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ULギアだけど3000円以下!お手頃価格なのに所有欲を満たしてくれるウルトラライトなギア10選

ULギアだけど3000円以下!お手頃価格なのに所有欲を満たしてくれるウルトラライトなギア10選

ウルトラライト(UL)なギアと言えば素材やデザインに優れており、高性能なのでどうしても価格は高くなりがちです。筆者は徒歩キャンパーなのでULギアが好きなのですが、高過ぎる物はやはり躊躇してしまいます。そこで筆者でも購入しやすい、お手頃価格の3000円以下なのに所有欲を満たしてくれるULギアをご紹介していきたいと思います。UL好きには必見の内容です!

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3000円以下で所有欲を満たしてくれるULギア10選

UCO レスシャイ

ソロキャンパーに人気の小型LEDライトと言えば「ゴールゼロ」や「レッドレンザー」ですが、ゴールゼロに至っては一時期に比べたら落ち着いたものの未だに価格は高騰しており、定価での購入は難しい。

そこで筆者がおすすめしたいのは、2千円程で購入できるUCOのレスシャイです。

サイズ感はゴールゼロ、レッドレンザーとほぼ同じで手のひらにすっぽり収まる。ランタンとして使用する時は点灯部分を引き上げ、懐中電灯として使用する時は引き下げた状態にする。点灯もハイ・ロー・ストロボ(点滅)と3種類あるので、使い分けができてとても優秀です。

光量はゴールゼロ、レッドレンザーには劣りますが、実際に使ってみると充分な明るさで防水機能も備わっています。

そして珍しいのがこのショックコード。先は輪っかになっているので普通に吊り下げもできますが、枝に引っかけたり、サコッシュに付けたりと様々な使い方ができます。

また最近のライトは充電式が多いですが、レスシャイは単三電池1本。電池を入れた状態でも69gしかないし、単三電池ならもし切れても売店やコンビニで手軽に入手できるので安心感があります。万が一の災害用として常備しても良いと思います。

カラー展開はゴールド、シルバー、レッドの3色ですが、筆者はゴールドがお気に入り。キャンプ用ランタンで良くあるアースカラーや黒一色では無く、敢えての派手目な配色。アメリカっぽいポップな感じでとてもかわいい!

キャンプ場でもゴールゼロやレッドレンザーは良く見かけますが、レスシャイは見かけた事が無いので、他の人と被りたくない方にもおススメ。

明るさは110ルーメンなので、メインランタンとして単体で使うのは少し心許ないですが、サブライトや移動する際のライトとして大活躍間違いなし。ULギアで機能もしっかりしているのに見た目は可愛いので所有欲を満たしてくれる事は間違いなしです。

キャリー・ザ・サン ソーラーランタン

登山をする方にはお馴染み、ソーラー充電のランタン「キャリー・ザ・サン」。軽量コンパクトなランタンなのに、どこかスタイリッシュでおしゃれ感漂うデザイン。キャンプでも良いのですが自宅で使っても全く違和感ありません(筆者も自宅で使用しています!)。

サイズは2展開でスモールとミディアム。ライトの色も暖色LEDのウォームライトと白色LEDのクールブライトの2種類から選択できます。取っ手の色も3色あるので、好きな組み合わせが選択できます。

筆者はスモールの暖色LEDを選んだのですが、ソロにはちょうど良いサイズで淡い光には癒されます。

明るさは強30ルーメン、弱15ルーメンなのでメインランタンとしては難しいですが、テーブル周りやテント内を照らすにはちょうど良い光。

満充電であれば強で10時間、弱で15時間使用可能なので一泊のキャンプには充分。太陽さえあればいつでも充電できるので連泊でも安心して使用できます。

折りたためば薄さ約1.2cmとペタンコになるので、ザックのポケットに入れて充電をしながらキャンプ場へ向かう事が可能!コンパクト軽量なのでカラビナでザックにくっつけても邪魔になりません。

ちょっと残念なのは充電の残量が分からないので、曇り続きで充電が厳しい場合は不安になります(ミディアムサイズは充電残量の表示があります)。

そして筆者が購入した時は税込みでも3000円でお釣りがくる価格だったのですが、最近は値上げで税込み3190円となっております…。しかし電気も電池も不要で、繰り返し使えてエコなのにスタイリッシュでキャンプでも使える機能と、かなり優秀なランタンです。

フォッジルズ スナップフォールドボウルズ

フォッジルズはアメリカのメーカーで、アウトドア用の折りたたみ食器を発売しています。ご紹介するボウルはアウトドア用だけあって機能面が超優秀です。

広げればフラットなのでザックの隙間に難なく入り、持ち運びに便利!使う時は折り目通りに畳んで、4か所のスナップボタンで留めれば500mlのボウルになります(まるで折り紙!)。

そしてびっくりなのがこのボウル、スープなど汁物にも使える!折りたたみ食器なのに不思議です…笑。

劣化してくると折り目から漏れそうですが、筆者は今のところ漏れは有りません。材質はポリプロピレンですが、BPAフリー素材とのこと。耐熱温度も105℃なので熱々のスープを入れても大丈夫です。

