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ダイソーのメスティン×五徳×固形燃料だけで自動炊飯できるのか実験してみた

ダイソーのメスティン×五徳×固形燃料だけで自動炊飯できるのか実験してみた

最早我々の生活に欠かせない「ダイソー商品」。最近ではアウトドアグッズにも力が入っているようで、様々な商品が陳列されています。その中でも特に話題をさらったのがダイソーのメスティン!一時期には店頭から姿を消すほど人気と注目を集めました。

もちろん、ダイソーなので安定のリーズナブルさがウリですが「実際の使い勝手は正直どうなのかしら…?」と一抹の不安を抱いた私。これは試すっきゃない!と、今回は実際に炊飯し、使ってみたリアルな感想をご紹介したいと思います。

「ダイソーへ行く度に気になってたんだよね~」という方は、本記事を参考にしてみてくださいね。

炊飯に必要な道具はダイソーで揃えられる

ダイソーの店内イメージ

キャンプで炊飯に必要な主な道具「メスティン・五徳・固形燃料」は、ダイソーですべて揃えられます。しかも、すべて購入してもさすがダイソー価格の【1,000円以下】!これはこれは主婦としてはハッピーこの上ないお値段。

しかし気になるのは「実用性はどうなのか」という点です。安かろう悪かろうとならないことを祈り、まずはそれぞれのスペックなどに着目してみました。

ダイソーのメスティンについて

話題商品のひとつ、ダイソーのメスティンを見ていきます。

スペック

外径サイズ 縦80mm×横150mm(ハンドル含むと255mm)×高さ(蓋含む)50mm
内径サイズ 縦77mm×横145mm×高さ50mm
底の厚さ 1mm
容量 500ml
材質 アルミニウム(本体・蓋・金具・リペット)、ステンレス鋼(ハンドル)、シリコーンゴム(ハンドルカバー)
価格 500円(税別)

まず箱を開けて驚くのが、想像以上に小さいということ。かなりコンパクトなので収納の観点からは嬉しいサイズ感です。パッと見た感じは、ダイソー商品と言われないと分からないくらいの完成度かなと思います。

炊飯は1合まで

パッケージに記載してありますが、ダイソーのメスティンは1合用として販売されています。また、炊飯のほかに炒め物・煮込み料理・小物収納への活用も紹介されていました。ソロキャンパーはもちろん、家族人数分を購入して使い分けるのもありですね。

シーズニングは必要・バリ取りは不要

メスティンといえば「使用前にシーズニングとバリ取りが必須」といわれています。しかし、ダイソーのメスティンはなんとバリ取りいらず!写真でお分かりかと思いますが、縁は手で触れても滑らかそのもの。ただ、アルミ臭軽減のためにシーズニングは行うのがおすすめです。

シーズニング方法は、鍋に米の研ぎ汁とメスティンを入れて煮るというもの。私はこちらの記事を参考に行いました。

スタッキング性

増えていくキャンプギア…もうこれ以上荷物を増やせない…。そんな方に朗報です。ダイソーのメスティンはそのコンパクト性を遺憾なく発揮してくれます。

我が家の場合【trangia ラージメスティン > Neelacメスティン > ダイソーメスティン】と見事スタッキング完成!これなら一度に3つのメスティンが持ち運べます。

ダイソーの五徳について

メスティンの陰に隠れた名アイテム、ダイソーの五徳を見ていきましょう。

スペック

サイズ(1個あたり) 縦7cm×横15.5cm
素材 鉄(亜鉛メッキ)
耐荷重量 2kg
価格 100円(税別)

実は五徳を使用するのが人生初となる今回。そのため他製品との比較は難しいですが、見た目のペラペラ感とは裏腹に、実際に持ってみると十分な重みを感じました。

サイズ調整は2段階可能

なんとこちらの五徳、サイズ調整が可能です。サイズは大・小の2段階。写真のように溝同士を組み合わせるのですが、大なら外側、小なら内側と簡易的な手法です。

外側同士を組み合わせた大サイズがこちら。我が家のメスティンを乗せてみたところ、trangiaラージもグラつくことなくしっかり安定していました。

そしてこちらが内側同士を組み合わせた小サイズです。ダイソーのメスティンを使用する際は、大サイズよりも小サイズの方がフィットするのでおすすめです。

縁は鋭利なので要注意

写真のシールで注意喚起されているように、五徳の縁は結構鋭利なので取り扱いには注意が必要です。実際に触れてみるとかなり細いので、気を抜くとケガの元になる可能性も。念のため軍手や手袋を着用しておくのが安心です。

