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ぴったりサイズで愛着アップ!手作りポケットストーブ収納ケースの作り方

ぴったりサイズで愛着アップ!手作りポケットストーブ収納ケースの作り方

手作りメスティンケースに続き、エスビットのポケットストーブケースも手作りしてみました。材料費200円で完成!というわけで、作り方についてご紹介したいと思います。

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エスビットのポケットストーブ自作収納ケース

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エスビットのポケットストーブは、とっても軽量でコンパクト!

ふつうサイズのメスティン(トランギア) に収まる大きさで「キャンプ・登山道具」としてはもちろん防災グッズとしても人気の商品です。

Pocketstove_002ポケットストーブは開くとこのような感じ

固形燃料を入れて使います。

Pocketstove_003固形燃料

我が家の場合、普段のキャンプは家族4人でのファミリーキャンプとなるので、料理は「大鍋とコンロ」や「ストームクッカー」で調理をすることがほとんどです。

なので、ポケットストーブを実際のキャンプで使うことは正直あまりありません。

が!これが自宅で大活躍しています。

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私と子ども達にとって、キャンプに行けない期間でも自宅にいながらにしてキャンプ気分を味わうことができるアイテムがこのポケットストーブなのです。

ポケットストーブとメスティンを使うだけで、自宅で作る料理がそれだけでキャンプっぽくなるんですよね~。

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ポケットストーブ+メスティンでの料理は、家族4人分の食事には少し足りないのですが、夫がいない日の幼児2人と大人1人の食事としては丁度良いのです。

というわけで。夏休みや冬休み・春休みなどの長期のお休みの際のお昼ごはんなどにお役立ち!

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普通の「ごはん」をポケットストーブ+メスティンで炊くだけで、自宅にいながらにしてキャンプ気分が簡単に味わえます。

メスティン自動レシピ

我が家はポケットストーブとメスティンとともに、こちらの本「メスティン自動レシピ」を購入しました。

アウトドア向けの料理本ではあるのですが、ほったらかしで出来上がる自動レシピというわけで、家でもごはん作りが面倒な時に有難いのです。

というわけで、我が家ではこの本を参考に、ポケットストーブとメスティンで色々と作り、自宅で子ども達と手軽な「キャンプごっこ」を楽しんでおります。

そんな、アウトドアでも自宅でも大活躍する人気商品エスビットポケットストーブのケースを手作りしてみましたので、その作り方や材料についてご紹介していきますね。

手作りポケットストーブケースの材料

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手作りポケットストーブケースの材料は以下の通り。

【材料】

  • 生地
  • マジックテープ

※別途、ミシン・針・糸・チャコペン・物差し・はさみが必要となります

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今回は、蓋の部分だけ本体と違う色のデニム風生地(家にあった端切れ)を使いました。が、蓋も本体も同じ生地で作って大丈夫です。

手作りポケットストーブケースのサイズ

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エスビットのポケットストーブのサイズは以下の通りです。

チェック

  • 長辺:10.0cm
  • 短辺: 7.7cm
  • 厚み: 2.3cm

というわけで、今回はこのサイズにあわせて収納袋を作ります。

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ポケットストーブとその横に「100円ライター」を収納することができるサイズにしました。

Pocketstove_011ライター入れるとこのような感じ

手作り収納袋の出来上がりサイズ

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ポケットストーブ(エスビット) とライターを入れて、大きすぎず小さすぎずなピッタリサイズで作る収納袋の「出来上がりサイズ」は以下の通りとなります。

  • 縦:10.5cm
  • 横: 9.5cm
  • まち:2.5cm
  • ふた:5.5cm

手作り収納袋の生地サイズ

そして、手作り収納袋を作る生地のサイズは「本体」と「蓋」それぞれ以下の通りとなります。

【本体】

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【蓋】

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蓋は上記のサイズをもとに隅をカーブして作りました。

手作りポケットストーブケースの作り方

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それでは具体的な作り方について説明していきますね。

生地を切る前に生地を水通しする

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まず、生地を切る前に水通しをしましょう。水通しとは簡単に言うと生地を「水洗い」することです。綿や麻など多くの生地は、水洗いをするとグッと縮みます。

ですので、水通しせずにいきなり作りはじめてしまうと、出来上がり後はピッタリサイズでも、その後の洗濯でサイズが変わってしまうことがあるのです。

「入れたいものが入らない!」という悲劇を起こさないためにも、生地の「水通し」はしっかりとやっておきましょう。とはいえ、シルクなど水洗いがダメな素材もありますのでその点はご注意下さいね。

生地を切る

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水通しが済んだ生地が乾いたら、生地を切ります。サイズは以下の通りです。

【本体】

  • 長辺(縦):26.5cm
  • 短辺(横):16cm

【蓋】

  • 長辺(横):11.5cm
  • 短辺(縦):10.5cm

各種ガイドラインを記す

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布にチャコペンシルで各種ガイドラインを記します。

生地の四隅を切る

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縫う際に縫い代の隅がもたつかないよう、生地の四隅を切ります。(上記写真の生地四隅にある緑のラインです)

手作りポケットストーブケースの縫い方手順

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それでは縫っていきます。今回もメスティンケース同様に私はミシンで縫いましたが、手縫いでもOKです。

