オートリゾート苫小牧アルテンは北海道では数少ない通年営業しているキャンプ場です。日本オートキャンプ協会の「オートキャンプ白書」の評価でなんと星5つ!日本で8か所だけの星5つ評価のキャンプ場だったとはつゆ知らず、昨年数回行っていたのでご紹介したいと思います。
目次
オートリゾート苫小牧アルテンとは
苫小牧の市街地を抜け、街のはずれにある森林に囲まれたオートリゾート苫小牧アルテン。
キャンプサイトは全部で209画あり、ログハウス3棟、キャビン10棟、デッキハウス2棟、ロフトハウス3棟、バンガロー10棟の高規格キャンプ場です。
設備が充実しているのでキャンプ初心者の方やコテージなどの宿泊施設でゆったりとアウトドアを楽しむ方にもおススメ。
キャンプ場の入口にはチェックゲートがあるので安全面も配慮されています。
チェックゲートの出入りについて
・22:30以降の出入りは出来ません。(温泉施設の無料駐車場も施錠)
・再入場時はサイト番号等の宿泊場所・名前を伝えます。
センターハウス
立派な建物で、施設内もキレイ。ガラス窓の開放的な空間で休憩できるスペースがありました。出入口が3か所あり、キャンプ場内からの出入りもしやすいです。
売店や自動販売機、24時間無料シャワーもあります。こちらの2階では卓球をすることができたり(有料)、夏休み期間などの期間限定ではありますが、子供向けの工作教室に参加することもできます。
併設する温泉施設「ゆのみの湯」の優待券をこちらで発行することができます。
売店の品揃えも充実しており、自動販売機もセンターハウス内と屋外に2か所ありました。
シャワー室内は個室ではなく、間仕切りされてる仕様でした。
オートリゾート苫小牧アルテンの予約方法
キャンプ場を利用する月の2か月前の1日より、電話受付にて予約できます。
チェックイン・チェックアウト
- テントサイトのチェックイン:12:30~17:00
- コテージチェックイン:14:30~17:00
- チェックアウト:8:00~11:00
キャンプサイト
オートリゾート苫小牧アルテンの場内通路は一方通行で舗装されており、道の譲り合いの混乱もなく快適。すごく大きなキャンピングカーが通るとき大変そうなのを目撃しましたが、何とか走行されておりました。
我が家は主にオートサイトを利用しています。
「そろそろキャンプに行こうか」と計画しだしてからではやはり予約がとれず、予約できてもお高めな『電源・炊事場付きサイト』であることが多かったり。ですが苫小牧は夏でも涼しいくらいですし、春や秋は電源付きは暖房器具が使えてより快適だったりします。
オートサイトの広さは2ルームテントが余裕をもって張れる程。植木などで区画がきちんとされており、利用しやすいと感じました。また、全キャンプサイトが芝生なのでテントが土や砂で汚れません。
オートリゾート苫小牧アルテンにはフリーサイトがなく、その代わりにセミオートサイトとなっており、ギアの搬入がわりとしやすそうです。
また翌日そのままデイキャンプもできる場合がありますが、当日に受付での確認が必要となります。土日は難しい場合が多かったです。デイキャンプの料金は電源なしのサイトで1620円、電源ありのサイトで2160円です。
サイト利用料について
みずなら(A.B) | 3150円(セミオート、共同トイレ、共同炊事棟) |
---|---|
みずなら(C.D.E) | 4200円(オートサイト、共同トイレ、共同炊事棟) |
からまつ(G.H) | 5775円(電源付きオートサイト、共同炊事棟、ペット可) |
からまつ(F.J.K.L.M) | 6300円(電源付きオートサイト、TV端子、炊事台、ペット可) |
しらかば(P.Q.R.S) | 5250円(オートサイト、共同トイレ、共同炊事棟、ペット可) |
トイレ
キャンプ場内の手洗い場はお湯が使えます。また、建物の入り口が2重扉になっているので虫が入りにくい構造。そのおかげで清潔感があります。温便座でウォシュレット付き。なんでしょうか、キャンプ場なのにものすごくありがたさを感じます。
もちろん虫がいないわけではありませんが、森林キャンプとしてはトイレ内の虫が少なく快適でした。
オートリゾート苫小牧アルテンの宿泊施設
オートリゾート苫小牧アルテンのログハウスで宿泊したことはありませんが、外観がキレイで居心地も良さそうでした。「コテージ村」として区画分けがされており閑静な印象があります。
ログハウス(6人用)
キャビン(10人用)
デッキハウス(6人用)
ロフトハウス(5人用)
バンガロー(4人用)
キャンプ場近隣のアクティビティ
人口池・川
キャンプ場と温泉施設「ゆのみの湯」の間に人工池がありました。一部パネルが敷かれている場所があるので小さい子供もちょっとした水遊びができます。小さな巻貝やあめんぼがいました。名前が「あそんで池」。ダジャレ…?
