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コンパクト燻製器レビュー!キャンプ用スモーカーたくみ香房は折りたたみ収納が超優秀

燻製は、調理する温度から使う食材、チップやウッドの種類まで多岐に渡り、調理方法は単純ながらこだわっていくと実に奥深いキャンプ飯であると言えます。

しかしながら燻製自体はチップやウッドに火をつけて待つだけというとても簡単な調理法なので、食材の下ごしらえの要らないスモークチーズなどは初心者の方にも最適です。また、専用の燻製器を購入すれば迷うことなく始められるので、是非初めての方は市販されているスモーカーを使う事をお勧めします。

燻製装置のスモーカーについては各社から様々な商品が発売されていますが、今回は私が4年前から所有しているSOTOの「たくみ香房」について実際の使用感についてやメリット・デメリットなどに関してもお伝えしていきます。

Hana

キャンプと焚き火のおかげで外遊びが好きになった北陸民。野外音楽フェスも大好きです。

たくみ香房の基本情報

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外形寸法 (使用時)幅230×奥行230×高さ405mm
(収納時)幅400×奥行230×高さ65mm
重量 2.4kg
材質 アルミニウム

たくみ香房は新富士バーナーから発売されているスモーカーです。

スモークには温度によって燻製方法にそれぞれ名前が付いています。たくみ香房では50度~80度の温度で燻製し、手法としては最もポピュラーな方法である「温燻」、80度以上の温度で燻製する「熱燻」に対応しています。

縦型立方体のシンプルな形状をしており、ツーバーナーなどの熱源の上に置き、チップを燻してスモークします。側面の他、本体上部にもつまみがついており、スライドさせることによって内部の煙の量や温度を簡単に調整する事が可能です。本体部分は細かいパーツに分解可能。

チップ以外にもスモークウッドを使っても燻製ができます。その際はチップと同様受け皿にウッドを置いて点火、燻製します。素材はアルミ製で、軽量な仕上がりになっています。

また、たくみ香房は基本的にツーバーナーでの燻製を想定した製品仕様になっていますが、SOTOのレギュレーターストーブをお持ちの方でしたら別売品のスモークダクトを使うとツーバーナー以外の熱源でも燻製可能になります。

別売品のスモークダクトについて

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たくみ香房には別売品でスモークダクトと呼ばれるオプション品が発売されています。

これはたくみ香房をツーバーナー以外でも使用できるようにスタンドとダクトがセットになっているもので、ワンバーナーでもチップでのスモークが可能になります。ツーバーナーを用いた方法よりはコンパクトに収める事が出来ます。

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また、たくみ香房単体には無いスタンド部分が付いてくるので、スモーカーを直置きしなくて良い点も魅力の一つです。バーナーの火力は強火だとチップが燃えてしまうので中火以下に設定する必要がありますが、風が強い日などは炎が吹かれて弱くなってしまう事がありますので、都度調整が必要です。

たくみ香房のメリット

分解してコンパクトに収納出来る&お手入れが簡単

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たくみ香房は組み立て式のスモーカーです。組み立ての際もドライバーなどの工具を使う必要は無く、各パーツをはめ込めば完成します。各パーツは全てバラバラに分解する事ができ、使用時に比べコンパクトに収納する事が出来ます。

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純正品で収納袋が発売されていますが、私はトートバッグにまとめて入れています。少し余裕を持たせた大きさなので、スモークチップやウッドなども入れておけます。

また、パーツを分解出来る事により、本体の掃除が非常に簡単になります。基本的に燻製を一度行うと使用後は内部に煙の汚れがしっかり付いてしまいますので、掃除は出来れば毎回行っておきたい所。いつも清潔にスモーカーを保っておきたい時に、洗いやすいようにばらせるのはとても助かります。

