岩本利達
繋げて広げる!パズルみたいな焚火台「マルチトランスキャンプファイヤー」先行受注開始

繋げて広げる!パズルみたいな焚火台「マルチトランスキャンプファイヤー」先行受注開始

群馬のキャンプ用品制作・販売ショップ「Re CELICA」が連結できる焚火台「マルチトランスキャンプファイアー」の先行受注販売をMakuakeで開始した。プロジェクトは8月30日までとなっている。

組み立て式の焚火台は多数あれども、焚火台同士を連結させて一つの焚火台とするのは斬新なアイデア。これってもしかして最近のキャンプシーンにピッタリなのでは?

繋げて人数や用途に合わせたサイズに!

マルチトランスキャンプファイアー3

この焚火台の最大の特長は、なんといってもジョイントパーツで焚火台が連結できるところ。連結するといってもただ焚火台同士がくっつくのではなく、きちんと一つの焚火台として成り立つのである。

焚火台は17.5cm角の寸法となっており、ソロキャンプ用の焚火台としては若干小さいタイプが、連結することによって2倍、3倍と大きくなっていく。火床の下にはきちんと空気を取り込む穴が空いており、燃焼効率も良さそうだ。

ちなみに側面には焚火をモチーフにした透かし彫りがあり、火をつけると炎をバックに模様が浮かんで見える。おしゃれな雰囲気を演出できるのもポイントが高い。

横長の焚火台が欲しかったのよ!

マルチトランスキャンプファイアー4

一般的な焚火台と言えば正方形に近い形のものが多い。薪を井桁に組んで火を起こすことを考えると確かにその方が効率が良いのだが、個人的には調理の際に使いづらいと思う事があった。網の奥側にあるお肉をひっくり返そうとして「アチチ!」となった経験は数知れない。

この焚火台は連結することによって、横へ横へと延びていく。横長のBBQグリルはあるにはあるが、焚火台として横長なものはお目にかかったことがない。横に長いと非常に調理がしやすくなり、写真のように串焼き、フライパン、網といったマルチユースも出来るのがグルメキャンパーにはたまらない。

コンパクトに収納できるので何個あってもかさ張らない

マルチトランスキャンプファイアー5

一つひとつの焚火台が小さいので、収納袋にいれても非常にコンパクト。連結する想定で複数台購入しても、分厚さは一般的な文庫本の半分くらいなのでかさ張らなくて済む。

我が家のメイン焚火台は35cm×35cmの網を使用しているので、面積換算では4台の「マルチトランスキャンプファイアー」があればイコールとなる。組み立てる手間はかかるが、約20cm四方、厚さは文庫本2枚程度となりかなりの省スペースが実現する。

キャンプスタイルの多様化に適した1台

マルチトランスキャンプファイアー

第二次キャンプブームで起きた事象として「キャンプスタイルの多様化」が挙げられる。家族四人でキャンプするときもあれば、ソロキャンプをしたり、接待キャンプなんてのもある。

それぞれに人数や用途に合った焚火台を用意するのは非常に無駄が多いので、こういった連結式の焚火台は昨今のキャンプスタイルにふさわしいと言ってもいいだろう。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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