ボウルとしてサラダやおかず、スープを入れて使用するのはもちろんですが、広げてフラットな状態にするとお皿代わりにもなるし、まな板としても使用可能。

重量もたったの40gなので、予備の食器としてザックに忍ばせておいても全く邪魔にならない。ソロキャンプだけでなく、ファミリーキャンプやグループキャンプでも重宝すると思います。

筆者は500mlのボウル2個セットを購入したのですが、グレーとホワイトの色違い。デザインは地形を表す等高線になっていて、アウトドアで使う食器って感じがなんだかカッコいい。

目盛りもちゃんと付いているので、炊飯時の水の計量もできるのは嬉しいポイント!シェラカップを持って行く機会も減りました。

これだけの高機能&カッコいいデザインで所有欲を充分満たしてくれるのですが、フォッジルズはお値段もリーズナブル!

筆者の購入したボウル2枚セットでなんと1,188円(税込)。1枚あたり500円と考えるとかなりお得だな、と感じます。500mlサイズ以外もあるので気になる方は是非チェックしてみてください!

ウィルドゥ フォールダーカップ

ウィルドゥはスウェーデンのカトラリーブランド。ウィルドゥを代表する製品が今回ご紹介するフォールダーカップです。

このカップも折りたたみ式で、重量25gとめちゃくちゃコンパクト&軽量なカップ。色は12色展開でめちゃくちゃ可愛い!シンプルカラーから筆者が購入したレッドなどポップな色もあるので、サイトに合わせて選ぶことができるのは嬉しいポイント。

素材はTPE(エラストマー)と言うプラスチックで、常温の時はゴムの性質、高温の時はプラスチックの性質を持つ素材だそう。

筆者も当初はシリコンみたいな素材かと思っていたので、折りたたみが出来る分、実際に飲む時はふにゃふにゃして飲みづらいのでは?と思っていたのですが、割と硬くてしっかりしているので熱いコーヒーを入れても持ちやすいし飲みやすいです。

よく考えられているなと思うのが取っ手の部分。想像以上に持ちやすい形状で、熱々の飲み物を入れても指に熱が伝わりません。取っ手下の指が当たる部分には凹凸状の滑り止めも付いている親切設計。

そして地べたスタイルが多い筆者は箸の置き場に困る事が多いのですが、この取っ手部分がちょうど良い箸置き場になる事も発見!感動しかありません…笑。

そして軽量コンパクトなカップなのでスタッキングも自由自在。筆者はエバニューのチタンクッカーにEPIのアルミクッカーを入れて、カトラリー類と一緒にスタッキングしています。この収まりが気持ち良い!

フォールダーカップもこんなに軽量コンパクトでデザインも可愛いのに、千円でお釣りがくる660円(税込)!お手頃価格なので色んな色が欲しくなりますね。

カスケードワイルド ウルトラライトテーブル

今は百均でも販売されるくらいメジャーになったプラダンテーブルですが、元祖と言えばカスケードワイルド。アメリカのULハイカーが自身の経験から作成したテーブルです。

素材がプラダンなので60gと超軽量。二つ折りに畳んで収納できるので、ザックのサイドポケットにすっきり収まります。

素材が頼りない感じもしますが、耐荷重は4kgとなっていてソロの食事を置くぐらいなら充分。意外にも耐熱温度が162度あり、テーブルの上でコーヒーを淹れても大丈夫。ただし焚き火の熱には耐えられないので、焚き火をする時は離れた場所で使う方が良いです。

シンプルなテーブルですが細かい機能として、同じテーブルがあればスナップボタンを使って連結ができます。60gと軽量なので複数持って行っても良いかも。

他にも、反射板が付いているので夜のテント内でも見つけやすいです(踏んづけたら終わりなのでありがたい機能かも…笑)。

とにかく超軽量でUL好きには堪らないテーブルですが、先に述べた通り、最近は百均でもほぼ同じデザインのプラダンテーブルが販売されています。カスケードワイルドは1,800円するので、コスパで考えたら百均テーブルが圧勝。ただし、100均のプラダンは素材が異なり、耐熱用では無いため扱いには注意が必要です。

やはり所有欲を満たしてくれる点で言えば、カスケードワイルドが圧勝だと思います。なぜかと言うとカスケードワイルドはアメリカのULハイカーが自身の経験から作成したと言う経緯と、元祖プラダンテーブルであるということ。やっぱりコピー品より本物です!

