今回紹介するのは堅牢なモノ作りから生まれたドイツ発の超コンパクトな焚火台「FlexFire」だ。
FlexFireはクラウドファンディングで900万円の支援を獲得し、株式会社リットインターナショナルから2020年12月19日(土)より一般販売を開始した。
より軽く、より小さいモノを愛するハイカーやバックパックスタイルのキャンパーなら見逃せないぞ。
目次
FlexFireとは?

FlexFireは、ドイツのWikaTechnology社が、地球環境・青い地球を守る価値観を背景に「使い捨てによるエネルギー・資源ロスを避ける」という自然と調和を目指す製品開発から生まれた焚火台。
多機能で携帯しやすく熱耐久性にも追求し素材を厳選、デザイン性にもこだわった作りになっている。

FlexFireは2種類

FlexFireでは、FlexFire4とFlexFire6の2つのタイプを展開している。
| 商品名 | FlexFire4 | FlexFire6 |
|---|---|---|
| 写真 | ![]() |
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| 収納サイズ | 縦12cm×幅20.8cm×厚み9mm | 縦20.8cm×幅18.0cm×厚み13mm |
| 重量 | 485g | 930g |
| セット内容 | フロントプレート(開口部あり)x1 バックプレート x1 サイドプレート x2 ベースプレート(燃焼用)x1 アシトレイプレート(灰受用)x1 ポットホルダー(調理器具固定)x2 ケースx1 |
フロントプレート(開口部あり)x1 バックプレート x1 サイドプレート x4 ベースプレート(燃焼用)x1 アシトレイプレート(灰受用)x1 ポットホルダー(調理器具固定)x2 ケースx1 |
| 特徴 | ・4枚のプレートで構成 ・コンパクトで携帯しやすいサイズ感 ・ソロキャンプなど最小限の装備向き |
・6枚のプレートで構成 ・二つを連結可能で大きく使用可 ・ボンベを内部に設置することが可能 |
ほかの焚火台とは一味違う!6つのポイント

本より薄い?ポケットに入るわずか7.5mmの超薄型コンパクトボディ

解体可能なプレートタイプで、収納時の厚みはたったの7.5mm(本体)。バッグはもちろん、ポケットにも入る超コンパクトサイズだ。

しかも、FlexFireのロゴがオシャレな専用ケース付き。こちらの収納ケースに収納しても、最大13mmでコンパクトにどこへでも持ち歩くことができる。
いろんな形に変身!アレンジ可能な組み立てタイプ

側面のプレート、燃焼用のプレート、灰受皿プレートの高さ調節や組み立て方を変えることで、使う用途に合わせてアレンジ可能。
焚火をするのはもちろん、ちょっとコーヒーを飲みたいときやしっかり調理したいときなど、どんな状況でもプレートを組み替えることで可能になるのがFlexFireの魅力だ。
更にFlexFire6なら2つ組み合わせることも可能

FlexFire6は大人数で使用する際に焚き火台を拡張することができ、ソロからファミリーまで幅広い利用者に適用する機能的な要素も持ち合わせている。
あらゆる熱源に対応可能

FlexFireは、薪・炭・アルコールバーナー・ガス・固形燃料が使用できる。
薪・炭
薪:空気の流れを良くし、効率的な燃焼を促進
炭:空気の流れを抑えた組み立てで、じっくりと熱源を維持し調理を行える。
ガス
FlexFire4は五徳分離型のバーナーに対応。FlexFire6は五徳分離型、五徳一体型どちらでも対応でき、ボンベごと入れて利用することも可能だ。
これにより、少人数で手軽に使いたいときや、しっかり調理したいときなど用途に合わせて対応することができる。
固形燃料
火力の少ない固形燃料は燃焼プレートを高くすることで、熱を調理器具に伝わりやすくすることができる。
アルコールバーナー
ポットホルダーでアルコールバーナーを支えることができる。また、燃焼プレートを高くし、設置することも可能だ。
風に強く煙突効果で料理に集中

FlexFireは四方をプレートで囲まれるので、オープンタイプの焚火台に比べ風の影響をうけにくく、熱を逃がさず料理に炎を集中できる。同時に、燃焼によるエアフローでプレート下部の吸気口から外気が吸い込まれ、燃焼部へ酸素が流れる。
これが煙突効果となり、しっかりと燃焼させることができるのだ。
1000度以上の耐熱テスト済み!変形しにくいステンレスチタン合金を採用

耐熱性能を強化するため繰り返し厳しいテストを行い、最終的に厳選されたステンレスチタン合金を採用している。
軽量な純チタン製よりも耐熱性能を高めるために、熱で歪みにくい合金が使用されたのだ。
丸ごと洗えてお手入れまで簡単

組み立て式のプレートタイプなので分解し、しっかりと清掃することができる。しかも食器洗い洗浄対応!使った食器と共に食器洗い洗浄機で洗え、手間も省ける。
最後に
どうだっただろうか。キャンプやトレッキングにおすすめのFlexFireの焚火台は、コンパクトでありながら用途に合わせて仕様をかえられ、さまざまな熱源に対応、熱にも強く作られている。
それに加え食洗器で洗えるという手軽さに心惹かれずにはいられないギアだ。興味がある人はぜひチェックしていただきたい。
ギア
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