今年から冬キャンプに初挑戦している我が家。ストーブを用意せずに何度かテント泊してみました!
「ストーブなしでも意外といけるのか?」
今回はその真相と、ストーブなしの冬キャンプのために用意した装備を紹介します。
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目次
ストーブなしで冬キャンプに初挑戦!
キャンプに石油ストーブを持っていくのってちょっと面倒くさい…。値段もまぁまぁするし車にも入るかどうか…。と、ストーブを買わない理由を延々と並べて、ストーブを買わずに冬キャンプに挑戦してみることに決めました。ただ、雪山のようなキャンプ場には絶対に行かない、と決めて冬キャンプを楽しんでいます。
今回はストーブなしの冬キャンプの様子をお届けするのですが、くれぐれも生命に危険のあるような低温になる場所でストーブなしのキャンプをするのは推奨しません。
ストーブなしの冬キャンプはどうだった?
朝起きると出しっぱなしにしておいた水道の水が凍っていました
まずは実際にストーブなしで冬キャンプをしてみての感想ですが、平地のキャンプ場と標高1,000mのキャンプ場では同じマイナス5度前後でも感じる寒さが違ったので別々にお伝えします。
平地でのマイナス5度キャンプ
平地でのマイナス5度キャンプは、ストーブ以外の装備を完璧にしていけば、それなりに楽しむことができました。当日は少し風が吹いていたので外にいる時は寒さを感じましたが、しかし耐えられないというほどではなかったです。
テントの中に入れば厚着のおかげか寒さを感じることは一切なく朝まで快適でした。ストーブがないのであれば寝る時の厚着は必須ですね。
標高1000mでのマイナス5度キャンプ
標高1000mでのマイナス5度キャンプは、平地に比べると深夜の寒さが辛かったです。幸い当日の夜は風がなく、またパンダTCをシェルター代わりに使ったせいか外にいる間は寒さをあまり感じませんでした。
しかし寝るためにシュラフに入ってからが辛かった…。最初は人のぬくもりでテント内も暖かかったのですが、深夜になるとともに体感温度もぐんぐん下がっていきました。シュラフから出ている顔もめちゃくちゃ寒いし、動くとさらに寒い気がして、トイレも朝まで我慢して出来るだけ動かず、一睡もせず過ごすハメに(悲)
標高1000m以上になると、底冷えの寒さというか、地面からの寒さが違うように感じました。私より寒さに強い主人も深夜に一度目が覚めてからはやはり朝まで眠れなかったようです。普段寒さに強い方でも山間部に行くのは注意した方がよさそうです。私たちの体感では標高の高い場所でのキャンプは秋口までが限界かなという感じでした。
ストーブなしの冬キャンプで役に立った衣類や小物類
初挑戦の冬キャンプにあたってストーブ以外で役に立った装備を紹介します!
