昨シーズン初めて冬にキャンプをしてから、秋冬キャンプが1番良いかも?なんて思うようになった自分ですが、活動圏内である東北のキャンプ場って冬はオフシーズンになるところが多いんですよね。
しかし!岩手県大船渡市にあるフレアイランド尾崎岬はオールシーズン営業!お盆中の8月に利用させてもらいましたが、しっかり管理されていて年中無休ということもあり、「冬にまた来よう!」と思えた場所だったのでご紹介したいと思います!
目次
フレアイランド尾崎岬の基本情報
連絡先 | フレアイランド尾崎岬 |
---|---|
所在地 | 岩手県大船渡市赤崎町字鳥沢188−7 |
営業時間・定休日 | 通年営業 年中無休 チェックイン12時~チェックアウト12時 |
電話番号 | 0191-27-4478 |
料金 | テント1張:500円 |
交通アクセス(車) | 三陸道大船渡ICから車で約20分 |
公式サイト | フレアイランド尾崎岬 – 大船渡市ホームページ |
東北地方のキャンプ場の多くは冬期間はオフシーズンになってしまうキャンプ場がほとんどですが、フレイアイランド尾崎岬は通年営業という貴重な場所!しかも年中無休です!
大船渡市が管理しているキャンプ場で、料金もとてもリーズナブル!海の近くということもあり、道中のスーパーには新鮮な魚介類が並んでいました。最寄りの大船渡ICから車で約20分の場所にあります。
予約は前日までに!
基本は年中無休にはなっていますが、予約が1件も無い時は夜に場内を閉鎖してしまうとのことなので、前日までには必ず予約をすることを忘れずにお願いします!
フレアイランド尾崎岬の施設紹介
チェックインの少し前に到着しましたが、かなり広いキャンプ場でした!
フレアイランド尾崎岬はフリーサイト!
フレアイランド尾崎岬のキャンプ場は全面フリーサイトでした。訪れたのがお盆の時期ということもあったせいか、チェックインの時間よりも前に着いたはずなのにキャンパーさんがいっぱい!
右側が駐車場
ちなみに下見に行った平日はこんな感じで空いてます。
年中無休なので、スケジュールの融通が効く方は週末や混雑する時期を避けると良さそうです!
狙い目は海が見える場所!
海を眺めながら焚き火をするなら一択!
最高過ぎる眺め!
ですが、当日は先客がいて自分が設営した場所からは全然見えませんでした。
みんな良い場所取れてるなぁと思いながら撮影
受付で説明がありましたが、ネットから先はコテージへの通路になっているので設営は出来ません。
柵ギリギリに設営出来るともっと最高なんですが、立地的にここに設営してしまうとコテージを利用する方々が大変になっちゃうので仕方ないですね。
そして夜はこんな感じ。
外灯があるのも安心
皆さんとても楽しそうに過ごしてました!
コテージにバンガローも!
フレアイランド尾崎岬はキャンプ場だけでなくバンガローやコテージもあるので、初心者やファミリーでも気軽に利用出来るようになっています。
キャンプ場奥側
キャンプ場だけでなく、コテージやバンガローを利用する方々も多くいらっしゃいました!
また、広い土地を生かして2箇所に分かれていて、駐車場のすぐ横にあるこっちは車椅子の方などには優しいですね。
駐車場側
ただ、こちらでは焚き火はおろかバーベキューも不可。
コテージやバンガローを利用する場合は、管理棟裏のバーベキューエリアで楽しむことになっていますので、これは注意したいところですね。
アスレチックで子供も嬉しい!
場内にはアスレチックがあり、子供たちが楽しそうに走り回って楽しんでいました。
鐘がカランカランと何回も鳴り響いてました笑
キャンプ場に隣接するアスレチックは結構ありましたが、場内にあるのを見たのは初めてかもしれません。
場内にあると設営場所に座っていても見守る事が出来るので、子連れキャンプには何気にかなりメリットになるのでは?と思いました〜。
BBQ道具が無くてもOK!
