神奈川県秦野市。塔ノ岳の麓にある滝沢園キャンプ場はyoutubeでヒロシが紹介したこともあり、ある筋にはとても有名なキャンプ場です。
ある筋とは、そう、「野営」「ブッシュクラフト」「サバイバル」「男前/無骨」「ハンモック」「ミリタリー」といったハードコアなワードに本能で反応してしまうキャンパー達から絶大な支持を得ているキャンプ場なのです。
今回はそんな滝沢園キャンプ場で冬のソロハンモック泊をして来ましたので、サイト案内と合わせてその様子をお届けします。
滝沢園キャンプ場とは
滝沢園キャンプ場は、登山やハイキングが趣味の人なら一度は聞いたことがある丹沢山や塔ノ岳への登山スタート地点「丹沢山大倉登山口」のすぐ近くに位置しているキャンプ場です。
敷地内には水無川が流れており、フリーサイトまで行くには手製の橋を渡らなければならないので荷物の多いキャンパーには大変かも知れませんが、都心からのアクセスが容易、すぐ近くには秦野市の街がある、スーパーやコンビニ等も車で10分程度の距離、なのに車の音などは聞こえず自然に囲まれた雰囲気が楽しめる、といったメリットが数多くあります。
滝沢園キャンプ場のバイクソロキャンプ利用料金は1550円
今回、12月の土日にバイクソロでお邪魔することになりましたが、フリーサイト代1,100円とバイク駐車場代1泊450円で、合計1,550円でした。安いね!
チェックインは13:00から、チェックアウトは10:00となりますが、実は追加料金300円を支払うと15:00までのレイトチェックアウトが可能となります。このサービスは公式ホームページでは案内されていないので知らない人も多いみたいですよ。
滝沢園キャンプ場の基本情報
住所 | 〒259-1306 神奈川県秦野市戸川1445 |
---|---|
電話番号 | 0463-75-0900 |
営業期間 | 通年営業 |
チェックイン | 宿泊 in 13:00 / out 10:00 デイキャンプ in 9:30 / out 17:00 |
利用料金 | フリーサイト1,100円~ オートサイト5,500円~(4名迄)+施設費1名300円 |
サイトの様子 | 渓流沿い、林間 |
地面の様子 | 土、石、草地 |
予約 | 電話予約可 |
ペット | 可(バンガロー等の宿泊施設は不可) |
公式サイト | 滝沢園キャンプ場 |
アクセス情報
車やバイクの場合、東名高速道路の中井秦野インターから20分程度で到着です。秦野市内を通るのでスーパーやコンビニなどで買い出しをしてから向かうと楽です。
電車の場合は小田急小田原線の渋沢駅で降り、北口でバスに乗り換えたら大倉終点で下車、そこから徒歩10分ほどで到着です。
直火可のキャンプ場
滝沢園キャンプ場は直火ができるキャンプ場です。キャンプ場内の河原から手ごろな石を拾ってきてカマドを作り、直火を楽しんでいる人が多かったです。作ったカマドは撤収時には崩して元の位置に戻しておくようにしましょう。燃え残った灰や炭は、ゴミ回収場に灰捨て場もあるのでそちらへどうぞ。
ヤマビルの出現情報
管理人さんにお伺いしたところ、梅雨の時期(6月~7月頃)はヒル(ヤマビル)が出るらしいです。人の少ない日には野生の鹿も出没したりするので、鹿を狙ったヒルだということですが、人間も容赦無く吸血してくるのでヒルの出る時期に行く場合はヤマビル対策をした方が良いでしょう。
市販されているヤマビル専用の忌避剤を使ったり、粗塩を靴などに塗り込むことでも効果があるようです。ヒルは寒さに弱く、今回お邪魔した12月はとても平和に過ごせました。
滝沢園キャンプ場の施設案内
それでは撮影した写真を交えて滝沢園キャンプ場の施設を紹介していきます。
滝沢園キャンプ場の入口
東名高速の中井秦野ICを下りてナビ通りに進むと、20分程で滝沢園キャンプ場の入口に到着します。道が二手に分かれており、左側がキャンプ場へ続く道です。右側の山道を進んでいくと、山荘や竜神の泉という湧水の採水場がありますが、ダート道なのでお気をつけください。