また、キャンプ場内に川があります。一部区域での魚釣りは禁止されていますが、川は整備されており近くまで行けます。大きな川ではないのですが、川の流れが若干速いように感じました。
公園
滑り台に登ったりくぐったりできるコンビネーション遊具や、前後に揺らして遊べるロッキング遊具が置かれています。小学生くらいまでの子供たちは楽しめるかと思います。
こちらがロッキング遊具。我が家の子供たちは喜んでいました。
アスレチック広場
ザイルクライミングというネットの遊具がありました。そのほかに木のアスレチックもあります。周りでフリスビーやバドミントン、ボール遊びができるくらいの広さがあり、混雑することはなさそうです。
横にはテニスコートもありました。
センターハウス裏広場
こちらも広く、我が家はフリスビーやカイトを楽しみました。
レンタルハウス
ここでキャンプ用品や場内で遊べる自転車などのレンタルができます。もちろん有料ですが、キャンプ場内はかなり広いため自転車での散策もいいかもしれません。
そのほか敷地内にある温泉施設やパークゴルフ、乗馬体験、カヌーを楽しむことができます。
その他
ゴミは分別が必要ですが、すべて捨てていくことができます。コンテナにゴミを分けて入れていく仕様で収集場所が数か所ありました。
ペット同伴も条件付きですが利用可となってます。
11月~3月までの期間は一部キャンプサイト利用料が半額でお得です。我が家は電源サイトを活用してぬくぬくと「おこもりキャンプ」を楽しんでます。
苫小牧は積雪が比較的少ない地域ですが、サイトの雪かきもきちんとされておりました。混雑しないので冬キャンプはおススメです。冬のレジャーとしてワカサギ釣りができる沼が近くにあります。ちょっと距離があるので徒歩ではきつく、車での移動がいいかもしれません。
その他、苫小牧は海沿いの街ですがキャンプ場自体が丘や高い木々に囲まれているため、風の影響を受けにくいと感じました。
五つ星の高規格キャンプ場でファミリーキャンプを楽しもう
北海道を代表する高規格サイトの1つといわれるオートリゾート苫小牧アルテン。我が家はもっぱらゆったりキャンプを楽しんでおりますが、ここはアクティビティも充実しているキャンプ場。乗馬やカヌー・パークゴルフを思いっきり満喫したり、公園や川・池で子供たちと一緒に遊んで楽しんだり、滞在中何度も温泉でゆっくりすることもできます。
設備が充実していることや管理人さんが24時間常駐していて安全面での配慮もありがたいところ。初心者キャンパーさんも安心してキャンプを楽しむことができると思います。遊びと憩いの空間で思い出作り。我が家のお気に入りのキャンプ場です。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
TAKIBISM x ISHINOMAKIプロジェクトの第二弾!キャンパー垂涎のオシャレ焚火台が発売
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
徒歩キャンプや登山では必須!持ち運びしやすい温度計のおすすめ8選
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
伊吹山を一望できる関西人気No.1キャンプ場「グリーンパーク山東」がオープン!
柚木の川原(山崎川原)キャンプサイト詳細|無料キャンプができる都内の野営地を紹介
リビングでも焚き火気分を味わいたい!ちいさな火鉢とリアルな炎に癒される「炎色火鉢」が発売
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
とことん山キャンプ場でとことんキャンプ!いつでも何度でも入れる露天風呂でリフレッシュしてきました!
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
3面構造で炎の揺らめきを存分に楽しめる良コスパ薪ストーブがVASTLANDから発売
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