ブラックギアにこだわるアウトドアブランドBlackishGearが、最大6人で寝られてリビングから前室まで快適性を追求した「BLACK SHELTER TWIN V2 (ブラックシェルターツインV2)」の予約販売を公式オンラインショップにて開始した。
初代モデルとなるBLACK SHELTER TWIN (ブラックシェルターツイン)は先行予約100張りが早々に完売、そこからバージョンアップした今作のテントはデザイン性&カスタマイズ性&通気性を兼ね備える超ハイスペックなツーポールテントに生まれ変わった。
目次
フロントウォール&サイドウォールでプライベート空間を確保

BLACK SHELTER TWIN V2が初代モデルと異なる点としてパッと目につくのは、大きく張り出した前室部分にサイドウォールが装備されたところだ。フロントウォールは前作同様に陣幕として活躍しつつ、両サイドが囲われることで周りからの視線が気にならないプライベート空間を演出。
近年、キャンプブームによってキャンプ場の利用者が増えたことで、必要以上に周囲に気を使ってしまうことがある。サイト同士の距離が近かったりすると、せっかくキャンプに来たのにお隣が気になって休まらないという経験は誰しもあるはず。そんな時でも自分だけのスペースを確保できるのはサイドウォールの強みだ。
最大全長680cmで多人数キャンプでもタープ不要

BLACK SHELTER TWIN V2はテント前室だけでなく背面も跳ね上げ可能となっており、前方から後方まで最大全長680cmのリビングスペースを実現している。これだけのエリアを確保できれば、タープを別で用意する必要は無く、ファミリーキャンプやグループキャンプなど多人数で楽しむ際にも便利だ。

こちらは天井部分に傾斜をつけない設営方法となるので、雨や風など天候には注意を払わなければいけないし、跳ね上げ用のポールは別途必要となるが、状況によって少人数から多人数まで対応できるのはメインテントとしての素質を兼ね備えていると言える。
なによりテントとタープを別で設営するよりもサイト全体の印象が一体感を持ち、ブラックで引き締まったルックスは熟練したキャンパーの雰囲気を醸し出す。
通気性を高めてブラックテントのデメリットを改善

ブラックギア唯一の欠点とも言える室内の熱問題を改善するため、テントサイド部分に大型メッシュを装備。サイドオープンしながらも虫の侵入を防ぎ、通気性を最大限に確保した。
その他、天井部分には大きめのベンチレーターも左右に装備。テント前面・背面ともに巻き上げが可能となっているので、夏場など暑さが厳しい時期でも日差しを避けつつ室内で過ごせるように工夫されている。
Y字ポールで幕内広々&最大3ルームの快適空間を実現

BLACK SHELTER TWIN V2が進化したのは幕本体だけでなくポールにも及ぶ。メインポールにY字ポールを採用したことで、天井部分に幅を取った設計が可能となり、一般的なツーポールテントよりも室内スペースが広く快適になった。
オプションとなるインナーテントは2人~3人が寝られる空間を確保しており、テント両サイドに設置することで最大6人までの寝室スペースがある3ルームテントに変身。寝室からリビングまで、キャンプで過ごすために必要なスペースがテント1つで実現する。
BLACK SHELTER TWIN V2の製品スペック

| 製品名 | BLACK SHELTER TWIN V2 (ブラックシェルターツインV2) |
|---|---|
| 販売価格 | 110,000円(税込) |
| 内容品 | 幕体×1・Y字ポール×2・サブポール×4・ペグ×22・ガイロープ×14 エンドキャップ×4・幕体留め具×1・煙突ポート×1・各種収納袋 |
| 設営時サイズ | 幅600cm×奥行き310cm×高さ195cm |
| 収納時サイズ | 幅75cm×奥行き32cm×高さ30cm |
| 重量 | 19.7kg |
| 素材 | T/C(ポリエステル65%/コットン35%) |
| 耐水圧 | 350mm |
| 販売ページ | BLACK SHELTER TWIN V2 – BLACKISHGEAR |
受注生産で2月末まで5%OFFキャンペーンを実施中
BLACK SHELTER TWIN V2は公式サイトに予約受付を開始しており、2月末までは5%OFFとなる早期予約キャンペーンを実施。受注生産となり、商品発送は5月~6月頃を予定しているそうだ。
今作も前作同様に人気が集まることは間違いないが、ハイスペックとなったが故に価格もハイエンドとなってしまったことは事実。原材料費や人件費の高騰もあり、様々なものが値上がりを続ける今、10万円の大台を超えたテントが消費者にどれぐらい受け入れられるかにも注目したい。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂

冬におすすめ!北海道オートリゾート苫小牧アルテンのバンガローは超快適!

キャンプに最適なキッズシューズ!「KEENキッズ」から最新作が登場!家族お揃いでいかが?

朝、昼、晩のそれぞれにアジャストした「アウトドア専用コーヒー」のプロジェクトがスタート

絶景温泉に大感激!ほったらかしキャンプ場は噂通りの人気キャンプ場

美しい炎が揺らめく!モンベルのフォールディングファイヤーピットは煙も少なく快適でした!

キャンプのキッチンはこれで決まり!木製スパイスボックス&キッチンペーパーボックスが登場!

1日2組限定!淡路島西海岸で楽しむ手ぶら冬キャンプ!絶景サンセットと星空を独り占め

徒歩キャンプ女子の冬の装備公開!バックパックで氷点下キャンプを楽しめる防寒対策もご紹介

登山系YouTuberおすすめ10選|登山を始めるきっかけになったチャンネル紹介

日本三大カルストの1つ!北九州の「平尾台・貫山」は子どもも登れるオススメの山!

房総グランドキャニオン「小鋸山」は危険がいっぱい!低山なのに危険といわれる理由を解説

北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生

ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法

鋳物のプロも実践している本当にくっ付かないシーズニング方法を試してみた!

お座敷スタイルで冬キャンプはここまで快適になる!見た目も心地良いサイト作り実践

学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介

千葉の勝古沢キャンプ場で猫に癒されながら冬のハンモック泊してきました

子どもと一緒に楽しく作れる本格派ハンバーガーと便利なバーガー袋の作り方

ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】

公園内にあるのでファミリーキャンプにおすすめ!「鶴沼公園キャンプ場(北海道浦臼町)」

千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選

茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選

神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選

東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧

東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選

キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】

群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選

40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ

【冬キャンプの防寒対策と寝室の作り方】これで電源サイトを卒業しました






