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高尾山の山頂でうどんを作って友人に振舞ってみた

高尾山の山頂でうどんを作って友人に振舞ってみた
2007年にミシュランの三ツ星観光地にも選ばれ、休日ともなると多くの登山客でにぎわう高尾山ですが、気温が下がってくるとやや客足が遠のくため快適に登山を楽しむことができます。

筆者は30回以上高尾山に登っていますが、楽しみの1つが山頂で食べるごはんです。最近はアウトドア用のクッキングバーナーを利用して温かいごはんを作って食べることにはまっています。先日も知人と一緒に高尾山に登り、うどんをふるまってきたので、その時の模様をご紹介します。

むぎめし。

初めてのおやじキャンプが氷点下の富士山麓。関東エリアを中心にファミリーキャンプキャンプやおやじキャンプ、登山、釣り、焚火などアウトドアを楽しんでいます。ツイッターはじめました!

高尾山ってどんな山?

高尾山は東京都の八王子市にある標高599mのそれほど高くない山です。登山というと電車やバスを乗り継いで長時間かけて行くようなイメージもありますが、高尾山は都心からでも1時間圏内というアクセスの良さです。

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山頂からは標高855mの陣馬山へ縦走できるルートもあるため、本格的な登山を楽しみたい方にもおすすめです。高尾山だけであれば、ゆっくり歩いても往復3時間もあれば十分おりてこられます。

いざ登山開始!

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高尾山にはいくつかのルートがあるのですが、自然を楽しみたい方には6号路がおすすめです(ただし、令和3年3月末まで登山道改修工事のため通行止めとなっています)。

今回は改修工事中であることを知らずに6号路まで行き、初めて通行止めであることを知りました。引き返す時間がもったいないので案内図には乗っていない裏道(?)を行くことにしました(結構ハードです)。

同行した知人が植物や野鳥、昆虫などに詳しく、道中いろいろ教えてもらいながら山頂を目指します。ちなみに、高尾山には数千種類の昆虫が生息しており、貴船山、箕面山(みのおやま)と合わせて、日本三大昆虫生息地とされています。

登山道中腹からの眺め

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運動不足気味の知人は結構な急坂に苦戦。休憩を挟みながら少しずつ上ります。途中、野鳥の声を聴いては足を止め、超望遠レンズで撮影を試みますが、この日はお昼にかけて天気が崩れるということで、なかなか野鳥の姿が捉えられません。

急な坂道を上り続けることおよそ40分、1号路への合流地点にたどり着きます。1号路はアスファルトで舗装されているため、とても上りやすくなっています。ケーブルカーやリフトもここまで。ここから山頂は歩いて登ることとなります。休憩所の近くにあるベンチからは、八王子市内や遠く都心部を見下ろすことができます。

山門をくぐってすぐ左手には「神変堂」という小さなお堂があります。よく見ると端の方に「腰痛平癒」と書かれているので、腰痛持ちの筆者はしっかりとお祈りしてきました。

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こちらには神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)が祀られているのですが、関西の方では「じんべんさん」の名で親しまれています。関西では高野山にある放生寺が神変大菩薩を祀るお寺としてよく知られています。

神変大菩薩はかの有名な役行者(えんのぎょうじゃ、役小角とも)に対して、光格天皇から送られた諡号(しごう)で、お祈りするときには「南無神変大菩薩(なむじんべんだいぼーさー)」という真言が唱えられます。

諡号とは
貴人・僧侶などに、その死後、生前の行いを尊んで贈る名。贈り名。
引用 – goo辞書

心臓破りの階段!男坂

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ケーブルカーの降り口からしばらくは平坦な道が続くため、歩いてきた登山客もほっと一息つけます。ただ、しばらくすると右手に坂道(女坂)が、左手に階段(男坂)が現れます。

筆者には階段好きというあまり人に理解されない性癖があるため、迷わずに階段を選択。数えてみると108段あったので、おそらく煩悩を払う意味が込められているのでしょう。しばらくすると薬王院の山門が見えてきます。

薬王院を抜け山頂へ

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心臓破りの階段を上ってしばらく歩くと、高尾山観光のスポットでもある薬王院へとたどり着きます。薬王院は正式名称を「高尾山薬王院有喜寺」といい、成田山新勝寺、川崎大師平間寺とならび、真言宗智山派の三大本山となっています。