デイキャンプや手軽にバーベキューも楽しめるのがフレアイランド尾崎岬。
宿泊棟の横ではバーベキューや焚き火は禁止になっているので、コテージやバンガローを利用する方が夕方頃から結構賑わっていました。
団体でも利用し易い3連結タイプで屋根付き椅子付き。
コテージの横でバーベキューが出来ないのは人によってはデメリットですが、道具要らずなので準備も片付けも少なく済むのは良いですね!
駐車場は広くて停め易い
駐車場は無理に詰めなくても良いくらい広くて停め易くなってました。
白線で区切られているところはあるものの、周囲がこんなにも広のがあって自由が利く感じでした。
左奥にはコテージ
洗い場には炭を捨てる場所もありました
洗い物は管理棟裏のバーベキューハウスのある広場にあります。
洗剤やタワシなどが設置されているのは個人的に結構珍しいかも。鉄板をよく使うので金タワシがあって助かりました(ついつい忘れて自宅で洗いがち)。
ただスポンジは色んな人が使っている為かなかなかに真っ黒(笑)
水道は使い放題でしたが、キャンプサイトには水回りは一切無いのでウォータータンクがあった方が便利かも。
使用感全開ですがここで大丈夫
フレアイランド尾崎岬のトイレ
キャンプ場のトイレは駐車場にあるこの場所。平仮名で「といれ」はなんか可愛く思えました(笑)
トイレは水洗で綺麗に掃除がされていましたよ!
管理棟にはお風呂とシャワーも完備!
お風呂とシャワーは1人200円で利用が可能で、夏の暑い時期はシャワーでサッと汗を流したり、冬はしっかりと湯船に浸かって暖まることが可能です!
特に貴重品を持っていく訳ではありませんが、鍵付きのロッカーは地味に嬉しい。
奥が浴室
あまり広くないのでチェックインの時に受付で大体の時間帯が指定されました。
広さは大人2人〜3人用
1回200円とキャンプとは別料金ですが、シャンプーなどもあるのでかなり良心的でお得です!
フレアイランド尾崎岬の見どころ
フレアイランドの見どころはやっぱり海!
まるでプライベートビーチ!
バーベキュー広場の角に海へと続く階段を発見!
密漁、ダメ、ゼッタイ。
階段をズンズン進んで行くと最高のプライベートビーチを発見!
台風の時期(直前まで雨予報)と重なって波が高かったので海に入っている人はゼロでしたが、景色はご覧の通り文句無し!
翌日は快晴だったので、ファミリーの方々が朝から楽しんでいたようでした!
ただ三十路を越えたおじさんには道中が結構しんどくてしんどくて…。
階段でさえもツライお年頃か…
一緒に行った友人に「翌朝にまた行こう!」と誘ったらあっさり断られてしまいました(笑)
釣った魚をその場で捌くだと…!?
海が近いので釣りを楽しむ方もかなりいると聞いていましたが、キャンプ翌朝に洗い場で魚を捌くキャンパーさんに遭遇!
釣ってきたばかりの超新鮮!頭が切り落とされているのにエラがパタパタとまだ動いていました!
一緒にキャンプをした友人が、朝4時に起きてこっそり釣りに行ってきたらしいのですが釣果はゼロ。「ココには魚はいないから仕方ない」と言っていましたが、完全に言い訳で朝から笑わせてもらいました(笑)
管理人さんがしっかりしてくれている!
無料のキャンプ場だと、快適に利用するには利用者のモラルとマナーに依存する形になってしまい、思いがけないトラブルに遭ってしまったという話もSNSなどではよく見かけます。
ここには写ってないけど…
利用日当日、車両は荷物の積み下ろし時のみなのに、いつまで経っても広範囲を使って車を避けない集団に遭遇。1時間…2時間…そろそろ3時間に迫る勢い。自分も嫌だし他の方々の為にも注意したい…。モヤモヤ…モヤモヤ…。
そう思ってると、管理人さんが来てしっかり注意!いくら仕事と言えど結構勇気が入ったはず!