この道の先は狭い下りカーブになっていて、すれ違い用の小さな待避所がありますが、道幅はそこそこ狭いので最徐行がおすすめ。
管理棟
下り坂カーブの先にキャンプ場の受付、管理棟があります。自販機の右側のスペースに車を停めて受付してから、駐車札を貰って左の駐車場に車を停めるという手順のようでした。
バイクはそのまま駐車場手前のバイクスペースに停めて受付をして、駐車札を車体にテープで張り付けて完了です。
滝沢園キャンプ場の売店
受付兼、売店ではカレールーやカップラーメン、缶詰などの食料の他にも、お菓子、調味料、お酒、虫よけスプレーなども販売されています。
キャンプ場の物価水準を測るアサヒスーパードライ指数は300円。平均ですね。ジュースやお水なども売っていますが、水は2Lで250円と少々お高め。水を飲むより酒を飲め、というお達しでしょう。
薪は一束650円でした。針葉樹の薪で、なかなか火付きが良さそうな薪です。炭も3kgで650円です。
滝沢園キャンプ場の駐車場
こちらが土日の駐車場の様子。紅葉が綺麗に色づいています。車を停めるスペースは砂利でしたが、地面は水はけも良さそうで安定しています。
駐車場、反対側からの様子。うーん、紅葉が綺麗だなー。
キャンプサイト全体マップ
こちらは受付時に案内されるキャンプサイトの全体マップです。先ほど案内した駐車場は四角い横長の駐車場で、右下にある丸く囲まれた駐車場は撮影していませんでした。
川を渡ったマップ上と右上にあるのがフリーサイトで、オートキャンプサイトはさっきの駐車場を奥まで進んだところに9区画ほど準備されています。4番と9番の区画が飛ばされているのってホテルみたいですね。
林間オートサイト
こちらがオートサイト区画です。林間オートサイトで、ここまで木が密集して生えているサイトは珍しいのでは?区画毎のプライベート空間が確保されているので、ファミリーやグループで楽しむのならオートサイトが良さそうです。
車の駐車スペースとテントを設営するスペースは別々の様子。
地面は傾斜があるように見えますが、テントを立てる区画は平らになるように盛り土などで調整されているみたいでした。
オートサイトの奥の方、7番、8番、10番、11番の区画は木が少ない分だけ開けています。
フリーサイト
滝沢園キャンプ場のフリーサイトは川を渡った反対側にあり、渓流沿いの河原サイトと、さらに一段上がった林間サイトに分かれています。
川のすぐ近くは岩場となっているのでテントを立てるのは難しそうですが、少し離れたら土サイトになるので、ほとんどのキャンパーは写真奥の林に隣接して設営していました。
先ほどの写真の反対側から河原サイトを見たところです。なかなか広さもあるので、テント泊の場合はこちらでも楽しめそうですね。
こちらが河原から一段上がった林間フリーサイトです。この時期は地面のほとんどが落ち葉で覆われており、夜はふかふかの寝心地を楽しめます。私はハンモック泊なので関係ないんですけど。
フリーサイトの奥側から管理棟方面を撮影。下は落ち葉でフッカフカのフカ。赤い屋根の建物が管理棟です。
キャンプ場内を流れている水無川
キャンプ場内を縦断する水無川は、上流側に大きな滝が作られており、段々となってキャンプ場内に流れ込んでいるので、キャンプ場内には滝の音が心地よく響いています。
滝の下流はこんな感じ。キャンプ場内には上流と下流の二ヵ所に一本橋が設けられています。写真左側に見える赤い屋根が管理棟で、右奥に見えるのが河原サイト、写真外の右手側に林間サイトが広がっている、という位置関係です。
滝沢園キャンプ場のトイレ
キャンプ場内にトイレは一つだけ。管理棟の裏側、駐車場の近くに設置されてます。
多少の古さは感じますが、掃除が行き届いていてキレイですね。ただ夜中は小便器の床がビショビショになっていたので、お酒に酔ってトイレに来た方はお気をつけください。色々な意味で。一歩前へ、の精神で的を外さないようにしましょう。