ユニクロ超極暖ヒートテック
左から超極暖ヒートテックレギンス、超極暖ヒートテック、極暖ヒートテック
まず冬キャンプに絶対かかせないもの。それはユニクロの「超極暖ヒートテック」。筆者は寒がりで、寒いことがすごく嫌いなので念には念を。「超極暖ヒートテック」と「極暖ヒートテック」の重ね着ワザで挑みました。
超極暖ヒートテックはタートルネックで首元も暖かいものがおすすめ。ズボンの下に履くレギンスもヒートテックで用意するとなお良しです。
昼間は極暖ヒートテック+セーターを着ておいて、日が落ちたらその上に「超極暖ヒートテック」を重ねて、そのまま寝巻きに着替える、という感じ。
超極暖ヒートテックなしには冬キャンプは出来ません!というくらい暖かい
最初からヒートテックの重ね着をしてしまうと、天気の良い日は日中汗をかいてしまう場合もあります。ヒートテックの重ね着は日が落ちてからがおすすめです。
ネックウォーマーと手袋
ダイソーのネックウォーマー、犬が寒そうだった時は犬にも使いました。(笑)
ビバ!ネックウォーマー。あると無いとじゃ、ぜんぜん違います。寒い時は付けたまま寝ちゃいます。手袋はセリアで指なしのものを購入しました。ネックウォーマーと手袋は100均のものでも充分暖かいのでおすすめです。
特にセリアの指ありと指なし、どちらでも使える手袋はとても使い心地が良かったです。
指先は冷えるので、指なしタイプでも指を隠せると助かる
miuco
冬用靴下
室内用の靴下はフワフワであたたかい
靴下は必ず冬用のモコモコした靴下を持っていくことをお勧めします。筆者のおすすめはこれまた100均の室内用のフワフワ靴下。男性はフワフワを履くのは抵抗あるかと思いますので量販店などで売っているあったか靴下がおすすめです。
ホッカイロ+ホッカイロカバー
ホッカイロも定番ながら、あるとやっぱり役立ちます。ホッカイロを使う場合はホッカイロカバーも用意しておくとさらに使いやすくなりますよ。手が冷えた時、カバーにそのまま手を突っ込むとすぐに手が温まって最高です。
手が温まると体感温度はグッと上がります
我が家のホッカイロカバーは100均で購入した子供用のフワフワ靴下。100均のフワフワ靴下どんだけ好きなの!って感じですが、本当に安くて暖かくて良いんですよ。
湯たんぽ
湯たんぽがないと多分ストーブなしの冬キャンプは成立しません。絶っっ対に眠れないと思います。足元が冷えやすい女性はなおさらです。ストーブがないなら湯たんぽ持参。これは鉄則です。合わせてお湯を沸かすための大きめのやかんも忘れないようにしましょう。
冬用の靴
中がフワフワ素材で、スリッポンにもなって脱ぎ履きがしやすい
冬用の暖かい靴はストーブのあるなしに関わらず必要なものですね。我が家は雪のある場所や極端に寒いところには冬キャンプに行っていないので、ブーツは必要ありません。
そこで購入したのがTEVAの「エンバーモック シェアリング」。足の冷えやすい女性には特におすすめです!
シュラフはどんなものが良い?
冬キャンプにはどんなシュラフを選べばよいか迷いますよね。我が家はモンベルのダウンハガー800#3を使ってみました。
モンベルダウンハガー800 #3は冬キャンプには厳しい
冬も夏も同じシュラフを使いたい!という思いから購入したのが「モンベル ダウンハガー800 #3」。ただ、これ単体では冬キャンプは無理だなと思い知りました。
万全に厚着をして寝てもコンフォート温度が4度の#3だけではちょっと心許ないです。寒さに強い男性であればマイナス5度くらいまでならなんとかなるかもしれませんが、寒さに弱い方や女性は#3で冬を越すのは無理そうです。
ストーブなしで冬キャンプに挑むならば、シュラフはコンフォート温度が0度以下のものを選んだ方が良さそうです。
スノーピークエントリーパックSSを追加
とはいえ、もう一個シュラフを買う気にはなれなかったので手持ちの「スノーピークエントリーパックSS」を追加。スノーピークのエントリーシュラフとして人気のシュラフです。
今年の冬は「モンベルダウンハガー800 #3」の上に「スノーピークエントリーパックSS」を重ねて使っています。これが結構暖かく、肌触りもよく気持ちよく眠れるんですよね。
手持ちのシュラフが心許ない場合は別で毛布を持っていき、一枚上に掛けるだけでもかなり暖かさが違うと思います。
ストーブ以外の装備を万全にすればマイナス5℃までのキャンプは行ける⁈
ストーブなしで冬キャンプに挑むために大切なのは、厚着、湯たんぽ、シュラフ、この辺りかと思います。
あとは場所選び!ストーブで暖を取らないなら、標高の高い場所や雪のある場所で安易にキャンプをしないことです。
ストーブなしでも上記のことに気をつければ十分に冬キャンプを楽しむことが出来ました。寒さを甘くみず、ストーブ以外の装備は万全に!安全に冬キャンプを楽しんでください!
ギア
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