幸い悪い人達ではなかったので「は〜い!」と程なくして車を移動し、トラブルも無く済みましたが、管理人さんがいて良かった〜と思った出来事でした。
謎の貯金箱
コテージの脇にあった杭に謎の貯金箱を発見。
しっかり固定されて動かなかったので、お金が入っているのか、はたまた何か別のモノが入っているのか判断が付きませんでした。完全に謎。でも面白いので記念に写真を撮ってきました。
フレアイランド尾崎岬でのキャンプの様子
キャンプを楽しむ人、コテージを利用する人、BBQを楽しむ人など、充実の設備だからこそ、それぞれが好きなスタイルで楽しめていました!
いい大人がはしゃいだプライベートビーチ
予約制でもなんでもない場所なので貸切じゃ無い可能性もありますが、貸切の時はこんな感じでインスタもやってない様な30代半ばを過ぎたおじさん達がビーチではしゃいじゃってます(笑)
海の漢スタイル
全身で自然を感じるスタイル
哀愁を漂わすスタイル
海に入れればもっと最高だったんですが、学生ノリを思い出すような楽しいひと時でした!
食欲を唆るラムチョップ
友人が振る舞ってくれたラムチョップ。くるくると回しながら焼くギアまで準備して焼いてくれました!
キャンプ場は関係無いけど笑
良い感じの焼け具合!
波の音に焚き火の音。最高の夜を過ごせました!
フレアイランド尾崎岬の注意したいところ
気をつけたい点と注意事項をまとめました!
氷点下になると外の水道は使えません!
年中無休のフレアイランド尾崎岬ですが、気温が氷点下になる場合は外の水は凍結防止のため使えなくなるそうです。管理棟の中の調理室を使わせてもらえるので水の心配はありませんが、ウォータータンクがあった方が良さそうです!
海を眺めながらは意外と出来ない
海に面しているキャンプ場ですが、場所を取り損ねると海がほとんど見えません。
立ち上がったり歩けば少しは見えますが
平日は他の利用者が少ないので大丈夫そうですが、海を目当てにする場合は混雑時は避けたい所です。
車の乗り入れは荷物の積み下ろしのみ!
サイト内は車の乗り入れが可能ですが、原則荷物の積み下ろし時のみになっています。
設営場所に限りがあるので、混雑時は速やかに行動しないとお互い設営場所が決まらずに困ってしまうこともあり得ます。
テントを張ってから荷物を下ろしたい気持ちもありますが、出来るだけ素早い行動を心掛けましょう!
ネットが気になるかも…
元々学校としても使われていた場所のため、ネットが地味に邪魔だったり…。
海側のネットは開いていますが、ワイヤー線が気になると言えば気になります。夜は見えにくくなりますが、それはそれで足を引っ掛けたりする恐れもありそうなので注意したいところです。
ペットは入場禁止
ペット可能なキャンプ場もありますが、フレアイランドはペットとはキャンプが出来ません。
最近ゆるキャンを見て(遅い)愛犬とキャンプに行くことを夢見てましたが、ここには連れて行けなそうです。
フレアイランド尾崎岬に行ってみて
夏に利用してきたフレアイランド尾崎岬は、お風呂付きで年中無休、そして1張り500円という破格の値段から、冬も行きたいと思えたキャンプ場でした。
太平洋側は積雪もそれほど多くないので、良い感じに冬キャンプを楽しめそうな場所としてオススメしたい!
ただどうやら最近ボイラーが故障(2022年11月時点)したらしいので、タイミングによってはお風呂やシャワーが使えない可能性も。
ともあれ管理人のいる冬キャンが出来る場所は貴重なので、気になった方は予約も兼ねて1度問い合わせをしてみて下さい!
ギア
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