大便器の方は洋式と和式が一つずつ。今回は洋式しか使わなかったのですが、洋式だと少し狭さを感じました。和式便器を洋式に改装したんでしょうね。パンツを脱ぐ時に屈もうとすると頭がドアに当たってしまうぐらいの感覚です。
水場はお湯でません
水場はトイレの隣にあります。こちらも古さを感じさせる作りですが、綺麗に清掃されているので汚さはありませんでした。お湯は出ません。タワシとスポンジは設置されてます。
ゴミ捨て場
ゴミは分別すれば捨てることができます。
生ごみ、燃えるゴミ、プラスチック類、ペットボトル、アルミ缶、スチール缶、ビンの7種類、それぞれ袋を分けて捨てられます。ビールやお酒などの缶ビンは洗って捨てる。お肉や魚のトレーなどはプラスチック類に分別。少し細かいですが秦野市の方針ですので仕方ないですね。捨てられるだけ感謝。
滝沢園キャンプ場のバンガロー・ロッジ・ログハウス
滝沢園キャンプ場にはバンガローとロッジ、ログハウスも設置されています。こちらの写真はバンガローの一番広いE型、19畳で19人まで宿泊可能。
バンガロー、ロッジ、ログハウス共にコンセントは無く、ペット連れでの利用はできません。
こちらがログハウス。6人まで利用できて、マットレス、毛布、シーツが各4枚付いているそうです。
滝沢園キャンプ場で冬のバイクソロキャンプ
12月中旬の土日、天気予報はすこぶる快晴という予報だったので、バイクでソロハンモック泊をしようと11時過ぎに家を出ました。チェックインが13時からだったので、スーパーに寄って買い出ししてからでも余裕っしょ、という目論見です。ぜんぜんよゆっしょ。
近隣のスーパーで買い出し
はい、こちらがGoogleマップで示された滝沢園キャンプ場から一番近いスーパーマーケット「スーパースガヌマ」です。
スーパースガヌマ
いやあ、ちげぇんだよなー。俺が探してたスーパーってこーゆーんじゃねーんだよなー。ということで少し道を戻ってフードマーケット「マム」へ移動します。
フードマーケット マム
そうそう、これこれー。俺が求めてたスーパーマーケットはこれですよ。こちらのスーパーは滝沢園キャンプ場から車で10分ほどの距離にあり、大概のものは何でも揃ってます。
こちらで本日のお肉と、インスタントコーヒーと、酒と、朝食のカップラーメンを調達してキャンプ場へ向かう事にしましょう。
12月14日(土)13時過ぎにチェックイン
チェックインの少し前に到着してサービスで早めに入れてもらおう作戦が既に失敗してしまいましたけど、13時過ぎにはチェックインすることが出来ました。
バイクを駐車場に停めて、受付で1泊分の料金を支払い、いよいよフリーサイトへ向かいます。土日とはいえ、チェックイン時間のすぐあとに受付したんだからサイトは空いてるっしょ。よゆっしょ。
滝沢園キャンプ場の受付からフリーサイトまでは、階段と橋を通らなければいけません。受付の近くにある手すり付きの赤い階段を下りて、写真左中央にある木製の一本橋を渡っていきます。
この一本橋の道幅はこんな感じ。落ちるような幅ではないけど、夜中、酔っぱらった足で何度もトイレへ往復することになるとちょっとドキドキしますね。子供がいるファミリーキャンパーの方は橋を渡らないオートサイトを利用した方が良いと思います。
土曜日の林間フリーサイトの様子
土曜日の13時チェックイン直後のフリーサイトはこのような様子です。っていうか、ハンモッカー多くねえか?この日はソロ、グループ含めてハンモックを張っている人を6組ほど目撃しました。自分を合わせると7組になります。
いやいや、多いよ。木が足んないよ。
これはやばいぞ。今日、ハンモックしか持ってきてないから、張れる場所が見つからなかったら地べた泊になってしまう。なるべく早めにハンモックが張れるスペースを確保しなければ。
なんとか見つけたハンモックサイト
よし!ここだ!この、左側の木と、右側の木の間にハンモックを張ろう!すぐ奥が登山道みたいな道になってるし、木と木の距離が10メートルぐらいありそうだけど、何とかなるだろ!
