ダウンシュラフは頻繁に洗えない為、筆者の場合はインナーシーツを必ずセットで使用しています。
どうせインナーシーツを持って行くなら保温性のあるインナーシーツが欲しいと考えて探した所、シートゥーサミットに軽量コンパクトなのにシュラフの保温性を最大11℃向上させると言うインナーシーツを発見!冬キャンプ装備の軽量化を進めるべく購入してみました。結論から言うと大満足だったので詳しくレビューしていきます。
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
目次
サーモライトリアクターコンパクトプラスとは
シートゥーサミットの「サーモライトリアクターシリーズ」は全4種類あります。サーモライトとは中空ポリエステル繊維の事で保温性に優れ軽量である事が特徴。
4種類ある中でコンパクトプラスはショートサイズなので、身長180cm以下の軽量化優先の方向け。シュラフの保温性は最大11℃向上すると言われています。
良かったところ
軽量コンパクト
まずは超軽量!今まで使用していたネイチャーハイクのインナーシーツは350gでしたが、サーモライトリアクターコンパクトプラスの重量は263gしかありません。
軽量の秘密はサーモライトがそもそも軽量である事に加えて、生地の厚みを使い分けています。メイン部分は若干薄く80g/㎡、胴回りと足元は厚めに110g/㎡と合理的な使い方!
サイズもショートサイズとなっており、一般的なインナーシーツの長さが約200cmに対してこちらは183cmです。180cm以下の方向けになっているので背の高い男性は窮屈だと思いますが、157cmの筆者は頭までしっかり収まるのでちょうど良いです。
わりと温かい(体感プラス5℃)
メーカーの説明では「最大11℃向上させます」と言われていますが、筆者の体感では5℃くらいアップしたイメージです。さすがに最初から11℃アップは期待していなかったので思ったより温かい!と思いました。
今まで使用していたネイチャーハイクのインナーシーツに保温性はほとんど無かったので、この体感5℃アップはかなり嬉しいポイントでした。
わりとリーズナブル価格
有名どころの高性能インナーシーツだと軽く1万円超ですが、こちらはお財布に優しく、7700円!
ネイチャーハイクのインナーシーツに比べると高いのですが、筆者が使用しているモンベルダウンハガー800Women’s「#2」は、快適温度0℃で現在価格40,700円。ワンランク上の「#1」は快適温度-3℃で現在価格48,950円です。お分かりでしょうか?プラス3℃で価格差は8,250円!
サーモライトリアクターコンパクトプラスは体感プラス5℃(筆者の場合ですが…)で7,700円。シュラフをワンランク下げてサーモライトリアクターコンパクトプラスを追加した方がより温かく、安く購入できるのです。もちろん選ぶシュラフにもよりますが、筆者の場合はかなりお得感を感じました!
生地の切り返しで正面が分かりやすい
先に述べましたが、サーモライトリアクターコンパクトプラスは厚みが異なる2種類の生地を使用しています。メインの生地は黒く、胴周りと足元は濃いオレンジ色です。
最初はさほど気にしていなかったのですが、この胴周りのオレンジが薄暗いテントの中で目印になって、入口と正面がとても分かりやすい!地味に有り難いポイントです。
今までのインナーシーツは単色だったので、寝るときは前後が分からなくなって逆に入る事もあったのですが、サーモライトリアクターコンパクトプラスなら間違える事がありません!
夏は単体で使える
夏でもキャンプ場の夜は冷えることが多いので夏用シュラフを持参していましたが、サーモライトリアクターコンパクトプラスなら単体でも使えます。通気性も良いので夏キャンプにぴったり。
軽量なので夏キャンプの就寝時の保険としても持参しやすいです。冬も夏も使えるとなるとお得感がさらにアップします!
気になるところ
保温性11℃向上は無い
メーカーの説明ではシュラフの保温性を最大11℃向上させると言っていますが、筆者が使用する限りではそこまでの向上は体感できませんでした。
最初からそこまでの保温性向上を期待していなかったのでがっかり感は全くありませんでしたが、真に受けると危険です。あくまでも「最大」であって、必ず11℃向上する訳では無いのでそこを踏まえて検討しましょう。
ショートサイズなので背の高い人は窮屈
身長180cm以下の方向けになっていますが、商品サイズで183cmなので実際に180cmの方が使用すると肩までがギリギリかなと思います。余裕をもって使いたいなら身長160cm台くらいの方までだと思います。
157cmの筆者の場合は頭までしっかり収まり、ドローコードを絞れば顔周りもぎりぎりカバーできます。
ネイチャーハイクに比べると伸びない
Amazonで良く見かけるネイチャーハイクのインナーシーツ。これは伸びが良くてシュラフに入る時もストレスがありませんが、このネイチャーハイクに比べるとサーモライトリアクターコンパクトプラスはそれほど伸びません。
もちろん普通の綿などに比べると伸びるのでさほどストレスは無いですが、ネイチャーハイクに慣れてしまった筆者は少し物足りなさを感じました。しかし、肌ざわりはサーモライトリアクターコンパクトプラスの方が良くて、冬でも入った時にひんやり感がありません!
総評:大満足のインナーシーツ!
今まで使用していたネイチャーハイクのインナーシーツは重たい割に保温性は無かったのですが、「サーモライトリアクターコンパクトプラス」は軽量なのに保温性もアップしたので購入して本当に良かったです。
ショートサイズなので大柄な男性にはおススメできませんが、そこまで大柄では無い方や女性の方で「軽量・保温性UP・お財布に優しい」インナーシーツをお探しならぜひおススメしたいです!
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
コールマンからコンパクトで使い勝手の良いトンネル型テント「トンネル2ルーム/240」登場
ストーブメーカー「GEAR MISSION」待望の新作は”炎のプロ”がこだわる二次燃焼焚き火台だった
アジア最大級の遊びの総合展示会「FIELDSTYLE JAPAN」2024年5月18日・19日開催
オフロード走行とキャンプがセットに!三重県「キャンプ場Mio」が快適さUPに向けたクラファンを実施中
異素材を組み合わせた「Bamboo ゆらめき・ナイトランタン」がレトロかわいい
防水素材で色々使える「防水ペグハンマーキャリーボックス」がLOGOSから発売
軽量化の基本!ULを目指すなら一つで二役なギアを取り入れよう
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
山菜採りの装備と服装|必要な持ち物一覧
ワンポールテントとの連結に最適な「LOGOS Fes ナバホ ペンタタープ-BC」新発売
タフまるや薄型バーナーがインストールできるAlpen Outdoors「アルミユニットテーブル」が発売開始
軽量化の基本!ULを目指すなら一つで二役なギアを取り入れよう
VASTLANDのワンタッチ焚き火陣幕「TCポップアップシールド」に新色ブラックが登場
トンネル型テントの良さと工夫が詰まった「トンネルテント デュオ」がVASTLANDから発売
鍋がそのまま保存容器になる!本間製作所の「角給食缶ミニ」は使い勝手も良くキャンプにぴったり
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
車中泊やピンチの時に役に立つ!いざという時のトイレ問題を「キャンパートイレ」で解決
静音性と寝心地が向上!BROOKLYN OUTDOOR COMPANYの人気コットがさらに進化
那須の標高1150mにあるキャンプ場「HUNTER MOUNTAIN CAMPING PARK」グランドオープン
TOKYO CRAFTSの多機能テーブル「コードユニット」をさらに便利にするオプション品が登場
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
庭キャンプを全力で楽しむベテラン庭キャンパーの暮らし方
無印の頑丈収納ボックスに3COINSコンテナがシンデレラフィット【キャンプ道具収納】