ブランドロゴにランタンをあしらった総合アウトドアブランドと言えばお馴染み「コールマン」。そのコールマンが日本で発売して30年以上経過する「286Aワンマントルランタン」をリニューアルすることを発表した。
286Aはこれまでほとんどモデルチェンジすることのなかったモデルで、落ち着いたグリーンのカラーのみのラインナップだったが、この度のリニューアルで伝統の「コールマンレッド」を追加となり、注目を集めている。
しばらく使われなかった「コールマンレッド」
286Aは発売当初からグリーンのみの展開となっていたが、それには訳がある。コールマンのロゴにもある様に、286A以前のモデルはコールマンレッドを使用しており、鮮やかでキャンプ場でも映えるカラーが人気を博していたとのこと。286Aが発売される前ごろからホーロー製ベンチレーターをコールマンレッドに塗装するための塗装液が使用禁止になってしまったことからグリーンにシフトしていくことになった。
そして2021年、コールマン120周年記念モデルでコールマンレッドを再現したことをきっかけに、売れ筋モデルの286Aにもコールマンレッドを追加するに至る。現在では技術の進歩によって当時に近い色を出すことが出来るようになったようだ。
デザインはより「クラシック」へ
カラーを伝統のコールマンレッドへと回帰したのと合わせ、デザインにも手を加えている。基本構造は変更することは無いが、メタルポンプキャップ、火力コントロールノブ、デカールを変更することによって従来モデルよりも更に「クラシック」なデザインへと変更したとのことだ。
ぱっと見では黒色の樹脂パーツが減っている印象を受ける。どことなく高級感もアップしていることからも、非常に所有欲を刺激される1台となっている。
災害にも役立つ「ガソリンランタン」
災害時、インフラが途絶えた時に困ることの一つに、暗くなってからの灯り問題が挙げられる。何の用意もせずに夜を迎えるのは非常に危険で、スマホや懐中電灯といったものでは周りを広く照らすのに向いていない。日常使いはNGだが緊急時はレギュラーガソリンで点灯も出来るので、いざという時も頼りになるだろう。ランタンには専用のケースも付属しており、保管にも困らない。
孫まで使えるコールマン
コールマンのランタンはメンテナンスをすれば孫の代まで使えるとも言われており、ビンテージランタンをキャンプで使用している方もいるほど。2010年にはロングライフデザイン賞を受賞しており、世間的にも長く使えるイメージが定着してきている。
正直、ホワイトガソリンの管理や点灯するまでのポンピング、マントルの空焚きなど手がかかるギアではあるものの、むしろその方がスイッチを押すだけで明かりがつくランタンよりも愛着が湧くというものだ。キャンプにハマってきたら手に取って欲しいギアの一つである。
商品詳細
明るさ | 約130W相当 |
---|---|
燃料タンク容量 | 約590cc |
燃焼時間 | 約7.5~15時間 |
本体サイズ | 約φ16×31(h)cm |
重量 | 約1.4kg |
使用ジェネレーター | Model 3000005403 |
使用グローブ | Model R214C046J |
使用マントル | 21A102J、21A132XJ |
ギア
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