と、30分ぐらい試行錯誤してみたのですが、どんだけ頑張ってロープを張ってもハンモックに横になると弛んでしまい、お尻が地面にタッチアンドゴーするので諦めました。
ここをキャンプ地とする
先ほどの場所ではどうすることも出来なかったので、もはやキャンプ場といえるのかどうかも分からないようなサイトの端っこに生えていた木を利用して斜面にハンモックを張ることにしました。
目の前にでっかい岩もあるし、奥の道を登山用ザック担いで山に向かって歩いている人が通ったりするけれども、案外、居心地は悪くないかも。
ハンモックを張るのに合計1時間ぐらい格闘したのでお疲れ様のビールで乾杯です。いつもならハンモックをチェアー代わりにするんですが、斜面に張ったせいで高さが出てしまいローテーブルに手が届かなくなってしまったので、小さな岩を拾ってきてイス代わりに、でっかい岩を背もたれにした本格地べたスタイルで楽しむことにします。
管理棟で売っていた廃材薪を購入
ハンモックを張り終えたので、夜に備えて薪を調達しようと売店に来てみたのですが、1束650円の薪以外にも、1本100円の廃材薪が売っていました。
管理人さんは「そういうのをノコギリで切って薪にするのが好きな人がいるんだよねぇ」と言っていましたが、そうです。私のことです。3本頂きます。
昼を食べていないので鉄板で肉を焼く
なんだかんだ朝から何も食べておらず、とにかく腹が減ったので、スーパーで買ってきた肉を焼いて食べようと思います。
本日、スーパーで購入した肉はこちらの3点。
カルビ、トンテキ、鶏ももステーキ。牛、豚、鶏の「肉BIG3」。
この他にもネギやナスなど野菜も買って来ましたが、とにかく肉を食べるしかない。腹が減ったら肉に勝るものなし。
まずは肉御三家の中でも最弱の鶏肉から食べることに。皮目からしっかりと焼いて、裏返す。味付け済みなので焼くだけで食べられます。
皮はパリパリ、身はホクホクの鶏肉が焼き上がりました。腹が減っているときの肉は何故こうも美味いのか。いとも容易く理性を超えてきます。
鶏肉を食ったら、お次は豚肉。続けざまにトンテキを焼くことにしました。
ちなみにローテーブルの上で鶏肉を焼いていたら油が垂れてとんでもないことになったので、薪で鉄板を支えながら下にアルコールストーブを置いて熱源としています。
鶏も豚も脂がすんごい。
こちらが焼き上がったトンテキ。そしてそのままカルビも焼いてしまおうと思ったけれど、あまりの脂の量にお腹が一杯になってしまいました。
肉に集中するあまり、時間が経つのを忘れていました。ふと顔を上げると辺りはすっかり日が落ちてずいぶんと薄暗くなってきています。
そろそろ火を起こして焚き火を見ながら焼酎を飲むことにしましょう。
焚き火を見ながら焼酎がうまい
気が付くと気温もぐっと下がってきました。350mlの缶ビールは2本とも肉を食いながら飲み干してしまったので、後は眠くなるまで焼酎を呑むばかり。その前に腹ごなしもかねてキャンプ場内の散歩をすることにしました。
写真奥が滝の方向ですが、夜になると真っ暗な闇がどこまでも続いているように感じます。月明かりだけで一本橋を渡ってトイレに辿り着くのは困難です。ヘッドライトなどの明かりは準備しておいた方が良さそう。
フリーサイトに建てられたテントは様々なライトで彩られていました。
トイレに寄り、体も冷え切ってきたので、サイトに戻って焼酎を嗜みながら眠くなるまでハンモックで揺られることにします。
