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レトロテント専門店「パジャマムーン」突撃取材&オリジナルテントレビュー

あ~、どもども。サケサカです。

突然ですが皆さん、レトロテント(=ビンテージテント)って知ってます?

軽量コンパクトで設置も楽ちん、という現代のテントとは一線を画した、1960~90年代頃フランスを始めとするヨーロッパで作られたテントの総称なんですよ。

このテントが実に個性的でおしゃれだということで、最近にわかに流行り始めてるって話なんですが、そのレトロテント専門の業者さんのひとつを、この度、突撃取材させていただきました!

キャンプ場で他のキャンパーさんたちとは被らない、映えるテントをお探しの方は必見のオリジナルテントも紹介していただいたんで、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

サケサカ

50代になってからソロキャンパーとして30年ぶりのフィールドに返り咲いた、おっさん出戻りキャンパー。飲食業からフリーライターへと華麗なる(?)転進を遂げたため、普段はせっせとパソコン打ちながら、たまにはキャリーカートを引きずってキャンプ場へいそいそと…。アソビトシゴトのサケサカ流ソロスタイルをつづった個人ブログやSNSも配信中。

レトロテント専門店「パジャマムーン」取材記

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その業者さん、「パジャマムーン」さんというお名前なんですがね、なんでもヨーロピアンレトロテントを取り扱い始めて10年という、日本有数の専門業者さんらしいんですよ。

そんなパジャマムーンさんと、とあるご縁がありましてね、去る6月某日あいにくの雨の中ではあったのですが、静岡県藤枝市にあるパジャマムーンさんの工房と、自社所有のプライベートキャンプ場に取材を兼ねたキャンプに伺わせていただいたって訳です。

そこで初めてお会いした代表の佐藤氏と、まずはご挨拶させていただいたんですがね…。

代表の佐藤さんは変わり者?

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サケサカ
「どうも、今日はよろしくお願いします。とりあえずパジャマムーンさんのお名前の由来はどういう所から?」

佐藤
「ある晩に突然降ってきたんですよね。でまぁ、夜に月が出ていたのでパジャマムーンとね」

サケサカ
「な、なるほど…。では、レトロテントを取り扱い始めて10年ほどということですが、その前はどんなことをやられていたんですか?」

佐藤
「前はビンテージものの楽器の中古業者ですね」

サケサカ
「それがなにゆえレトロテントの輸入販売に転身したんですか?」

佐藤
「当時フランス人の彼女がいて、その子と結婚したかったんでフランス関係の仕事が良いなと思ってですね」

と、淡々と話す佐藤氏。こ、この人って結構変わり者?

レトロテントって何?その魅力は?

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サケサカ
「レトロテントって、そもそもどういうテントのことを言うんですか?」

佐藤
「まぁ、主に1960年代~90年代にかけてヨーロッパで作られたテントですよね。フランスやイギリス、ドイツ、チェコスロバキアあたりの取り扱いもありますけど」

ちなみに、レトロテントは別名フレームテントと呼ばれるように、鉄骨製のフレームと天然コットンの幕で作られたテントなんですね。

そんでもってその殆どが、バカンスに1週間とか、日本ではちょっと考えられないくらいの長期滞在型キャンプベースとして使われることが多かったと言うんです。別名ホリデーテント。いかにも優雅さを感じさせるテントですよねぇ。

サケサカ
「佐藤さんにとって、レトロテントの一番の魅力って、どういうところなんでしょう?」

佐藤
「元々長期滞在を目的としたレトロテントは、寝ることが目的の日本のテントには無いデザインが特徴で、それがカッコいいし、生地の質感もいいってのもあるんですが、僕的には雨に強いってことですね」

サケサカ
「雨に強い、ですか?」

佐藤
「そうです。レトロテントに使われている高級天然コットンは、雨に濡れると繊維の一本一本が膨張して水を弾くので、防水加工を施されたコットン生地なら相当の雨でも耐えられますよ。実際昨日の雨でも、タープが全然雨漏りとかしてなかったでしょ?」

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この取材をさせてもらった前日に、雨の中キャンプさせていただき、その時にレトロテントと同じような高級天然コットンで作られたタープの下で一緒に飲んだくれてたんですがね、雨漏りとかは縫い目も含めてたしかに皆無でした。

おまけに幕の下で焚き火ができるっていう素晴らしさね!