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掃除の際に使うお手入れ用品ですが、色々洗剤を試して見ましたがJOYの「ミラクルクリーン泡スプレー」が一番良く汚れが落ちました。スプレーして少し放置しておくだけでこすらなくても綺麗に汚れを落としてくれます。支柱の部分は釘が刺さっており、スポンジでも中々上手く洗えない箇所なのでいつもスプレーを使っています。

縦長型なので多くの食材を燻製出来る

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たくみ香房は付属品として20cm四方程の大きさの網が2枚付いています。これを使うと、例えば6Pチーズの燻製でしたら隙間なく綺麗に敷き詰めれば全部で4パック分、24個ほどは同時にスモークが可能なサイズ感です。

一度にこれぐらいの量をスモーク出来るので、デュオキャンプでは勿論、ファミリーキャンプやグループキャンプでも活躍してくれるでしょう。写真はチップを使い20分ほど燻製をかけた6Pチーズとサーモンです。

サーモンはスーパーで購入したものに比べしっかりと風味がつきます。出来立てのスモークチーズは熱が入り、外側のスモークの風味と内部のトロトロな食感が合わさり、とても美味しいです。スモークは本来日持ちさせるための食材の加工方法ですが、このチーズに関しては出来立てを是非食べて頂きたいです。

また、たくみ香房はスモーカーとしてはオーソドックスな縦長の形状をしています。付属のフックを使って網に引っ掛けることによって魚の切り身やベーコンのような塊肉も吊るして燻製が出来ますので、様々な形状の食材のスモークに対応していると言えます。

たくみ香房の購入前に確認しておきたい事

組み立てが少し難しい

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たくみ香房の組み立ては工具を必要とせず、力がいるような作業ではありません。その代わりにと言えばですが、ねじで止めるような箇所は無く固定はされていない為、組み立て後に場所を移動したい時は底面を持って手で支える必要があります。

また、パーツが全てバラバラに出来る分、部品が細かくなっていますので、「あれ?このパーツの向きはどっちがどっちだったっけ?」と、部品をはめ込む時は未だに少し迷ったりします。

別売品のスモークダクトをつけると更に部品は増えますので、いつもたくみ香房を収納する時には取扱説明書も一緒にしまっておき、組み立て手順を確認できるようにしています。

付属の網がもう一枚欲しい所

我が家ではチーズやサーモンのサクなど、フックに吊るすのではなく網を使った方法で燻製を行うことが殆どです。一度に沢山燻製したい時、付属の網が2枚では少し足りないと感じる時があります。

網かけとして本体内部に付いている釘は4本ありますので、追加で網を買えば更に多くの食材をスモークする事は可能です。しかしながらこのサイズの四角い網ですと販売していない所も多く、大きな網を買ってきて自分で切るなどしなければなりません。純正の網は3枚ほどは欲しかったなというのが個人的な感想になります。

キャンプで燻製を作るならたくみ香房がおすすめ

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スモークをしてみたいと思った時に最初は段ボールでの簡単な方法も考えてはいました。段ボール燻製は不要な段ボールを使えば良いのでコストパフォーマンスは良いですが、折り畳めず場所をとる・熱で炎が段ボールに燃え移る危険があるなどのデメリットも存在します。折角始めてみるならとしっかりした燻製器を購入したのは結果的にとても良かったと思っています。

燻製は元々日持ちさせるための調理方法なので、一度に沢山作っても長く楽しむ事が出来ます。たくさん作れるたくみ香房は、そういった点でも購入して良かったと感じました。

スモークはセットさえしてしまえばほったらかしで完成する料理ですので、その間に別の料理を作ったり、のんびり過ごしたりとアウトドアと非常に相性の高い調理方法だと言えます。

燻製は食材とチップ・ウッドの組み合わせで無限大にレシピが広がるので飽きる事はありません。まだスモークをやってみた事が無いという方、これからやってみたい方はたくみ香房を使った燻製に挑戦してみてはいかがでしょうか。

Hana

キャンプと焚き火のおかげで外遊びが好きになった北陸民。野外音楽フェスも大好きです。

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