日本トレンドリサーチがキャンピングカー買取サービスのA-saito!と共同で実施した「キャンプの人数」に関するアンケートによると、80.4%のキャンパーが「キャンプをするなら少人数で」と考えていることが分かった。次点で大人数派が12.8%、以外にもソロキャンプ派は6.8%にとどまった。
とはいえ、あえてどれかに絞らないといけない訳ではなく、それぞれのスタイルにはそれぞれの良さがある。アンケートの回答を交え、改めてそれぞれのメリットとデメリットを考えてみよう。
最も人気のある「少人数スタイル」
「キャンプはどれほどの人数で行くのがベストだと思いますか?」という設問に対し、最も多かったのが「少人数」と答えた80.4%。回答者の声としては、「ほどよく盛り上がって楽しめる」や「落ちついて過ごせるが寂しくない」といった気を使わずに楽しめる事を評価している。また、「誰かがいなくなったらすぐ気づける」や「誰が何をしているか分かる」といった安全面に配慮した回答も目立つ。
少人数の場合は騒がしすぎず、かといって静かすぎず、気の合う友人や家族と非日常時間を共有できるというのが魅力。また、キャンプ場では思わぬ危険も潜んでいるので、お互いにフォローし合えれば安全性も増す。
逆に、少人数でも何か不都合があって雰囲気が悪くなると仲裁する人がいない場合もあり、険悪なムードが続くこともあり得る。互いの好みの衝突やスタイルの違いでも喧嘩になるというのもリスクだったりする。
ワイワイ楽しく!「大人数スタイル」
林間学校の様に大人数でキャンプをするのも非常に楽しい。お酒が入ったりすれば飲み会と同じく盛り上がるし、大人数だからこそ出来るコンテンツも魅力的。アンケートでは「みんなで役割分担してご飯を作るのが楽しい」など、作業を分担することによって効率よくキャンプが出来るというのが支持派の回答だ。
一方で、盛り上がりすぎてタガが外れると他のサイトに迷惑が掛かることもあるし、人数が多いと食材の適正量が分かりづらく、大幅に足りなかったり多かったりする可能性もあるので要注意。
1人でまったり「ソロキャンプ」
誰の都合も気にせず、1人でのんびりと楽しむのが魅力的なソロキャンプ。2020年には新語流行語大賞のトップ10にも選ばれるほど流行していたが、アンケートの結果では圧倒的少数派の6.8%に。少数派や大人数派に比べれば少なくなるのは分かるが、それにしても少ない。
回答者のコメントとしては「こき使われたくない」という意見や、「煩わしい喧騒から解放されたいから」など、現代社会を忙しく生きる皆さんの開放の場となっていることが分かる。リスクはなんと言っても、1人で行動する危険性。最近ではクマなどの野生動物も怖いし、女性の場合だとまた別の危険性もある。
それぞれのスタイルを尊重したキャンプを
キャンプスタイルに貴賤は無いし、それぞれのスタイルにまたがってキャンプを愛するという方もいるだろう。同じキャンプ場で共存するにあたり、それぞれのスタイルを尊重して迷惑をかけたりしないように配慮する事が今のキャンパーには必須スキルとなりそうだ。
※調査結果は「日本トレンドリサーチとA-saito!による調査」から引用したもの
※日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/20312/)
※A-saito!の公式ホームページはこちら(https://a-saito.net/)
ギア
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