パジャマムーンの業務内容

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今やレトロテントの取り扱い業者としては日本有数の取引数を誇るというパジャマムーンさん。その業務内容ってぇのは、どんなものなんでしょうかね?

サケサカ
「業務内容的には簡単に言えば、レトロテントを海外から買い付けて、日本で販売するというものなんですか?」

佐藤
「ざっくり言えばそういうことです。現地にスタッフもいますし、ヨーロッパの中古市場で出回るレトロテントを買い付けて、日本に送ってもらった後、メンテナンスをして販売するって感じですかね」

サケサカ
「メンテナンスまで行ってくれる訳ですね」

佐藤
「そうですね。やっぱり個人輸入なんかでレトロテントを手に入れた場合、フレームが揃ってなかったとか、使えなかったなんてトラブルもあったりするんですよ。ウチならばその辺、場合によってはフレームを作り直したりってことも出来ますし、幕もカスタマイズすることなんかも可能です」

確かに海外のオークションや中古販売業者なんかから直接買った方が安く付くとは思いますが、そこで心配になるのがメンテナンス。

そこらの心配を払拭してくれるんなら、少々お値段出してもパジャマムーンさんで購入する方が増えてるってのも、分かる話です。

佐藤
「国内のレトロテントイベントなんかで、何十というレトロテントが張られたりするんですが、その半分くらいがウチで売った幕だった、なんてこともありましたね。最近では、台湾やタイなどのアジア圏からの引き合いもあります」

パジャマムーンこれからの夢

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サケサカ
「最後に、パジャマムーンさんとしてのこれからの夢とか方向性ってのは、どんな風にお考えですか?」

佐藤
「そうですねぇ。まぁ、レトロテントの輸入販売自体は今後も続けていきますけど、そこよりはむしろオリジナルブランドの開発に力を注いでいきたいです」

サケサカ
「とすると、パジャマムーンというガレージブランド化を狙っていきたいって感じですか?」

佐藤
「やっぱりどうせやるなら、何か面白いことをしていきたいじゃないですか。色々な業種の方とも繋がって、一人じゃ見えない世界を見たいですし、プライベートキャンプ場自体も、そんな人たちと集まって、リモートオフィスみたいな使い方ができれば面白いなと思っています」

サケサカ
「なるほど。面白いですね。何かあれば私も是非ご協力させていただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました」

佐藤
「こちらこそ!」

とまぁ、そんな佐藤氏とのインタビューの様子なんですがね。キャンプ場での一泊とこの取材を通して感じたのは、たしかに佐藤氏は変わり者っちゃぁ変わり者なんですが、人に予想のつかない行動力を持った人って変わり者って言われたりしますよね。

終始淡々と語る佐藤氏なんですが、レトロテントにかける愛情とか、新しいモノへ対する好奇心と行動力は感嘆すべきところがありました。

というわけで、次はそんな佐藤氏が愛情かけて作り上げた、新しいけどレトロ感あふれるオリジナルテント「リトルウイング3」をご紹介します。

オリジナルテント【リトルウイング3】

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レトロテントの輸入販売とそのメンテナンスで培った経験で、パジャマムーンが3年ほどの構想のもと作り上げたオリジナルテントがリトルウイング3!

最新の技術を使って作られた機能性を備えながら、その出で立ちはどこか懐かしいレトロさ加減で、ちょいと本気でお金貯めたくなりました(^_^;)

すべて手作りの個数限定販売ですから、キャンプ場で人と被ることのないテントが欲しい人、おしゃれなテントサイトでインスタ映えを狙いたい人は要チェックですぜ!

70年代レトロテントを現代風にアレンジ

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リトルウイング3はレトロテントによくある二重構造ではなく、シングルウォール構造なんで、軽量かつ組み立ても簡単。

おまけにシンプルなA型テントで、エントランスは両面配置のために、フルオープンにすれば通気性も居住性も抜群という嬉しさ!

