考にしてみてください。

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中部エリアを中心にキャンプにどっぷりはまっている2児の父親です。ゆるく楽しくをモットーに!!

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