スタッキング性

「もしかしてダイソーのメスティンに五徳が収納できちゃう!?」と期待していましたが、写真のとおり全然無理でした。とはいっても、五徳自体かさばる品ではないので持ち運びについては問題なしですね。

ダイソーの固形燃料

固形燃料までダイソーなの?と思われるかもしれませんが「ここまできたらすべてダイソーにしてやろう」というナゾの意気込みが湧いてくるものです。では、ダイソーの固形燃料について見ていきましょう。

スペック

サイズ 直径およそ5cm×高さおよそ3cm(筆者による計測のため誤差が生じる場合があります)
主成分 メタノール
燃焼時間 20~23分
内容量 25g×3個
価格 100円(税別)

五徳の横にひっそりと並んでいた固形燃料。3個入りで100円という値段は、ネット通販を見ているとちょっとお高めな感じですね。ただ、ダイソーなら他の品とまとめて揃えられるので、手間を考えるとお得にも感じます。

アルミ箔付きで受け皿いらず

パッケージに記載されているとおり、底部分がアルミ箔で覆われているので受け皿いらずというのも嬉しいポイント。

だけど、下にアルミホイルを敷くのがおすすめ

受け皿いらずなのは確かなのですが、実はまな板を敷いて調理したところ写真のように成分が付着しているのを発見しました。なので実際に調理する際は、固形燃料の下に使い捨て可能&不燃性のアルミホイルを敷くのがおすすめです。

実際にダイソー商品だけで炊飯してみた

ここまでご紹介したダイソー商品を使い、実際に炊飯してみることにしました。ちなみに調理手順はメスティンに同梱されていた「ご飯の炊き方」を参考にしています。

1.メスティンに米と水をセットする

メスティンに研いだ米1合と水200~220mlをセットし、15~30分置いて水を吸わせます。水を入れる際の目印を必死に探しましたが、とくに見当たらず。水はシェラカップ等で計るのがベストです。

2.固形燃料に火をつける

組み立てた五徳の中心に固形燃料を置き、チャッカマンなどで火を点けます。ちなみに固形燃料は五徳の下を通り抜けられるので、火を点けてから移動させてもOKです。

3.メスティンを五徳の上にセットする

五徳の上にメスティンをセットします。メスティンから煙がでてくると蓋が浮いてくるので、写真のように缶詰などで重石を置いてください。吹きこぼれが気になる方は、使い捨て可能なアルミホイルなどを敷くと後片付けが楽チンになりますよ。

4.炊飯後タオルなどで巻く

固形燃料の火が完全に消えたら、メスティンを逆さまにしタオルなどでグルグル巻きにします。あとはそのまま15分ほど蒸らせば完成です。

炊飯してみた結果

実際に炊きあがったお米はというと…ウ、ウマすぎ!!写真のとおり一粒一粒が煌びやかな光を放ち、何よりお米の甘味を感じる~という美味しさ。ダイソーとか何とかすべて忘れ、ただただ美味しいお米を頬張りつづけていました。

今回、ダイソー商品で炊飯してみた総評は…

ポイント

  • 使い勝手:〇
  • コスパ:〇
  • 米の美味しさ:〇

と、どこをとっても素晴らしいものだと思います。あとは「どのくらい耐久性があるのか」という点が気になりますが、こればかりは使い続けながら検証していくしかありませんね。

また、気になる焦げ付きについては写真のように全くありませんでしたのでご安心を。

ダイソー商品の凄さを改めて感じる

今回の検証でまじまじと見せつけられたダイソー商品の凄さ。定番キャンプギアのメスティンはもちろん、使い勝手のよい五徳や固形燃料など、実用性の高いアイテムが驚きの価格&満足度で買えるとはさすがダイソーさん。どんなワクワクが発見できるのか、ダイソーパトロールは今宵もつづきます…。

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  • 父ちゃん、小坊主2人、私の4人家族。ファミリーキャンプビギナーとして、さまざまな地へ車を走らせています。

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