薬王院は今を去ること1200年以上前の天平16年(西暦744年)に、歴史的にも有名な高僧である行基菩薩によって開山されました。高尾山は修験道の道場としても知られており、薬王院の山門をくぐると、すぐ右手に天狗様の像が建てられています。

仁王門をくぐりご本堂を抜け、さらに階段を上るとご本社が見えてきます。さらに奥の院を通りにぬけ、階段を上ると山頂まであとわずかです。

山頂に到着したら雪が降ってきました

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登山を開始してから1時間40分(途中、野鳥の撮影をしたり休憩したりで時間が掛かってしまいました)、ようやく高尾山の山頂に到着。山頂の手前で雪がちらつき始めたのですが、あっという間に本格的な降雪となってきました。

幸いなことに高尾山町には屋根付きの休憩所があります。普段なら先客がいるのですが幸いこの日は天気もあまりよくなく、冬ということもありテーブルを利用することができました。身体を動かしているときは暖かいくらいだったのですが、椅子に座って休憩していると急速に身体が冷えてきます。こんな時のために、うどんを用意してきたわけです。

事前に家でだしを取り、お酒と塩、薄口醤油、みりんで味付け。茹で麺2玉と長ネギ、豚肉、増えるワカメちゃんを鍋に投入し、後はゆで上がるのを待つだけ。ネギ豚ワカメうどんの完成です。

高尾山の山頂で食べたうどん

雪景色の中、濛々と湯気を上げるうどんは身も心も温めてくれます。知人の大絶賛を頂きつつ、あっという間に食べ終えてしまいました。食後は知人がコーヒーを入れてくれましたが、これまた絶品。

うどんを食べていると、近くに野鳥の群れがやってきました。「スズメかな?」と思ったのですが、野鳥に詳しい知人が「アトリですね」と教えてくれました。雪に降られてアトリも寒そうです。

アトリ引用:BIRD FAN (日本野鳥の会)

下山して帰宅

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うどんとコーヒーで身体も温まったので少し休憩して下山することに。雪のために足元が悪くなったため、帰りは無難に1号路をたどることにしました。1時間足らずでふもとに到着。

山だけ雪なのかと思ったら、電車で都心の方へ向かう間も雪が降り続けていました。この冬は暖冬ということでしたが、都心でもうっすらと雪が積もったようです。家を出てから5時間程度のお出かけでしたが良いリフレッシュになりました。

高尾山のスポットをご紹介

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今回はあまり天気が良くなかったので、写真もあまりたくさん撮れませんでした。そこで「天気が良かったらこんなスポットもあるよ」という、過去に撮影した写真をいくつかご紹介します。

琵琶滝

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6号路を登り始めてしばらくすると分かれ道があり、右手に進むと琵琶滝が見えてきます。高尾山にあるもう1つの滝である「蛇滝」と並び、薬王院の水行道場として知られています。滝行者以外は滝の元まで行くことができませんが、お堂までは入ることが可能です。

富士山

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天気が良いときは高尾山の頂上から富士山を望むことができます。特に、冬の晴れた朝にはくっきりとその美しい姿を目にすることが可能です。

紅葉

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高尾山は紅葉のスポットとしても人気です。ケーブルカーからは左右に紅葉を望むことができますし、薬王院やケーブルカーの降り口、山頂も秋になると紅や黄色で美しく彩られます。

自然研究路

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高尾山にはいくつかの自然研究路がありますが、中でも6号路はいかにも登山をしている実感が得られ、子ども連れにも人気です。また行楽シーズンになると多くの遠足客でにぎわいます。

山頂名物?

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高尾山の頂上には売店がありますが、なぜか店頭で大量のポテトチップスが販売されています。また山頂にはお蕎麦屋さんもあり、登山客の人気スポットとなっています。

気軽に高尾山登山を楽しもう

高尾山は新宿駅から乗り換えなしで50分足らずというアクセスの良さです。自然を楽しむもよし、日ごろの運動不足を解消するもよし、山頂グルメを楽しむもよし、皆さんなりの楽しみ方を探してみてはいかがでしょうか。

むぎめし。

初めてのおやじキャンプが氷点下の富士山麓。関東エリアを中心にファミリーキャンプキャンプやおやじキャンプ、登山、釣り、焚火などアウトドアを楽しんでいます。ツイッターはじめました!

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