ハンモックを椅子代わりにしながら焼酎片手に焚き火を眺める。この時間がソロキャンプで一番楽しい瞬間だと思います。普段は意識の端に追いやっていた、さして重要で無さそうな事柄や小さな問題をぼんやりと考えながら、案外悪くなさそうなアイデアを思いついたり、ただただ燃えている火を見ているだけの時間が有意義だったり。
今日、食べきれなかった塩カルビの処理方法を漠然と思案しつつ、また夜が更けていく。
おそく起きた朝は…
気が付いたら朝の9時53分。滝沢園キャンプ場のチェックアウトは10時。
昨夜、19時過ぎに寝袋に入って、22時頃に一度トイレに起きた記憶はある。たしか、その時は浅い二日酔いのように体に水分が足りないという感覚があったので、水を一杯飲み、そこからまたハンモックで横になった。
そして気が付いたら朝の9時54分。いやいや、寝すぎだろ。チェックアウト10時ぞ。
朝飯食ってる場合じゃねーし、急いで管理棟に行って、そのままデイキャンプの追加をしなければ。仕方がありません。どうせなら燃え残った薪を燃やし切って、ついでにお湯も沸かして朝食を取ることにします。
レイトチェックアウトでゆっくり帰宅
チェックアウト時間ギリギリに起きてしまったので管理棟にデイキャンプの受付をしに来たら、管理人さんが「300円で15時まで延長できるよ」と教えてくれました。
デイキャンプは550円で9時30分から17時までなので、300円で10時から15時まで利用できるというのは非常にお得。これは宿泊者だけのサービスとのこと。
滝沢園キャンプ場の管理人さんは人当たりがとても良く「よく眠れた?」とフレンドリーに話しかけてくれます。寝すぎてこんなギリギリになってしまいました。すみません。
滝沢園キャンプ場の裏技
さて今回、12月の土日を過ごしてみて感じた「こうしたらもっと滝沢園キャンプ場を堪能できる」という情報をご紹介しましょう。滝沢園キャンプ場に行ってみたい、と思っている方には有益な情報になること請け合いです。
ちなみに写真は滝沢園キャンプ場の裏口。入口奥に見える緑色のシートが、私がハンモックを張っていた場所。土曜日13時過ぎにチェックインして、こんなギリギリのはっしはしにハンモックを張るしかなかったからこそ、次回はこの裏技を駆使して良い場所を取りたいと思います。
休日チェックインはデイキャンプを利用すると吉
まず土日や連休にフリーサイトを利用する場合、出来ることならデイキャンプでチェックインすることをおすすめします。日帰りキャンプは大人1名550円で9時30分から利用できます。さらに予約不可なので早い者勝ち。
550円の追加料金で朝から利用できて、確実にロケーションの良い場所を取れるんだったら、絶対にデイキャンプで入ってしまった方が良いですね。特にハンモックなどのサイト環境が限定されるスタイルなら、場所の確保は最優先事項の一つだと思われます。
追加料金でレイトチェックアウトにできる
さらに通常であればチェックアウトは10:00ですが、施設利用料300円を払うことで15:00まで延長が可能となります。
10時チェックアウトだと朝の火起こしなどは難しいですが、15時まで余裕があれば午前中に焚き火しながらブランチを楽しみ、12時あたりで薪を燃やし尽くして、のんびり撤収作業をしながら15時チェックアウト、というセレブリティな時間を楽しめます。
ノコギリを持っていくと薪がお得になるかも
なんと、滝沢園キャンプ場には1本100円の角材が販売されており、これをノコギリで切ったり、斧で割ったり、ナイフでバトニングすることで安く薪を調達することが出来ます。