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サイズは高さ160、幅200、長さ200(cm)という、1人~3人で使えるサイズ感ですが、女子ソロキャンプなんかにもおすすめなんじゃないでしょうかね?

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レトロテントには欠かせないカラフルなカーテンも、マジックテープ式の簡単装着で、まさにフォトジェニックなテントサイトが演出できますぜ!

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女子でも簡単に設営OK!

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鉄骨フレームと高級コットンというレトロテントの条件はクリアしながら、重量は破格の10kg切りという軽量化に成功しているので、女子でも楽々持ち運びが出来まっせ!

もっとも、さすがにバックパックやキャリーカート、ツーリングキャンプではちょいと難しいでしょうが、車キャンプならば軽自動車だって問題なしです。

幕の中にフレームを組み立てれば、フレーム自体が自立しますので、設営だって簡単に行うことが出来、初心者にもおすすめのテントですね。

雨キャンプでの【リトルウイング3】の実力

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実はさっきも言ったように、今回初の実物リトルウイング3に出会った日は、あいにくの雨。しかも翌朝はかなりの土砂降りというバッドコンディションだったんですね。

だもんで残念ながらフォトジェニックな写真なんかはあんまり撮れなかったんですが、その分佐藤氏の言う「雨に強い」レトロテントの魅力は存分に味わうことが出来ました!

コットン生地やファスナーなど国産にこだわって製作

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なんでも、中国産の生地やファスナーを使えば、コスト自体は押さえられるらしいんですがね、やっぱり比べてみるとメイド・イン・ジャパンの品質が軍を抜いてるって話で、結局オール国産にこだわることになったらしいんですな。

驚きの撥水性能

この動画は佐藤氏の作っているYouTube動画なんですが、リトルウィングの撥水性能が良く分かると思います。

実際テント自体も、同生地で作られたタープ(写真に写っているもの。今後発売される予定もあるらしい)も、かなりの雨だったにも関わらず、雨漏りは皆無だったんですぜ、マジで!

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ちなみに上の写真は、フライ生地に使われている帆布での実験の様子なんですが、なんと5日間放置しても漏水しないというぶっ飛びの性能らしいです。

もっともその分、お値段は128,000円(税抜)という、正直ちぃと目ン玉飛び出るくらいの価格なんですが、それでもレトロテントとして考えればリーズナブルでもありますし(リトルウイング3は新品ですが)、お値段以上の実力を持ったテントであることは間違いありませんね。

まとめ

てなわけでね、今回はレトロテントの専門業者パジャマムーンさんの工房にお邪魔して、代表の佐藤氏にインタビューさせていただいた時の模様と、雨の中同社のオリジナルテント「リトルウイング3」を体感させていただいたレビューをさせていただいた訳です。

レトロテントもリトルウイング3も、けして安い商品ではないですが、その分居住性は通常のテントの比じゃあ無いのは保証します!

さらにキャンプ場で他の人と被りたくないキャンパーさんには絶対におすすめなInstagram映えするレトロテント。価格の壁を飛び越えられる方は、一度検討してみてはいかがでしょう?

とゆ~わけで、サケサカがお送りいたしました。またの機会にお会いしましょう!

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*「レトロテント」と「ビンテージテント」はどちらも同じものを指します。パジャマムーンさんのサイトでも「レトロテント」と「ヴィンテージ(ビンテージ)テント」の両方の表記が見られるのですが、お話を伺う中で佐藤氏が「レトロテント」と呼称しておりましたので、当記事では「レトロテント」で統一させていただきました。
*文中の画像はサケサカが撮影したものの他は、パジャマムーンさんのウェブサイト、及びInstagramから同社の許可を得て転載しております。

50代になってからソロキャンパーとして30年ぶりのフィールドに返り咲いた、おっさん出戻りキャンパー。飲食業からフリーライターへと華麗なる(?)転進を遂げたため、普段はせっせとパソコン打ちながら、たまにはキャリーカートを引きずってキャンプ場へいそいそと…。アソビトシゴトのサケサカ流ソロスタイルをつづった個人ブログやSNSも配信中。

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