天気が良いドライブ日和のある日、ずっと行ってみたかった旗坂キャンプ場にやってきました。
「旗坂キャンプ場(船形山登山口)」…登山口…!!!と、とんでもない山の中だったらどうしよう…という不安がありましたが、なんとか無事に到着!
なかなか事前情報が無いと向かうのが億劫になってしまう人もいると思うので、少しでも参考になるように紹介していきたいと思います!
目次
旗坂キャンプ場の基本情報
旗坂キャンプ場は管理している登山口にあるキャンプ場でした!
旗坂キャンプ場の所在地と利用料金
連絡先 | 大和町商工観光課 |
---|---|
所在地 | 宮城県黒川郡大和町吉田字升沢地内 |
営業時間・定休日 | 4月下旬 〜 11月下旬 |
電話番号 | 0223-45-1184 |
料金料金 | 無料 |
交通アクセス(車) | 東北自動車道大和ICから車で約40分 |
旗坂キャンプ場は登山者も利用するアウトドア好きのオアシス的存在でした。登山口にあるキャンプ場なので急な天候の変化や、冬に差し掛かる時期は思わぬ路面凍結などにも注意して向かいたいところです。
アクセス方法
旗坂キャンプ場へは最寄りの大和ICから約40分。
登山口へと続く道ということでひたすら山の中をブイーン。ちゃんとこの道であっているのだろうかと道中不安になりながら向かいました(笑)
旗坂キャンプ場の予約は不要!
旗坂キャンプ場の予約は不要!誰でも利用出来る場所になっています。
登山前後の拠点にも!
旗坂キャンプ場施設紹介
これまで行ったキャンプ場の中では「熊が出そうな雰囲気」はダントツの山の中でした!
やっと見つけたらキャンプエリア
キャンプ場に着くと山の中とは思えないくらいに立派な入り口がお出迎え。
手前が駐車場です
案内図を頼りにテントサイトへ向かうと階段を発見!多分これが浮き階段。
この先にテントサイトがお目見えか〜!!……えっ!?
みみみみみみみ道が全くない!!!!
いや〜ここでキャンプはできないだろ〜と先に進んでいくと、先人たちの痕跡を発見。
まさに野営の雰囲気
焚き火をした跡があったのは2箇所くらいで、この時点で中級者でも厳しい…ましてや初心者はお断りだなと感じました(笑)
道らしい道もないし、案内図にあった柵があればどのあたりか分かるのにな…と、険しい笹を掻き分けて探し回って目印になる柵をようやく発見!
場所さえ分かってみれば案内図通りの場所にはあったのですが、笹で道が見えず、高さも太もも近くまであったので歩くのも結構大変でした。
大型テントは厳しそう
案内図では結構広そうなテントサイトに感じましたが、現実的にテントが張れそうなのは上記の3箇所でした。
う〜ん!もうこれはほぼ野営に片足入ってますね(笑)
キャンプエリア以外でもキャンプできるみたい!
テントサイトに荷物を運ぶのが大変だぜ…と誰もが思うのか、手前の炊事場周辺で楽しんでいる人の方が多い印象でした。
炊事場の手前
テントサイトに向かう途中にあるこの場所。奥に炊事場が見えるこの左手に、ちょっとしたスペースがありました。
サーカステントくらいのサイズだと、テントだけでいっぱいになりそうですが、ソロ用のパップテントなら雰囲気も相まってベストな感じかも。
炊事場の奥
炊事場を通り過ぎると川の見える開けた場所がありました。
地面が結構硬そうで長いペグだと刺さりづらそうですが、川のせせらぎに癒される良い場所!
デイキャンプをしている方がいました
視界も良好で雰囲気は最高。多分ここが1番良い場所なのでは。
炊事場の下
炊事場の下に位置するこの場所が旗坂キャンプ場の中では1番広いスペースでした。
隣にもう1区画分のスペースもあるので、少人数であればグループでも大丈夫そうな感じになってました!
東屋でも休めるけど
旗坂キャンプ場にも東屋があり、急な天候やちょっとした休憩に使えます。
キャンプ場の雰囲気がかなり玄人向けなので、森林浴をしながらコーヒーを飲みにくるだけでも、かなり満足のいくアウトドア体験ができると思います。
がしかし!肝心の場所は道が笹で隠れていてこんな感じです(苦笑)
浮き階段を登って見えた景色…
案内図と自分の頭の中で作った位置関係にズレがあり過ぎて混乱しました。
それもまた思い出ですけど(笑)
駐車場は20台以上は駐車可能!