ほら、そういうのみんな好きでしょ?ちなみに3本で普通の薪一束半ぐらいの量でした。
ペグは鍛造かチタンがおすすめ
林間と川沿いで地面の硬さが違うので、ペグは鍛造ペグかチタンペグをおすすめします。川沿いは岩場になっている部分もあり、土の下に石が埋まっている部分も多くあると予想されるので、アルミだと折れたり曲がったりするかも知れません。
林間サイトの方は場所によってアルミでも大丈夫だったけど、地面がフカフカ過ぎてどこにペグを刺したか分からなくなることも。長めのペグを用意した方が良いでしょう。
夏はヤマビル対策!水着とサンダルがあると川遊びも可能
夏場、特に梅雨時期からヤマビルが発生するので、ヒル対策は万全にした方が良いです。
秦野市のホームページに、ヤマビルの対策法として「靴下と靴の隙間などにヤマビルよけの薬や濃度20%以上の食塩水をスプレーする」などの対策や、「ヤマビルに血を吸われた場合の対処法」などが載っているので、5月~10月に訪れる場合は一度目を通しておいた方が良いでしょう。
キャンプ帰りにおすすめのスポット
キャンプ場のすぐ近くにある「風の吊り橋」近くに子供の遊び場と、とても雰囲気の良い茶屋を見つけました。ファミリーでキャンプを楽しんだ後や、ソロキャンプの撤収後にちょっと余韻を楽しみたい方は、ぜひ寄り道してみてください。
おおすみ山居
こちらのお茶屋さんは先ほどの風の吊り橋がある「秦野戸川公園」内にある茶屋です。とにかく雰囲気が良く、さらにコーヒー(クッキー付き)が300円と非常にリーズナブル!
こんなに落ち着いた雰囲気の中でコーヒーを頂いていると、なにかとバタバタしてしまうキャンプでの疲れも癒されていきますね。
営業時間 | 9:00~16:00 |
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定休日 | 月曜・祝日の翌日・年末年始 |
公式サイト | 秦野戸川公園 おおすみ山居 |
子供の遊び場 秦野戸川公園
先ほどの茶屋もある秦野戸川公園は、他にも子供の遊び場などが用意されています。
子供連れで滝沢園キャンプ場を訪れたファミリキャンパーの方は、こちらに設置された遊具でお子さんの無限の体力を消費させてから家に帰るというのはいかがでしょうか。
この白い遊具、初めて見たのですが「フワフワジャンプ」という名称で、全体がトランポリンのようにフワフワになっており、上に乗って飛び跳ねて遊ぶことができるみたいです。
最近はこんな遊具があるんですね。日本の技術革新は目覚ましいものがありますな。
紅葉を見に行こうよう
この日、12月中旬でも神奈川では紅葉を楽しむことが出来ました。大半は散ってしまっていますが、それでもこの美しさ。子供の頃はまったく興味が無かったのに、こういうのが綺麗だって思うようになると、年取ったのかな、と感じます。
以上、滝沢園キャンプ場でハンモック泊しながら肉ばかり食って哀愁に浸った記録でした。
滝沢園キャンプ場は男前キャンパーの方々や登山キャンパーの方が多く集まっている印象で、落ち着いた年代の人が多いのか夜中に酔っぱらって騒いでる人達はいませんでした。純粋にキャンプを楽しんでいる方が多いように感じます。次回は山登りの装備を整えてお邪魔しようかな、と思っています。ありがとうございました。
食べきれなかった牛カルビと、ネギと、ナスは家に帰ってから炒めて嫁に食わせました。お粗末!
ギア
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