さらに社会福祉活動の一環として生産行程の一部をオレゴン州立病院に委託しているそうで、購入することで活動の応援にもなると思っています。まさに所有欲を満たしてくれるギアと言えます。

SOTO マイクロトーチCOMPACT

SOTO マイクロトーチCOMPACT写真:編集部員の私物(マイクロトーチCONPACT)

キャンプで使うガストーチと言えばSOTO!キャンプ場でも見かける機会は多いです。筆者もSOTOのスライドガストーチを愛用中ですが、さらに軽量コンパクトなマイクロトーチには憧れがあります。

マイクロトーチには「ACTIVE」「COMPACT」の二種類あり、本体形状は一緒ですが、ACTIVEの火口は曲がっており、COMPACTの火口はストレート。火口がストレートな分、COMPACTは軽量になります。

手のひらに収まる超小型なのに風に強く、火炎温度はスライドガストーチと同等です。火口にはキャップも付いており埃やチリも入りづらく、ザックに入れて持ち運びも安心。

スライドガストーチは火口が伸びるので使用時に安心感はあるのですが、より軽量でコンパクトなデザインの「COMPACT」は玄人感漂いUL思考の方が使うイメージなので、所持しているだけでワンランクアップした気分になれるはず…(筆者の独断と偏見です笑)

マタドール ミニポケットブランケット3.0

マタドール ミニポケットブランケット3.0

出典:amazon

マタドールは2014年にアメリカ、コロラド州でスタートしたブランドで携帯性のあるパッカブルギアやバックパックを発売しています。マタドールを代表する商品と言えばポケットブランケット。ポケットに入るほどコンパクトなレジャーシートですが、さらにコンパクトになったのが「ミニポケットブランケット3.0」です。

使用時サイズ110×70cmと、一人で座るには充分な広さ。驚きなのが重量はたったの37g。収納袋一体型なので収納袋を紛失する心配も無く、ループが付いているので、カラビナでザックに取り付ける事も可能。

マタドール ミニポケットブランケット3.0の使用イメージ

出典:amazon

この手の商品はコンパクト過ぎて収納に難儀する事が多いですが、折りたたむ目安になるステッチが入っているのでステッチに沿って畳むだけ。簡単に収納できそう!

百均のシートはコスパも良くて便利だし、分厚くて広いシートも安心感があるけど、身軽にサッとこのシートを広げて座ったら気分良いだろうなと思います。

MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 01P

ミュニーク Tetra Drip 01P

出典:amazon

ミュニークと言えばメッシュの五徳(兼風防)が有名。スタイリッシュで軽量コンパクトなギアを発売していますが、このTetra Dripはミュニークの中で最もコスパの良い商品と言えます。

一人用の携帯コーヒードリッパーで重量はたったの12g!素材はポリプロピレン製。3枚の板で構成されているので組み立ても単純で簡単にできそう。そしてミュニークらしくデザインも洗練されていて、どこかおしゃれ感が漂います。

ステンレスの無機質なコーヒードリッパーが多いなか、カラーは4色もあるのでサイトの雰囲気に合わせて選ぶことが出来るのもテンションがあがるポイント。価格も1000円程なので色違いで欲しくなる。キャンプの朝におしゃれなコーヒードリッパーで淹れるコーヒーは格別でしょうね。

CGK エアーストーブラージ

CGK エアーストーブラージ

出典:amazon

人気YouTuberのFUKUさんとCGKがコラボした固形燃料用ストーブ。FUKUさんとのコラボだけあって超軽量な19g!薄いステンレスの板3枚で構成されており、収納時はカードサイズに収まるほどコンパクト。

固形燃料用の五徳は百均でも売られており、それなりにコンパクトな物は多い。しかしここまで軽量で、さらにカードサイズに収まる程コンパクトな商品は他にありません。アルコールストーブはエバニューならギリギリ入りますが、高さもギリギリなので使うなら工夫が必要。

使用用途はほぼ固形燃料に絞られますが、ULギア好きで固形燃料ユーザーであれば堪らないと思います。使用用途は限られるし、万人受けしない商品と言う点でも所有欲を満たしてくれるのではないでしょうか。

トークス チタニウムウインドスクリーン

TOAKS チタニウム ウインドスクリーン

出典:amazon

軽量なチタン製品を多く発売しているトークス。そのトークスから発売されている玄人好みな商品がチタニウムウインドスクリーンです。

風防と言えばステンレスやアルミ素材が多いですが、重さはけっこう気になる。ガスバーナーを使用するなら気にならないと思いますが、軽量なアルコールストーブや固形燃料を使っていると、熱源より重い風防はなんとかならないか?と思えてくるのです。

その点、このチタニウムウインドスクリーンなら素材が薄いチタンなので、たったの15g。ペラペラのチタンなので扱いは難しいですが、エバニューのチタンアルコールストーブよりかなり軽いです。十分な幅と高さがあるので好きなサイズにカットして調整も可能。使い込む事でチタン特有の青い焼き色がついてくると渋さも、増して愛着も湧いてくる事は間違いないでしょう。

お手頃価格なウルトラライトギアまとめ

コスパの良い百均や中国・韓国系のメーカーのギアも良いけど、やはりULギアを販売されているブランドは興味深いブランドストーリーがあったり、唯一無二の存在感で惹かれます。そして、ULギアはどこか洗練されておしゃれなデザインが多いのも魅力のひとつ

UL好きな方は勿論ですが、UL好きでは無い方も取り入れてみると所有欲が満たされ沼にハマると思います。今回ご紹介したULギアはお手頃価格の物ばかりなので、これを機会にご検討されてみてはいかがでしょか。

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  • アウトドア未経験から突然ソロキャンプに目覚めバックパックを背負って徒歩キャンプをしています。 ストイック過ぎない適度なULスタイルを目指しつつソロキャンプを楽しみます♪

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