縫う量はメスティンケースよりも少ないですので、メスティンケースほどの根気は不要かと思われます。

左・右の縫い代部を縫う

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左・右の縫い代部の布端を三つ折りにして縫い込みます。

三つ折りでの布端の処理が面倒に感じる方は、ミシンのジグザグ縫い機能での処理でも大丈夫です。その場合は「縫い代:2cm」ではなく「縫い代:1cm」に調節して下さい。

メスティンケースの記事の方にも書きましたが、私のような不器用で面倒くさがりな人こそ、あえてキチンと三つ折りにして縫っておくことをおすすめします。

というのも、その他の部分が多少「不器用な出来上がり」であっても、裏の布端が綺麗に処理をされている「だけ」で出来上がりが格段に美しく見えるという大きなメリットがあるからです。

もちろん、布端を三つ折りにして縫っておくことで、ポケットストーブをガンガン出し入れしても裏からほつれ糸が出てこない=丈夫に仕上がるというメリットもありますよ。

生地を半分に折り袋状に縫う

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次に、生地を半分に折り、袋状になるように左右を縫います。

ケース入り口部を縫う

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ケース入り口部を縫うために、グルッと一周三つ折りにします。

最初は上記の写真の通り、入り口を一周「待ち針」で止めたのですが、ミシンで縫う際に「待ち針」が手に刺さって痛い!

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はれうさぎ

「待ち針」を打つ方向がダメなのか?素人なので何が「正解なやり方」がわからないのですが…

ひとまず下の写真の通り、しつけ縫い(仮縫い)をしてからミシン掛けをする戦法で縫いました。

Pocketstove_024しつけ縫いをした状態

ミシンで本縫いをした後は、しつけ縫いした糸は抜きます。

なので雑に縫っても大丈夫です。

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はれうさぎ

むしろ丁寧に細かく縫うと、糸を抜く時に苦労しますのでザクザクと大雑把に縫っていただければと思います。

Pocketstove_025ミシンで縫い終わってしつけ糸を抜いた状態

本体のまちを縫う

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本体のまちとなる部分を縫います。

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まちの余分な部分を切ります。

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切った布端にジグザグミシンをかけます。

蓋を縫う

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次に蓋となる生地を縫い進めます。

今回、蓋に使用した生地は本体とは別のものにしましたが、本体と同じ生地でも大丈夫です。たまたま子の入学準備で色々作った際の布が余っていたので、そちらを使いました。

ストライプとデニム風のリバーシブル生地で、今回はデニム風の面を表、ストライプの面を裏に使いました。

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と、ここで私はちょっと失敗をしました。

蓋の内側になる生地と外側になる生地を縫い合わせる前に、マジックテープ(ファスナーテープ)を縫い付けておくべきだったのです。

Pocketstove_031マジックテープ

蓋の内外の生地を縫い合わせ終わってから最後にマジックテープを縫い付ける方法でも出来たのは出来たのですが、とっても縫いにくかったです。

マジックテープを蓋の内側になる生地へ縫い付けておく

先にマジックテープは、蓋の内側になる生地に縫いつけておきましょう。ちなみに、今回はマジックテープは長さ「4.5cm」に切って作りました。

というわけで、2枚ある蓋用生地の片面の表側にマジックテープを縫い付けたら、蓋の生地2枚を縫い合わせます。

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カーブが上手く縫えず、二度縫いするなどアタフタした証拠がハッキリ残っておりますが、表に返すと見えませんので気にせず先に進みます。

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縫い合わせた蓋を表にひっくり返すとこのようになります。

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袋状になった蓋の入り口部を内側に折り込み、表面の周辺(入り口部以外)を縫います。後は本体に縫いつける作業を残し、これで蓋はほぼ完成となります。

蓋と本体を縫い合わせる

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蓋と本体を縫い合わせます。本体の端から2㎝の場所に蓋の端を合わせ、蓋の端から0.5cmの場所を縫いました。

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縫い合わせた線がなんとなく歪んでしまいましたが…気にせずフィニッシュに向かいます。

本体にマジックテープをつける

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本体にもマジックテープを縫い付け出来上がり!

手作りケースにハンコでおめかし

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メスティンケースを作った時に押したハンコと同じものを使って、ポケットストーブケースもワンポイントおめかししました。

Pocketstove_040前回作ったメスティンケースはこちら

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今回右側の太陽ハンコを使いましたよ。

自作エスビットポケットストーブ収納ケース|まとめ

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というわけで。

メスティンケースに引き続き、ポケットストーブの収納袋も材料費200円と激安でかわいく作ることができました。

たとえ既製品ほどは綺麗に作ることが出来なくても、キャンプ道具を大事に守る収納袋を丁寧に手作りをすると、中身にもより愛着が沸いて良いですよ。

是非、お好きな生地を使って試してみてくださいね。

Pocketstove_043メスティンケースとともに記念撮影!

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  • ファミリーキャンプ歴5年目の主婦。登山好きな夫の「テントはコンパクトに!」のこだわりのもと、夫は独身時代から愛用しているソロテントで、私と子ども2人は3人用テントで寝るという別居スタイルでキャンプを楽しんでおります。

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