キャンプ場の雰囲気はかなりの山の中でしたが、道中は全部舗装されていますし、駐車場もかなりの台数を停めておけるくらいに広くなっていました!
キャンプ場の利用者は自分の他に3人…車の数は1、2、3…。
登山者の方の多さにびっくり!これだけの人が楽しんでいると思うと、ちょっと気になってきますね登山も。
立派な炊事場と洗い場!
テントサイトはかなり玄人向けの場所になっていましたが、炊事場はその雰囲気を保ちながら、使いやすく立派な建物になっていました。
昔ながらのよくある炊事場の雰囲気ですが、まだまだ現役!
シンプルな作りですが置き場も広々でした。
そしてもう1つの建物は野外炉となっていて、真ん中で炭を起こしてBBQができるテーブルが!
炭と網を持ってきて炭火焼肉はもちろん、串に刺して焼き魚をしても良さそう!
山奥なのにトイレが立派!
山奥、登山口というだけで、甘く見ていてました。
キャンプ場に入ってすぐの建物
古さはどうしても感じてしまいますが、水洗トイレでトイレットペーパーも完備。
高規格なキャンプ場と比べると、まぁ普通か。と思われそうですが、行けば分かるさ、この山奥でこのトイレなら超大満足です。
たまに写真すらも躊躇うくらいに汚れているところもありますからね。
美味しいと有名な風早峠の水!
旗坂キャンプ場へ行く道中に風早峠の水という湧き水を汲める場所を発見!
この先には山しかないぞ…という場所なのに、わざわざポリタンクをたくさん持って汲んでいく人がたくさん訪れていました。
自分の地元にも湧き水が出ている場所がありますが、そことは比べ物にならないくらいの水量にびっくり!
キャンプに向かう前の水の調達はここで決まりですね!
旗坂キャンプ場の注意点
雰囲気抜群ですが山奥にあるので注意点は少し多めかも。
初心者注意!玄人好み過ぎる野営感!
山の中で野営気分を味わえる雰囲気抜群のキャンプ場ですが、油断した装備で来ると痛い目にあうかも。
というのも、向かった日はかなり暑く半袖だったのですが、キャンプ場はかなり涼しく長袖が欲しくなりました。それどころか寒くなってしまって危うく夏風邪を引きそうに…。
マイナスイオン爆盛り
知識があれば大丈夫ですが、平地と山の気温差なども考慮して準備は怠らずです。
荷物は最小限or背負えるタイプがオススメ!
駐車場からキャンプする場所までの道のりが木の根っこで歩きづらい!
登山をする方には普通なのかもしれないけど
手に大きな荷物を抱えて転んだりしては危険ですし、凸凹がすごいのでキャリーワゴンの使用もかなり無理があるので、荷物は最小限を推奨です。
水は飲料用ではない
問い合わせをした時にも言われたのですが、水道から出る水は飲料用としては使えません。
煮沸して料理に使う分には大丈夫なようですが、気になる方は持参して行くのが良いですね。
そのまま飲めないとは言っても、こんな山奥で水が使えるのはすごい便利なんですけどね!
野生動物には注意!
これまでも熊が出そうなキャンプ場はたくさんありましたが、自分の中ではここが今1番“出そう“です。
注意の看板は可愛い熊だけど…
食べ物を外に放置しないなど、基本的なことからしっかりと対策をして利用しましょう!
スマホの電波は使えない…
スマホの電波は駐車場までギリギリ入っていましたが、そこから進むと表示は圏外に。
強制デジタルデトックスと言えば聞こえはいいですが、野生動物などの危険もある中ではちょっと心配かもです。
旗坂キャンプ場は上級者向け!
本当にこの道で合ってる…?引き返そうか…?そんな不安が頭によぎりながらも辿り着いた旗坂キャンプ場は、かなり上級者向けの場所になっていました。
設営可能場所までの道のり、森の中、そしてスマホは圏外…。登山を楽しむ人には当たり前なのかも知れませんが、普通のキャンパーにはハードルが高めの上級者向けキャンプ場に感じました。
でも炊事場とトイレは立派なので、上級者レベルを味わいたい!野営っぽさを体感したい!という方には、ニーズがバッチリ合う旗坂キャンプ場でした!
普通のキャンプ場じゃ物足りなくなってきたなぁ〜という方、中級から上級への昇格試験にどうでしょう(笑)
ギア
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